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「610暴力集団」の“反テロ”宣言について

 

 文/古安如

 【明慧ネット2004年10月22日】今年十月の初めに、江沢民の命令に従って1999年6月10日に設立された「610事務局」がこれからの反テロ作戦にも参加するというニュースは海外の複数のメデイアで報じられた。この主に残虐な暴力手段を用いて平和的な法輪功学習者を迫害することによって有名になった「610事務局」の反テロ宣言は、多くの人を驚かせさせた。評論家の言葉を借りれば、「これはまるでビン・ラディンが反テロを宣言することと同じである。」

 以下の二つの事件は明慧ネットに最近報道されたもので、これらには、江沢民の“名誉を汚し、経済を潰し、肉体を消滅させる”という政策を忠実に実行している610暴力集団の素顔がはっきりと暴露されている。

 明慧ネット10月18日に報道された遼寧省本溪市からの情報によると、本溪市の「610事務局」は9月18日の夜中に100台のパトロール・カーと500人あまりの警察官を動員して、市民の住居に侵入して50名の法輪功学習者を連行した。以前の法輪功学習者で、70歳の王連英さん(1999年7月20日以後修煉を止めた)は、当日の夜に暴行により殺された。王さんの遺体が嘔吐物で汚されており、顔には血が付いており、顔の半分が腫れ上がっていた。また、法輪功学習者の鄧玉林さん、騰洪涛さん夫婦は警察に追い詰められてビルから飛び降りる時に大怪我をしたが、治療を受けさせてもらえず、そのまま拘置所に入れられた。その他の不法に連行された法輪功学習者は全員強制洗脳センターに入れられた。

 この事件の20日前、明慧ネット9月27日に報道された四川省重慶市からの情報によると、法輪功の修煉によって重病から解放されていた法輪功学習者が、「610事務局」の恐喝、脅迫、残酷な迫害により、心身ともに深く傷害を受け、再び病気を患い、1000人あまりが亡くなった。他に洗脳センター、拘置所、労働教養所で迫害を受けて残酷な拷問により体に障害を残されている法輪功学習者は1000人を超えており、更に法輪功学習者の家族は「610事務局」からの脅迫、恐喝などの精神的恐怖により病死した人が数多く居るとのことである。

 この五年の間に、「610事務局」という暴力集団は、全国の至る所で法輪功学習者に対して残虐極まりない迫害を行ってきた。それにより、少なくとも1084人の法輪功学習者が迫害により死亡した(2004年10月まで)。また、10万人以上の法輪功学習者が不法に拘留され、少なくとも25000人の法輪功学習者が不法に刑務所に入られた。数千人の法輪功学習者は強制的に精神病院に入院させられ迫害された。10万人以上の法輪功学習者は不法に労働教養所に入れられた。

 この中国大陸で起きた数千万の“真、善、忍”を原則として修煉している法輪功学習者に対する残酷な迫害活動に関して、一部の人々はまだ疑問を抱いており、その恐怖に対して明確に認識できていない。これこそ、江沢民暴力集団の恐ろしいところである。江沢民集団は残虐に法輪功学習者を殺害すると同時に、無数の嘘を作り、人々を騙して、迫害の事実を隠して罪を逃れようとしている。

 一方、この5年の間に、世の人々に法輪大法の素晴らしさと残酷な迫害事実を知ってもらうため、法輪功学習者は死の危険を冒してまでも、様々な困難を克服し、始終一貫して平和的、理性的に人々に真相を伝え、世の人々の良知と勇気を呼びかけて迫害を制止することに努力してきた。

 善悪には報いがある。邪悪な者が裁かれる時、善良な人々は必ず幸福に報われる。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/10/22/87207.html