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韓国:忠清南道議会は高成女釈放要求の決議案を満場一致で採択した

 

文/韓国法輪功学習者

 【明慧ネット2004年11月12日】2004年11月12日大韓民国忠清南道議会に所属する36名の議員は、法輪功を修煉したため2004年5月から黒龍省佳木斯市労働教養所に拘禁されている韓国人妻高成女の即時釈放を求める決議案を満場一致で通過させ(中国に)要求した。

 これは、2004年9月13日忠清南道天安市議会が満場一致で高成女の釈放要求決議案を採択した後の上級議会での決議案である。この決議案はすでに中国外交部長、黒龍省省長、佳木斯市市長、佳木斯市労働教養所所長に郵送された。

 高成女は2003年5月18日忠清南道天安市の住民郭炳浩と、中国黒龍省佳木斯市で中国の法律に従って結婚した。韓国に来る手続きをする際、高成女は法輪功を修煉していため中国公安に不法逮捕され、今まで釈放されてない。

 韓国各界人士からなる「高成女救出委員会」は、世の人に中共江氏集団が法輪功学習者を迫害する事実の真相を伝え、一日も早く高成女を釈放させるために、法輪功学習者と共に全国で模擬酷刑展示を行い、市民の署名を求めた。

 今まで、韓国では5万人以上の人が高成女を救出するために自発的に署名した。韓国国営テレビ局KBSのニュース、聯合新聞、NEWSISなど韓国の主なメディアもこのことについて報道した。


*中国で不法に拘禁されている韓国人妻高成女を釈放するよう促す忠清南道議会決議案(訳文)

−われわれ忠清南道議会全員は、法輪功学習者であるという理由だけで、忠清南道天安市に居住している韓国人郭炳浩と結婚している中国籍の妻高成女を、貴国が2004年5月から黒龍省佳木斯市労働教養所に不法に拘禁していることに対して深い遺憾の意を表す。われわれは高成女の釈放を求める「高成女救出委員会」の活動を積極的に支持する。

−われわれ忠清南道議会全員は、天安市議会が2004年9月13日満場一致で採択した高成女釈放の要求に関する決議案を積極的に支持する。

−われわれ忠清南道議会全員は、二人に幸せな家庭を持たせる人道的立場から、貴国の関係ある部門に出来るだけ早く高成女を釈放するよう促す。

−韓中両国は伝統的友好隣国の関係から考えて、この案件は優先的に解決されるべきである。この案件の円満解決は、両国の今後の友好協力に巨大な促進となるだろう。

−韓国人郭炳浩の妻高成女は残虐な拷問を受けたため生命の危機に陥っている。われわれ忠清南道議会全員はこの緊急な状況に深く憂慮しており、貴国の関係ある部門が無条件で高成女を釈放し、彼女が安全に韓国に到達することを保証するよう再び促す。

         大韓民国 中清南道議会議長朴東允及び全体議員(署名、印)
                        2004年11月2日

             決議案原本のコピー           全体議員の署名


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/11/12/88987.html