日本明慧


《国家観察》(報道紙)は中国共産党が法輪功を押しつぶせないという評論を発表

 【明慧ネット2004年12月7日】(明慧記者文笛、周海倫が報道する)《国家観察》は12月3日にRich Lowryの評論文を編集して発表した。文章の中で、最近の法輪功の請願活動はニューヨーク市に集中して行われており、中国で発生している迫害を人々に注目してもらうことを目指していると報道した。さらに文章は、中国共産党が全力を尽くして、その下手な小細工で握りつぶす手段を米国においても実施しようとしたが、しかしそれはまったく法輪功を押しつぶすことはできないと指摘した。中国政府の弾圧はかえって法輪功を全世界の至る所に浸透させ、発展させることを促進した。作者は最後に法輪功の請願を見かけたら、その宣伝のビラを受け取るよう、そして心のこもった言葉を返すように提案した。

 《国家観察》2004年12月3日の報道によると、いかにして今の世界の全局面を左右する権力者を、身震うほど恐れさせているのか? それは地球の別の一端で手に展示板を挙げ、資料を配り、そして平和的な街頭劇「反拷問再現]を演じていることにある。

 法輪功学習者はまさにこのようにして、ずっとニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴとその他の都市の街頭で、中国で行われている迫害に対して抗議をしていると報道している。中国共産党は全力を尽くして、その下手な小細工で抑圧の手段を米国においても実施している。法輪功学習者は中国共産党を故意に破算させようとしているわけではない。ところがその主旨は一致している── 1群の個人は非暴力の方式を以って1つの暴政に立ち向かう。

 文章は法輪功について次のように紹介している。、法輪功は、中国における古い気功のひとつの修煉方法であり、東方の宗教の要素といくつかの、人々が容易に理解できない理念を含む。理性のある政府であれば、まったくいかなる脅しがあるとも思わないだろう。しかし共産党独裁の名称のある北京政府は、いかなる政府の統括以外の組織について信任できない。今なお依然として1999年の一万人を上回った法輪功学習者が突然北京中国共産党リーダーの居住地に現れて、[訳者注:学習者達がその時行ったのは中南海に隣接する中央陳情局である]平和的な陳情をしたことに対して、胸がどきどきして落ち着かない。5年間も続いている弾圧は、学習者達が虐殺され、残虐な体刑に苦しめられ、そして労動教養所に送り込まれるといった状況をもたらした。

 最近の抗議は特にニューヨーク市に集中しており、中国で発生している迫害のすべてを人々に認識してもらうことを目指している。ニューヨークにいる法輪功のスポークスマンゲア=リカリンさんが「私達がニューヨークに集中する理由は、世界のメディアの中心がここにあるためです。」と言った。どこにでも見られるデモは、法輪功への迫害を忠実に表し、普通ではない。通常何人かが小さいかごの中に座って、手錠をつけ体に化粧した血痕を塗り、学習者が中国で被る残虐な体刑を再現していた。

 中国共産党にとって、最も居ても立ってもいられないのはこれらのデモによる人々の吸引力である。中国共産党は全力を尽くしているが、まったく法輪功を押しつぶすことができない。「法輪功が中国に対する挑戦」という本の作者Danny Schechterさんは「これは中国共産党がチューインガムを踏んだように、取っても取れない。」と述べている。

 米国にいる中国共産党の官吏はこれに対して恐喝や、ごろつきの行為を行った。ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、「中国の外交官は大量の時間を使って手紙を書き、そして米国の政府、現地の新聞、テレビ局、政府の官吏やその他の人々を訪問して、法輪功についてこれらの人たちに警告を促している。」中国共産党の官吏は米国で法輪功と関係のある会議、美術展と映画を阻止することを企てている。法輪功の支持者達は更に恐ろしい経験がある。彼らの自動車は焼き払われて、マンションには突入されている。

 最近通過した衆議院の決議では、米国で発生した法輪功学習者に対する騒動について激しく非難した。この決議は以下のことについて言及した。中国領事館と関係のある男性はニューヨークの中華レストランの外で学習者を殴打したという嫌疑がかかっていること、シカゴ中国領事館の外で抗議していた法輪功学習者に対する騒動事件で、二人の中国領事館と関係のある者がそのため罪を言い渡されたこと、およびサンフランシスコで発生した法輪功学習者に対する個人攻撃。その人は後からサンフランシスコの中国領事館で人に見られていた。リカリンさんは「人々は米国本土の上で発生した事を知らない」と言った。

 文章の最後に、法輪功は政治活動ではなく、学習者が求めるのは彼らの信条に従って平和的な生活をおくることであると言った。全米で法輪功の請願を見かけた人の責務は明確である。宣伝ビラを受け取る、そして心のこもった言葉をかけることである。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/12/7/90856.html