日本明慧


自分に向かって原因を探してこそ、はじめて法理に近づくことができる!

文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2004年11月19日】以前、私は、個人の利益上で他人とのトラブルが少ない と随分満足していました。しかし、心の底ではいつも人との付き合いをなるべく避けよう とし、他人の事についてもできるだけ関わりたくないと冷たい態度を取りました。穏やか な環境の中で修煉ができた時期でも積極的に洪法活動を行おうとせず、こんな素晴らしい ものを得ようとしないあなたが悪いのであって、贅沢を言うなと思いました。常人世界の 多くの物事については、いつもぼんやりした状態で一種の自己解脱感に浸かっていました。 師父が私たちに法輪大法弟子としてやるべき三つのことについてお話しされた時も、常人 社会で身についた自己中心の執着が取り除かれず、人との交流が順調にいきませんでした。 真相説明を行っている時も自分と常人を混同したりし、邪悪の迫害を常人が操縦している と思い込み、大法弟子として常に慈悲の心を持って衆生を救い済度することを目的として いるとの認識がはっきりしていませんでした。

 私の過去の認識を分析します。楽な生活を追及する執着が強く、何をやるにしてもまず、 面倒ではないか自分に影響がないかなど、出発点はいつも「私」を中心とした執着から始 まりました。古い宇宙の特性が私利私欲を中心としたもので、だからこそ必然的に成、住、 壊、滅の特性に沿って歩み、破壊に面するのも必然なことです。新しい宇宙が圓容不滅で あるその根本的な原因は、無私無我であるからです。私たちは、古い宇宙の中の生命であ り、新しい宇宙に入ろうとすれば必ず私利私欲の執着心を取り除き、新しい宇宙の特性に 同化できなければなりません。新しい宇宙の特性に同化してはじめて私たちは自分の生命 の圓容不滅を保証できるのです。私利私欲の執着心を持ったまま、未来の新しい宇宙に入 ることは絶対に許されず、未来の約束はなおできません。

 普段の現れを見てみましょう。毎日法の勉強はしますが(心性を向上させるためには法 の勉強に悟りが大事であることは知っているから)、煉功には積極的ではありません(煉功 は次元の向上にはあまり役に立たないと思っていた)。発正念を怠けて(足の痛みを恐れる)、 外へ出て真相説明を積極的に行いませんでした(恐れる心がある)。どんなに利己的な執着 心なのでしょうか?法の中から利益ばかりを得ようとしているこの行為がどれだけ汚いも のでしょうか!自分のことを正法時期の大法弟子だと胸を張って言えるのでしょうか?
 私たち法輪大法弟子は必ず自分の行動を確認し、積極的に法を勉強し、法理に基づいて 自分の足りない部分を認識し、心の中から大法を一番に置かなければなりません。そうし てはじめて本当の次元の向上が得られるのです。絶えず常人の執着心を取り除き、次第に 本当の自分を見つけ出し、絶えず宇宙の法理に同化してはじめて返本帰真できるのです。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/11/19/89566.html