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私のお金を盗んだ人に真相を伝える

 【明慧ネット2004年10月20日】

 1. 私のお金を盗んだ人に真相を伝える

 文/中国大陸大法弟子

 2004年8月中旬のある日の午後、私はタクシーを運転し、県庁のある町で営業をしていた。1人20代の女性が手を挙げて、農村に戻りたい旨を私に言った。交渉して運賃を決めた後、私は車をガソリンスタンドに向かって走らせた。給油中、私は、女性が車内で慌ただしくお金をバックの中にしまうところを見た。その時、私は特に気にしなかった。私はただ、今回の道のりは長いので、きっとこの女性に真相をはっきり説明できるだろうとしか思っていなかった。

 車をガソリンスタンドから走らせてから、ふと私は、手持ち金庫の中のお金が少なくなっていることに気付いた。車内には私達しかいないので、お金の行方は明らかだった。その時、私はこの女性はこれほど酷く、彼女に真相を説明する必要性があるのか疑問に思った。しかし考えてみると、師父は私達に真相をはっきり説明するべきだと教えてくださり、衆生済度に区別するような心があってはならないので、「救えるなら救うです」(《2004年シカゴ法会の講法》)と思い直した。この女性は今私お金を盗んだが、この原因はもしかしたら前世に彼女に借りがあったかもしれず、だとすれば尚更彼女に真相を伝えるべきだと思い直した。

 道中、私は絶えず彼女に真相を伝え、そして彼女から投げ掛けられた疑問にも答え続けた。やがて、彼女は法輪大法の素晴らしさを知り、悪い警官の凶暴さ、および江沢民集団が全世界の人々に向って全くのでたらめな情報を流し続けてることを知った。「この法は実に素晴らしいです。父や母にも修煉させたいと思います」と彼女は言った。私は「たとえ一人だけ修煉したとしても、家族全員が利益が得られますよ」と笑いながら彼女に言った。

 目的地着いて、女性が下車するとき、10何元余分に取り出し、私に多く払おうとした。

 私ははっきりと、これは彼女が盗んだお金を弁償しようとしているのだと分かった。私は「こんなに多くていりません。私は6元だけを受け取ります」と彼女に伝えた。すると女の子は感動した様子で「あなたは本当にいい人ですね」とつぶやいた。私は「もしあなたが私をいい人だと思ってくれるなら、それは私が法輪大法を修煉した結果ですよ。どうかしっかり覚えて下さい。『法輪大法は素晴らしい』と」と言った。

 女性は「しっかり覚えました。それから、私はこれから父や母に伝えなければなりません『法輪大法は素晴らしい』と」と話した。

 帰り道、さきほどの真相を伝える過程を思い出すと、言い表しにくい喜びが心に満ち溢れた。また1人の縁がある人が、真相を知ることができた。


 2. たとえ小さな善行でもしたほうがいい

 今朝朝食を食べる時、後ろにいた人が法輪功について話しているのを耳にした。後ろを振り向くと、七、八十歳のおばあさんが二人の若者に法輪功の真相資料を配っていた。若者二人は受け取らず、逆に公安に捕まるつもりなのか?とおばあさんに聞き返していた。おばあさんは続けて説明していた。

 私は椅子を一つ持ってきて、丁寧におばあさんを誘い、それに座らせた。若い女性の方は、彼女より更に若い私が丁寧におばあさんを扱うのを見て、おばあさんから真相の資料を受け取った。男性の方は席を離れた。私は資料の表題が『善縁』であるのを見て「『善縁』?善の話ならきっといいお話でしょうね」と言った。私が言い終えるとすぐ、あの男性は戻って来て、真相の資料を持って行った。全部で2分もかからなかった。


 3. 執着を捨て、様々な方法で真相をはっきりと伝える

 文/中国大陸大法弟子

 私達は法を正す時期の大法弟子なので、しっかりと法を証明するべきである。要するに、より多く法を学ばなければならない。これは真相説明や法を証明することの保証になるのである。以下は私が修煉から得た体験であり、同修と交流し検討したい。

 以前の私は臆病な人で、夜はあんまり外出しなかった。しかし真相説明のための垂れ幕を掛けるときは、いつも深夜に出かける。当初、邪悪がまだ凶暴だったとき、私たちは深夜まで悪警官が眠るのを待ち、師父の法身の保護のもと、毎回順調に垂れ幕を掛け、無事家に帰ることができた。一眠りしてから煉功していた。家族でさえ、私が外出したことに気付かなかった。

 修煉を始めてから、私は毎朝、業力の消去がある。しかし慈悲深い師父は、このときは、私に業力を消すことによる苦痛を消してくださった。

 これ以降、私は垂れ幕を掛ければ業力を消去することによる苦痛から逃れられるという誤った観念を持ち始めた。この執着により、垂れ幕を一緒に掛ける同修が捕らえられた。これらの問題に対して、私は心を静めて法を学んだ。法を学ぶことによりこの執着の心を取り除くことができ、そして、なぜ師父が毎回講法で法を多く勉強するように私たちに教えるのかを悟ることができた。

 「法は全ての執着、全ての邪悪、全ての虚言を破ることができ、法は正念を固めることができます」(『妨害を排除せよ』より)。私は執着を放下し、また真相資料を配り始めた。世間の人々に大法がすばらしいと伝え、師父の教えてくださった三つのことを、私たちは十分に力を尽くすべきです。私たちは師父の弟子だからです。

 ある日、学習者から電話があり、師父の講法ビデオを見ましょうと誘われた。誘ったのは私の親族であり、私の自身も執着心があったので、法理上から考えることをせずに行くことを決めた。しかし、そのとき私の家族は、私がある場所に行って殺される夢を見たことを私に教えた。私はその話を聞いて、心を落ち着けてよく考えた。師父が家族の口を借りて、私を悟らせようとしているのだと思った。その後、その親族は捕らえられて転化させられ、邪に悟ったこと、また彼は悪人と共謀して私を欺いて洗脳クラスに送ろうとしていたことを知った。師父が私を気付かせてくださらなければ、私は洗脳クラスに送られ、本当に殺されていたかもしれなかった。

 法を証明する過程で、慈悲深い師父は何度も私を助けてくださいました。私はまさに「弟子の正念が強いなら、師父には回天の力あり」(≪洪吟(二)≫)を体験した。私の会社の同僚は邪悪の嘘に騙され、大法に対して誤解があった。私が彼女に真相を説明すると、彼女は「大法は素晴らしい」ものであると理解した。ある日、彼女が大勢の人と一緒に話しているとき、「法輪功は素晴らしいのです。真善忍を修めてよい人になることを教えているのです。テレビの宣伝は絶対信じてはいけません。それらは全て嘘です」と話した。その時、一人の警官がいた。その警官は彼女に法輪功をやっていのるか尋ねた。彼女は「法輪功はやってません。でも、法輪功がよいものだということは知ってます」と答えた。その警官は何も言わなかったという。

 また彼女が仕事を終えて家に帰る途中、「法輪大法は素晴らしい」と書いてある所の後ろに大法をそしる言葉が書かれていることに気付いた。彼女は、それらの良くない言葉の全てを消した。何日か経って、彼女が「福報を得ました」と私に話した。彼女が大法をそしる言葉を全て消した日の前日、彼女の主人は会社を解雇された。その時、つてを頼ったが連絡が通じなかった。翌日仕事に行ってみると、社長が彼を残らせることに決め、さらに給料も上げてくれたという。彼女は大喜びだった。本当にそうだ。50人近い人が職場を離れることになり、さらに今は職探しも難しい。これは本当に世間の人は目覚めて大法を護ることによって得た福報である。

 以上の不足が有るなら,皆様の慈悲による指摘を御願いしたい。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/10/20/87067.html