日本明慧


師父から与えられた機縁を大切に

 文/撣塵

 【明慧ネット2004年12月4日】次の文章は3人の修煉者が見た3つの夢を整理したものです。未だに出て来ていない学習者に参考して欲しいと思います。

 夢その一

 ある学習者は恐れる心を持っています。日ごろ他の学習者は真相資料を配布する際に彼女を誘っても、彼女はいつもあらゆる口実で断っていました。ある日、彼女は又も真相資料の配布を断りました。断った後、彼女は床で横になってうとうとしている時に夢を見ました。夢の中で、町で真相を伝えている学習者が配布した真相の小冊子や真相のスローガンから四方八方へと黄金の光を放っていました。邪悪は層ごとに次から次へとその光に消滅されて行きました。その時、真相資料を配布した学習者も昂然と聳え立ち、偉大なる意気で輝いていました。夢を見た学習者ははっきりと自分の主元神が自分の髪の毛を強く掴み、胸をたたき地団駄を踏みひどく後悔した様子が見えました。本当に生きたくなくなるような苦痛の中でもがいている時に彼女は夢から目覚めました。彼女は目覚めた時は顔中に涙でまみれていました。夢で見た自分と同様に両手は頭を抱えて、身体が小さく丸まって泣き崩れました。それから、彼女は以前の消極的な自分を改め、精進するようになりました。

 夢その二

 ある女性学習者は出てきた時期は相対的に遅いでしたが、比較的に精進しています。彼女は偉大なる師父が沢山の大法弟子を率いて前進している夢を見ました。師父は我々を導き歩む道は非常に狭く、少しでも間違ってはみ出ると両脇の底も知れない淵へ落ちってしまいます。その上、大法弟子の後ろにくっ付いて来ている魔物は絶え間なく後ろの大法弟子を引きずり下ろしています。引きずられた大法弟子は瞬く間に深い淵へと落ちって行きました。魔物は後列にいる大法弟子をいつでも引きずり下ろそうとしています。

 大きい難儀が来るたびに、師父は足を止め、包みを開けます。どんなに大きい難儀に遭っても全てがその一瞬に消えてしまいます。そして、再び師父が弟子達を率いて前進します。師父が大法弟子をある安全な場所に到達した時、魔物は相変わらず虎視眈々と大法弟子のすぐ後ろにくっ付いて来ています。師父はこの時、後ろ振り向き魔物達と対面しました。師父の無上の慈悲と威厳は人間の如何なる言葉でも表すことができません。魔物達はその瞬間にバラバラとなり何もなくなりました。そして、師父は大法弟子に向かって、「私はあなた達を教え導いたようにあなた達も彼達(出て来ない者、堕ちた者、過ちを起こした者を指す)を教え導きなさい。」と話されました。

 夢その三

 迫害が始まってから圧力によって修煉をやめたある人は二日前にある学習者を訪ね、『明慧週刊』を持って、涙を流しながら自分の過去を話しました。彼女は字が読めませんでした。しかし、慈悲たる師父は法身で彼女に一晩中に一文字一文字を教えてあげました。彼女は短期間で『転法輪』を通読することができました(天目を開いたままの修煉でした)。しかし、迫害がはじまったと同時に彼女も修煉をやめました。ついこの間、彼女は師父の夢を見ました。師父は彼女の家を訪ねて来ました。彼女は師父を家の中へお招きしましたが、師父は家の中へ入ろうとしませんでした。師父は彼女に向かって「あなたは地獄へ行きたいのか、それとも天国へ行きたいのか?」と問いました。彼女は慌てて「天国へ行きたいです。」と答えました。

 夢から目を覚めてから、彼女はこの学習者を訪ね、古今にめったに無い機縁を二度と失うことはできないと話しました。

 ネット上では我々に与えられた大法の機縁を逃さないように呼びかけの文章は沢山あります。ここでは触れないでおきます。我々は、過ちを犯してもまだ正していない学習者達と恐れる心を持っている学習者達に、危険は目前に迫っています。今すぐに人間から踏み出て来るよう心から呼びかけます。師父が我々に与えて下さった過ちを直し補う機縁を大切にし、二度と逃さないように呼びかけます。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/4/90627.html