日本明慧


《権代法》で国民の合法的権利を剥奪

 文/清言

 【明慧ネット2004年11月5日】法輪功が政治に参与しているという「大きなレッテル」を被せて学習者を弾圧するための手段に利用した江氏の迫害は、完全に嘘とでたらめによって作り上げられました。

 『 法輪仏法“精進要旨”』−(修煉は政治ではない)には、「一人の修煉者は、本職の仕事をきちんとこなすということ以外、政治、政権などに興味を持つはずはなく、さもなければ決して私の弟子ではありません。」と明確に書いてあります。本文は、最近大陸の一部の地域で公然と法輪功学習者の合法的な権利を侵犯し、一部の官吏が法を知りながら法を犯している事実を暴露しています。したがって、この文書をお読みになる方々は、法輪功に対する江氏クループの迫害違法行為の真相が見えてくると思います。

 最近、中国大陸の一部地方自治体は、いわゆる“民主選挙”を行っています。これらの「見本プロジェクト」の信用度は、論ずる余地もないものです。山東省の一部地方の“選挙”では、法輪功修煉者を完全に選挙人の名簿から外しています。実は、これらの公然と法を犯す行為は江氏が法輪功に対する迫害を開始してから、すでに目新しいものではなくなっています。ある《人民代表大会》代表、政治協議委員など各級官吏の中には法輪功に対する信念を貫いた為、不法に免職された人もいます。

 江氏グループは、このように知恵を絞って作り出した法輪功に対する中傷が人々の心を何時までも騙し続けることができるとでも思っているのでしょうか?あるいは法輪功学習者が「真善忍」に基づき、良い人になろうとしている真相がすでに人々の心中に染み込んでいることを恐れているのでしょうか?あるいは主要指導者の一員でありながら国民を食い物にしている汚職官吏の部下に対して自信を無くしているのでしょうか?そうでなければ、政治にまったく興味を持たない法輪功に対して何故“警戒に警戒を重ねている”のでしょうか?

 皆さんがご承知の通り国民の政治上の権利は、法律によって保障された範囲内の全ての人が有するものです。しかも、これは別に政治に参与するということではありません。《刑法》の中の政治上の権利を剥奪するということは、すべて刑事犯罪であり、裁判所から法律に基づき判決を下されるべきものです。それにもかかわらず、江氏はなお《権代法》で公然と法輪功学習者の政治上の権利を剥奪しています。これは中国の法律史上とても悲しむべき残念なことの一つです。

 《憲法》第三十四条には、「中華人民共和国の満18歳の公民は、民族、人種、性別、職業、家庭、宗教信仰、教育レベル、財産状況、居住期限に関わらずすべての国民は選挙権と被選挙権を有する」と、規定しています。しかし、法輪功学習者は中華人民共和国の国民としてのこの権利を剥奪されています。

 《中華人民共和国村民委員会組織法》第十二条の中でも、これに対して明確に規定しています。しかも、第二十条には、自治体規程、村規約及び村民会議あるいは村民代表が討論して決定した事項は、憲法、法律、法規と国家政策に抵触してはならない、村民の人身権利、民主的権利と合法的財産権利を侵犯してはならないと指摘しています。

 おわかりのように、これらの江氏官吏らがやっている全てのことが、法を知りながら法を犯しています。これらの江氏政治のごろつきグループは、法律を無視して気が狂ったかのように法輪功に対して「名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させる」、「打ち殺してもただであり、打ち殺して自殺にする」、「身元確認を要せず、直接火葬する」などの絶滅政策を実施してきました。数年来、江氏の《権代法》は、選挙の中での法輪功学習者に対する基本的権利の剥奪事件だけに止まらず、限りなく法輪功学習者の生命と人身の自由を剥奪しました。今なおすでに少なくとも1100余名の罪のない法輪功学習者が迫害によって死に至り、数十万人が監禁されて残虐な迫害を受けています。

 最近、中国最高人民検察院は、いわゆる「国家公務員に対する職権を利用して犯した人権侵害事件調査処分」という専項活動を展開しています。ここ数年、法輪功修煉によって江氏グループに残酷な迫害を受けて来た多くの法輪功学習者たちが申し立てを行っています。江氏グループは、意外にも警察、検察、裁判所に極秘の口頭文書を伝達し、これらの司法部門に法輪功学習者の起訴、告訴を受け付けないように指示を出しています。しかも、これらの部門は恥知らずに「告訴を受理しないことは確かに違法ではあるが、×××との上下の歩調を合わせるためには、必ず政治任務として成し遂げなければならない。誰かがこれらの案件を受理した場合は必ずその責任を取らなければならない。」と、言っています。

 江氏グループはこのような様々な公然として法を知りながら法を犯す事件に耳を塞いで外部に向けて「法治」、「人権保障」を叫び続けていますが、これはただのカモフラージュに過ぎません。

 ここで、私たちは積極的に江氏グループに追随している官吏らに厳粛に警告します。あなた達が江氏に追随して法輪功迫害に参与してやった全ては違法であり、誰一人として法律と道義の厳重な懲罰から逃げることはできません。江氏とその共犯者は、法輪功に対して犯した「群体絶滅罪」、「反人類罪」、「残虐な体刑罪」などの犯罪はすでに世界の十数ヶ国で正式に訴えられています。中国大陸で法律によって犯罪者を制裁する日が近い将来必ず訪れると確信しています。

 関係官員らが公民の合法的権利を侵害した罪に関しては、関連部門が法律に基づき、法律に違反する官吏を厳重に懲罰し、法律の公正を取り戻すことを期待しています。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/5/88390.html