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蘇栄は国境を越えて逃亡 法輪功学習者が訴訟事件を国際法廷へ提出予定

 【明慧ネットの2004年11月25日】(明慧記者梅潔さんが報道する)最新のニュースによると、中国共産党甘粛省委員会書記の蘇栄は10日間近く姿を隠し、逃亡する生活を経て、ザンビアの警察側による指名手配の中、ザンビア国境を越え、ジンバブエ国境のチルンドゥ(Chirundu)に潜入した。その後南アフリカまで逃亡して、先週の月曜日(2004年11月15日)の晩に飛行機で中国に帰った。法輪功学習者は、蘇栄に対する法律面での追及を放棄せず、蘇栄が残虐な体刑に参与して法輪功学習者を謀殺する訴訟事件をハーグ国際法廷へ提出したいと表明している。 

 中国共産党甘粛省委員会書記の蘇栄は11月4日午後に、呉邦国に従って公式訪問後ホテルに戻る途中に、ザンビア高等裁判所の職員が自ら届けに来た裁判所の召喚状を受け取ったのだ。法輪功学習者はザンビア高等裁判所で蘇栄に対して民事訴訟を提出して、彼が吉林省中国共産党の610事務室のボスを担当していた時、法輪功学習者に対して犯した罪、つまり謀殺、拷問や侮辱的犯罪を非難して訴えた。 

 その時居合わせたのは呉邦国を含めて、14人ほどの中国の代表者であった。召喚状を受け取った後に、蘇栄はどうしても代表団と分かれなければならなくて、ルサカ(Lusaka)に滞在して審問を待つしかできなかった。 

 11月8日、蘇栄が期限どおりに法廷に出ることができなかったため「法廷を蔑視する罪」に告発された。11月13日午前にザンビア高等裁判所で開廷する蘇栄訴訟事件は、被告がまた欠席したため、結果が出なかった。その後ザンビアの警察側は、蘇栄を逮捕するという指名手配令を出した。長時間の捜査を通じて、蘇栄が身を隠した所——ザンビア中国投資開発貿易促進中心( Chinese Center for the Promotion of Investment Development and Trade (Z) LTDに)で蘇栄を探し当てることができなかった。しかし彼の衣服、身の回り品と個人の用品がもとの所に置かれていることを発見した。蘇栄がかつて宿泊したホテルTaj Pamodzi Hotelの記録では、蘇栄は11月8日午後2時に部屋をチェックアウトしたのだ。それ以後姿をひそめた。 

 推測によると、ザンビアをよく知らない蘇栄は、おそらく現地の中国共産党の大使館の協力のもとで逃亡したのだ。信頼できるニュースの報道筋によると、蘇栄はザンビアの特殊な「訪問」の経歴に直面して、今後は容易に国外の訪問には行かないと語っていた。法輪功学習者は、迫害の参与者、省級の官吏である蘇栄に対する法律的追及を放棄することはしないで、この事件をハーグ国際法廷へ提出する予定があると表明している。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/25/90016.html