日本明慧


李秋侠が2000年に警察に連行され、第261病院の精神病科で遭った迫害の経過

 

文/大陸の大法弟子 李秋侠

 【明慧ネット2004年10月30日】2000年6月4日、私はある軍隊に所属している農場から強制的に解放軍第261病院の第三精神病科に入れられました。ここは、3つの大きな鉄門があって、窓の上にはガード・レールもあります。30人以上の患者が約50-60㎡の活動室に入れられていて、毎日午前中は1時間程度の戸外活動時間があります。

 病棟に着いた途端に、看護婦が殺人鬼のようにやってくると、がっしりと私の服を捉えて下へぐっと引き下ろそうとし、患者服に着替えるように強要しました。私は彼女に、「私は患者ではありません。恥を知っているので、部屋の中なら服を着替えられます、少なくともトイレが必要です。」と言いました。その後すぐ、医者が私を呼び出しました。楊姓の女性の医者は私に:「あなたはどんな病気があるのですか?」と尋ねました。私は、「私は、病気はありません」と答えました。彼女は、「病気がないならどうしてここにきたの?」と質問しました。私は、「私は法輪大法を修煉しているので、迫害されています。それで、ここに送られてきたのです。」と答えました。また自分が煉功したことで体得したことを話ました。彼女は、「精神病患者は皆自分が病気ではないと言うのだ。法輪功を修煉するなら偏屈だ、精神病だ。まず、3ヶ月間の治療をする。」と言いました。

 それから、毎日強制的に大量の鎮静剤、安定剤などの薬(全部で13粒)を飲ませられました。「私は患者ではありません。薬を飲むことに協力できません。」と言うと、看護婦は、「薬を飲まないと駄目だ。」と言いました。私が薬を床に投げて、足で踏み潰すと、彼女たちは頭を押さえつけて床の上の薬をなめさせようとするので、私も抵抗しました。それから、毎日薬を飲む時、彼女たちは私を柱に縛ると、細かくすられた薬を、パイプを使って鼻から流しむようにしました。毎日服薬後は、患者達は昼間なのに、みんな意識がぼんやりしてもうろうとしている。元気がなくて、テーブルの上に伏せたり、椅子の上で横になったり、床の上で横たわって寝ている人もいます。(昼間病棟が施錠するため、活動室しか入室できない)しかし、私は少しも眠気がなく、相変わらず心の中で本を暗唱し、患者に真相を伝えて、自分の心身受益の体得したことを話します。ある日便所に行って、糞の中にピンクと白いものがあることに気付きました。よく見ると、意外にも、薬の錠剤の粒だと確信でき、たちまち、私は熱いものが全身をしっかり通りぬけるのを感じました、心の中は黙々として:「弟子の私、先生に気を使わせて、ご苦労をかけました。」

 晩には、私は時間通りに煉功します。私を監視するため、看護婦は私のベッドを通路の方向に移動しました。そのために、私が立ち上がるとすぐに見つかります。私は大法弟子として時間通りに煉功することが必要だと思います。煉功すると、看護婦は制止しに来て、私をベッドの上に倒します。しかし彼女が離れると、私はまた立ち上がって引き続き煉功します。このようにしていると、昼間彼女たちは2本の針を私のこめかみのつぼに刺し、電極を針に繋いで、電気を流すようにしました。毎回電気を流す前に、私は厳粛に彼女たちに:「あなた達がこのようなことをするのは大法弟子に対する迫害です。これは罪です。」と言いました。しかし、彼女たちは:「あなたが煉功しなければ電気を流さないよ。まだ煉功するのか?」と質問します。私は:「人間は真理を認識した時、彼の信念を変えることができるものがありません。大法は私の心身を浄化してくれたので、私は大法を放棄することはできません。」と答えました。彼女たちは:「どんな力があなたに生死を顧みない信念を堅持させるのか?」と不思議そうに聞きました。私は彼女たちに:「それは法輪大法です。李洪志先生は私達に大法を教えられました。大法弟子は嘘を言ってはいけない、そしていかなる時も他の人を思いやるべきです。」と答えました。毎回電気を流す時、彼女たちは私を椅子に縛ると、私も心の中で先生を呼んでいる。だから電気が流れる時、苦しくて、頭の中は真っ白になり、体はひっきりなしに震えるし、頭も揺れ動いているが、しかし辛抱することができます。彼女たちはこれでも私の心を変えることができないのを見ると、もう私を苦しめようとしませんでした。彼女たちはそっと私に:「今朝、仕事の引き継ぎをする時、私達はあなたが煉功しているのを見ていないと言っている。」と言います。私も心から:「ご理解していただき、ありがとうございます。」とお礼を言いました。

 以前、病棟の掃除をすること、碗を洗うことなどは、看護婦が順番に患者を当番として指定していました。私が入った後、毎日午前5時過ぎから通路、活動室、洗面所、そして私の所属部屋をきれいに掃除し、碗を洗うこととごみを捨てることなども自発的に行ないました。それ以外にも看護婦と一緒に各病棟の片付けをし、患者と心を打ち解けて話しをし、大法で指導を行うと、彼らは正しく疾病に向かい合い、人生の苦しみと不幸に対応しました。大法弟子の修煉のストーリを教えてあげて、彼女たちを激励すると、治療に協力して、早く回復します。患者達は:「大法はこんなにすばらしい。前からあなたに出会っていたら、私もあなたと一緒に法輪功を学びにいく。」看護婦達は私を“定員外の看護婦”と呼びます。私は、これらのことはすべて大法が私に与えた知恵と能力だと思っています。

 8月6日、看護婦長は:「あなたは自分のものを片づけて、退院の準備をしてください。」と私に言いました。私はそっと彼女に聞きました:「3ヶ月の治療のコースではないのですか?」彼女は:「あなたは知らないでしょうが、最近いつも電話があって、米国、カナダ、オーストラリア、国内のも、まだある。政治処は『私達は我慢できないから、人が調べに行くと言っている』って言っいた。」と言いました。私は:「電話では何を言っていましたか?」と質問した。彼女は:「その電話には:あなた達のところには李秋侠と呼ぶ人がいるか?大法弟子は精神病ではない、あなた達はどうして彼女を精神病患者にするのですか?

 私達はすでに国際的な精神病調査グループを創立していて、すぐにもあなた達の精神病院に調査しに行くから、すぐに彼女を退院下さい、そうしないと、後の結果はどうなるかわからないというような電話。またあなたを退院させないと、大変なことになるから。あなたはすぐにここから出てください。」こうして、私は職場に戻され、また家に帰えりました。
2ヶ月のごく短い過程を通して、私が悟ったことは:「大法弟子として、いかなる環境に関わらず、正念に応じて行って、苦しみの中を歩いたことである;大法弟子は1つの全体で、国外、国内の弟子の声援がなければ、私も早めに今度の苦しみを終えることはできないでしょう。」
以上の話は、5年間の間の一瞬だけ。数年来、自分は風雨の中で今日まで歩いてきました。今後、私は大法弟子の三つの事を引き続きしっかりと行って、先生の正法の過程について行き、修煉の大きい道で、しっかりと歩き続けます。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/10/30/87980.html