日本明慧


提案:ニューヨークでの法律訴訟事件を利用して真相をはっきり伝えよ
——二つの訴訟事件:中国での迫害がニューヨークに及んだ具体的な事例

 文/ラ娜

 【明慧ネット2004年10月9日】最近、ニューヨークのマンハッタンの至るところで法輪功学習者、真相チラシと新聞が見られる。現地の同修、遥かに遠いところからやってきた同修の素晴らしさと世人を救い済度するその心を感じた。ほとんどあらゆるところに真相が伝わっている。感動すると共に、私は師父が私たちに、幅広く真相を伝える以外、更にもっと深く、もっと智慧をもって真相を伝えるよう指摘されたことを思い出した。「大法弟子の責任から見れば、多くのことに対して更に深く行わなければなりません。真相を伝えることは特にそうです。……皆さんは真相を伝える中で更に力を入れて、更に深くまで行い、真相をもっと良く伝えられるように、更にしっかり行わなければなりません。」(「2004年シカゴ法会での説法」)私は如何にもっと深く、もっと智慧を持って、如何にもっとよく真相をはっきり伝えるかの方面でもっと良く行うべきだと思う。真相をはっきり伝える方面での私たちに対する師父の要求を満たすことは、私たちが如何にもっと良く衆生を救い済度するかにかかわる。「更に踏み込んで真相を伝えることをもっと良く行うべきです。これは未来の人が法を得ること、衆生が救われること、旧勢力に対する否定と、邪悪とこの迫害を根絶することに関係しており」、「真剣に良く行ってからはじめて、多くの人を救うことができるのです」(「2004年シカゴ法会での説法」)

 ニューヨークで真相を伝えるとき、中国で行われている迫害が、ニューヨークの人と何の関係があるかと常に聞かれる。一部の人は迫害の残忍さを知り、彼らはとても同情しながら助けるだけの力がないと表し、また一部の人は同情するが冷たい態度である。また一部の人は、あなたが真相を伝え、聞いているように見えても、迫害と彼らの関係についてよく知らない。ここで、学習者に智慧をもって、人々にニューヨークのマンハッタンで起きた二件の法律訴訟について適切に話し合うことを提案する。この二つの事件は迫害が中国からニューヨークに及んだ具体的な事例である。法律を知らなくでも構わず、重要なのは、学習者は世人にこの二つの訴訟事件の背景を伝え、更にこれらの悪事を働く人と故意に偽りのニュースを掲載する新聞が既に法廷に訴えられたことを知らせることである。これも邪悪を暴露し、更に人々に良く真相を伝え、衆生を救い済度する一つの方法である。下記にこの二つの事件の大まかな背景、及び如何にこの二つの訴訟事件に対して、臨機応変に活用し、真相をはっきり伝えるかの角度についてみなさんに紹介し、交流する。

 * 誹謗/共謀事件:江氏集団のコントロールしている中国語のマスメディアを通じて迫害をニューヨークに及ぼした実例

 真相を伝えるとき、多くの人はこう質問する:どうして迫害がこれほど酷いのに、マスメディアは報道しないか?どうして多くの西側のマスメディアが報道しないかと聞かれるとき、私たちは適切に、江氏集団のニューヨークの中国語新聞に対するコントロールを、言論自由をコントロールし、またアメリカ新聞の自由を乱用する実例として説明できる。

 (1)平均3日1度、デマを飛ばし、誹謗中傷する文章を一つ掲載した

 1999年に江氏集団が法輪功を迫害し始めた後、華僑新聞は国内マスメディアが法輪功に対して泥を塗るのに協力して、ニューヨークで3年あまりの期間で300余篇の嘘を捏造した。悪意をもって法輪功を中傷し、化け物化した報道を掲載した。

 (2)新聞を利用して迫害を行い、どんな悪辣な手段も用いた

 華僑新聞は傅怡斌の殺人事件に対する報道などのシリーズの文章を掲載した。読者に法輪功に対して憎しみを起こさせる報道であれば全て掲載した。例えば、法輪功を殺人鬼、精神病患者、テロリスト、焼身自殺者などと結びつけた報道など。

 (3)9・11テロ事件を利用して、法輪功学習者に対する華人の憎しみを煽動した

 星島新聞と華僑新聞は気脈を通じていた。9・11の貿易センタービルのテロ事件から数日も経たない2001年9月20日、星島新聞はカラーで一面を利用して、世界急進派が如何に世界の壊滅を主張しているかの文章を掲載した。星島新聞のこの文章は法輪功学習者を所謂急進派の一つと大きく報道し、また天安門焼身自殺事件を例として取り上げた。星島新聞のこの文章では、アメリカで有名なマスメディアであるCNNテレビ局が焼身自殺の過程を撮影したと言いふらした。CNNはかつてはっきりと、公にこんな言い方と宣伝は偽もので、間違っていると指摘した。

 (4)事件の現在の進展状況

 事実は結局事実で、うそは結局あばかれる日がある。江氏とかれの同僚の企みは、法輪功学習者が自分の誠実な心と善良な行為で周りの人に真善忍を修める人らの身に起きた不思議な事実を伝えることを永遠に停止できない。これも正に原告の法輪功学習者がどうして連邦第二巡回法廷が地方裁判所の判決を支持すると決定した後、アメリカ最高裁判所にこの事件の審理を受け取るように希望する申告書を提出する理由である。この申告書は11月の初め、弁護士より最高裁判所に提出される。

 * 6・23殴打事件:暴力がニューヨークに及んだ実例

 ニューヨーク人にはチャイナタウンを知らないひとがいない。彼らの多くはかつてニューヨークのチャイナタウンで中国料理を食べたり、中国の品物を買ったりしたことがある。ニューヨークに観光に来た人さえも、多くの人がニューヨークのチャイナタウンを訪れるよう特別に按配される。なので、話がチャイナタウンに触れると、みな殆どしらない人がいない。もし真相を伝える相手が既に法輪功の平和性について理解していれば、法輪功学習者が迫害開始以前にもずっと平和的にチャイナタウンの公園で煉功していたことに話題を移せる。然し1999年に江沢民が法輪功に対する迫害を始めてから、思いがけない事が発生した。

 (1)江氏と彼の同僚は海外の華人をコントロールして、洗脳し、憎しみと恐ろしい環境を作り上げた

 迫害開始後の昨年の6月に、一部の学習者はチャイナタウンに行き、合法的で、平和的な方法で人々に江沢民と彼の同僚の法輪功に対する迫害を説明した。然しこの数年間、いくつかの華人メディアが江氏集団にコントロールされ、一つの新聞は3年間に300余の法輪功を誹謗する文章を掲載し、数多くの華人はこれらの文章の毒害を受けた。

 (2)梁冠軍は先頭に立って学習者の資料と物品を破壊した

 学習者らが自分のお金で印刷した資料とポスターに対して、梁冠軍を先頭とする一群れの暴徒らは、奪ったり、引き破ったり、引き裂いたりした。学習者が持っていた煉功音楽を流す機器も引き破って、壊した。

 (3)梁冠軍は先頭に立って、法輪功学習者を殴り、罵り、下品な動作を行使した

 ひいては、ちょうどポスターを手に持ち上げたとき、学習者は梁冠軍を先頭とする輩に殴られて、鼻があざだらけとなり、顔がはれあがり、服も引っ張られて破れた。これらの人は殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない、平和な法輪功学習者に対して暴力を振るい、下品な動作を行使した。また聞くに堪えない下品な言葉でののしった。法律が健全でない国家で発生したと思われがちたが、これは確かに民主をあがめ尊び、宗教の自由と言論の自由、基本的人権を守るアメリカの国土で、ニューヨークのマンハッタンのチャイナタウンで発生した。このようなごろつき者らを利用して、法輪功学習者に暴力を振るい、迫害する事件は昨年の6月に公然と自由の国土で発生した。

 (4)アメリカ国会衆議院は既に2004年10月4日に304号決議案を可決して、中国政府がアメリカで法輪功を修煉する権利に対して干渉することを直ちに停止するよう要求した。

 アメリカ国会304号決議案はフロリダ州の国会議員のIleanaRos-Lehtinen女史より提案され、75人の国会議員により共同で発起され、10月4日の夜にアメリカ国会衆議院の議員全員により一致可決された。決議案では6月23日の殴打事件についてこう書かれた:「2003年6月23日に法輪功学習者がニューヨーク市の中国レストランの外で、アメリカに住む、中国政府と関連する人の攻撃を受けたことに準じて、」と。304号決議案はアメリカ大統領に、基本的人権に対して侵犯する中国に向けて、正式に抗議を提出するよう;アメリカ法務部長に中国領事館官員のアメリカで不法に法輪功学習者を妨害することに対して調査し、適切な法律行動を取るよう、またアメリカ政府に法輪功を支持し、国会と法務部長、及び国務長官に中国代表メンバーによるいかなる圧力やかき乱し事件についても告発するよう要求した。

 (5)法律方面での進展状況

 法制国家で、不法行為を行い、暴力を振ると法律的責任を負うべきである。マンハッタン地区検察官が引き続き刑事調査を行うとき、法輪功学習者は今年の6月22日に梁冠軍らに対して民事訴訟を行い、梁××などを殴打、攻撃、共謀、誹謗、わざともたらした精神傷害罪、民権法違反の6項の罪名で告訴した。

 自由で、民主な、人民の基本権利を守る社会で、一人一人は今回の法輪功学習者に対する迫害事実を知る権利を持ち、迫害事実を認識する機会を持つべきである。今回の迫害は未だに発生しているが、大衆がみな今回の弾圧の邪悪の本質に対して理解できるとき、この迫害も継続しえないだろうと思う。


(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2004/10/9/86137.html