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「不撓不屈の精神」絵画展はマンハッタンで展示する(写真)

 

 【明慧ネット2004年10月29日】(明慧ニューヨーク発、黄凱莉記者)「不撓不屈の精神」絵画展が28日、マンハッタンのナショナル・アート・クラブ(The National Arts Club)で開幕し、11月8日まで展示公開する。

      展示に参加する部分の画家 開幕式で挨拶する、ナショナル・アート・クラブ館長のジェームズ氏

 今回の絵画展はほぼ西洋の伝統油絵を主として、彫塑と中国伝統の中国画もある。作品は法輪功学習者が暴力の鎮圧と迫害に直面する善と忍を描いている。この特殊な歴史時期を記録して、彼らは「不撓不屈の精神」で人間として最も基本的な権利と尊厳を獲得し、自己の真価を探し、歴史が奏でる悲壮ゆえ光り輝く絵巻を作り上げた。

       張昆侖教授と彼の作品      展示会場内

 絵画展に参加した芸術家の池農深女史の紹介によると、展示作品はすべて写実だ。題材は完全に現実の生活に取材している——中国で発生する法輪功学習者に対する迫害、現れた内容の内包はとても深く、一枚一枚の作品はすべて人の心を揺り動かす力がある。参加している芸術家自身の創作過程も精錬が満ちている。

 池農深さんは言う「絵画展に参加している画家の中にかつて中国で自ら迫害を被ったのは4名いて、刑務所に閉じ込められたことがある。例えば張昆侖さん、このでたらめな迫害に直面して、芸術家は自分で体験した法輪大法のすばらしさと迫害の残忍さを表現した。彼らは更に多くの人にこの事実の真相を知らせることを望んで、共に立ち上がってこの悲劇の継続を阻止している」。

                      展示された一部の作品

 「劉成軍のストーリ」と言う題名の展示作品がある。池農深さんはこの作品について話す。「劉成軍さんは法輪功学習者で、中国で、彼はテレビを利用して法輪功の真相を挿し込んで放送する先駆者だ。作品の中から見ることができて、彼は椅子の上で縛られて、足もとにすべて邪悪な悪魔の顔だ。その他に、あたたかい手と一筋の光は画面の左上角から伸ばして右へ角に伸ばした。彼の頭は上へあお向けて、彼の表情が見えないが、彼の体に血痕と傷跡がなくて、彼の身体から彼がとても残酷な迫害を受けることを見抜くことができる。しかし彼はそして屈服することなく、向上する心を持っていた。

 もう一枚の作品「なぜ」は、一人の小さい男の子がかごの中に入っていて、茫然とした表情で、大きいな目には恨みもなく、恐れもなく、涙もない。目じりに傷があって、体に血痕がある。母親は足かせをつけられ、地面に横たわっている。作者の汪衛星女史は、これは彼女の友達の息子のことだと言う。男の子の表情から、人々は感じることができる、子供が小さい年齢で、刑務所の中に母親と長くいて、学習者が迫害を受ける状況をいつも見て、彼はもう恐れることはなくなった。しかし、彼が本当に分からないのは真善忍に従って良い人になっているのに、どうしてこのようにひどい苦難に遭うのか、ということだ。

 百名以上の地域の人士や華僑、芸術家、法輪功学習者などはその夜の開幕式に出席した。その中にナショナル・アート・クラブ館長のアルドン・ジェームズ氏(Aldon James)もいた。彼は、電話をかけてきて脅してきた人物がいたことを明らかにし、法輪功の絵画展の場所を提供しないで、今回の展覧をキャンセルするように言われたという。

 ジェームズ氏は開幕式上でこう話した。「私達はいかなる圧力にも屈することはできない。私達はこれまでずっと自由に意見を表現する権利を尊重し、支持している。私は芸術的な形式を支持するのであって、暴力で意見を表明してはいけない」。

 ジェームズ氏は今回の絵画展は芸術性が高く、伝える情報もとても強くて、多くの人は見に来るだろう、と話している。

 ナショナル・アート・クラブは創立156年の歴史がある。米国大統領4人がかつてこのクラブ会員だったことがあり、その中にはケネディ大統領もいた。多くの有名な作家の作品が展示されたことがある。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/10/29/87913.html