日本明慧


被告蘇栄が甘粛の大法弟子に行った迫害

  文/甘粛省大法弟子

  【明慧ネット2004年11月26日】蘇栄は2003年8月に甘粛省委員会の書記の職に就いて以来、引き続き江氏集団に追随して、法輪功学習者に対する迫害の激しさにさらに拍車をかけた。以下の事実を見て欲しい:

  一、大法弟子に対し監視、抑制、尾行、任意逮捕、判決を下す

  2003年の下半期以来、甘粛省公安、国家安全局の活動は隠匿かつ頻繁に変わっていった。至る所で大法弟子を尾行し、監視し、特にいわゆる“重点人物”に対しては担当者をつけ監視、尾行を続けてきた。内部事情が分からない人は、なんのうわさも聞こえてこないからもう大丈夫だ、と思っているようだが、実は公安の内部の話では“外は緩めて内は締める”と称する。12月初めから相前後して全省で少なくとも6ヶ所の資料点が破壊され(蘭州だけでも4ヶ所)、不法に逮捕された法輪功学習者は6、70人に上る。ある法輪功学習者は帰宅途中、ある学習者は外出している最中、ある学習者はバスに乗るとき、ある学習者はネットカフェで、ある学習者は在宅中に突然こっそり連れ去られた。不法に逮捕した大法弟子に初めは、残虐な拷問や脅しで自白を迫る、殴ったり蹴ったり暴力を加える、恐喝と威嚇、電気ショックを加えるなどして尋問をする。それからあるものは洗脳班に送られる;あるものは労動教養所に送られる;あるものは留置場に拘禁される。あるものは誰にも知られることもなく未だに不法に拘禁され、1年経っても家族はその行方すら分からない。趙旭東さんは去年12月初めに不法に逮捕されてからわずか2ヶ月後、留置場の凶悪な警官によって苦しめられ無残にも殺された。一緒に逮捕された彼の母親白金玉さんも滅多打ちされ、今なお歩くこともできないでいる。

  今年6月16日晩8時頃、大法弟子の劉秀英さんは外出から帰宅したとき、待ち伏せしていた悪人警官に不法に連れ去られ、無理やりパトカーに押し込まれ、そのまま蘭州市公安局第26処に連れて行かれた。そこで彼女はめった打ちにされ、「虎の腰掛」(訳者注:細長いベンチに手足を縛って長時間座らせ、脚の下にレンガなどを積み、極限まで持ち上げると同時に太ももに思い切り重圧をかけるとても残虐な拷問の一種)に座らされるなど各種の酷い体罰の仕打ちを受けた。凶悪な警官はさらにのさばりかえって足で彼女の顔や口などを踏みにじったのである。その結果劉秀英さんは重度の傷を負い、現在動けなくなっている。凶悪な警官らは留置場が収容を拒否することを恐れ、彼女をしばらく洗脳班に送り、少し回復するとまた留置場へ連れ込み、判決を下そうと企んでいた。公安当局は連続3回にわたって彼女を起訴したが、3回とも却下された。それでも気が済まず、今度は不正当な手段を用いてまで人に告げられない自分らの目的を達成しようと企んでいた。

  楡中県の大法弟子である劉暁莉さん、2004年7月初旬、彼女の家に突然彼女の元職場である靖遠県病院の職員3人が610事務所の2人を連れてきて、彼女にいわゆる“3書”(訳者注:いわゆる法輪功を放棄するといった誓約書のこと)を書くように強いたが、彼女は拒否した。邪悪な輩は断念するどころか、毎日交代で彼女の家に居座ったが、彼女が絶食で抗議を始めて1週間後やっと諦めた。しかし20数日後の8月14日、彼らは彼女を楡中平和女子労動教養所にむりやり連れて行った。今なお家族の面会もできない状態である。 今年7月、裁判所は何影国さんなどの10人の大法弟子に判決を下そうとたくらんだが、開廷した時に大法弟子たちが真相を伝え、法律によって理詰めで大いに論争し、絶えず“法輪大法はよい”を大きな声で叫んだ結果、
そのまま休庭となった。

  二、蘭州市の?家湾洗脳班では酷刑で大法弟子を苦しめる

  蘭州市の?家湾洗脳班は、邪悪な輩がもっぱら大法弟子を迫害するための暗い隠れ家である。ここでは様々な悪辣、残虐かつ卑劣な手段を用いて大法弟子の真・善・忍に対する信念を放棄するように強制する。洗脳班のすぐ隣は労動教養所なのである。不法に逮捕された法輪功の学習者達はみな人身の自由を制限され、 悪人警官たちは彼らの信条権を剥奪しようと、暴力で“転向”を無理強いる。学習者達は眠ることを許されず、1組また1組の人がいわゆる「話し合い」に来る。邪悪な輩はこのような方法では“転向”があまり進まず自分たちの睡眠に影響することを見て、凶暴さをさらけ出し法輪功学習者の両手に手錠をかけ、禁足室の鉄の門の上につるすのである。その間ある学習者が大声で彼らと弁論すると、邪悪な輩は学習者を地下室に移動して今度は両手を後ろに手錠をはめたまま吊るすのである。ある学習者はこのような迫害により全身が腫れ上がり、大小便が自制できなくなり、手首は傷だらけになっている。

  女性学習者の韓中翠さんが受けた迫害は最も深刻である。2003年9月中旬2度目に不法逮捕された彼女は、直接禁足室に閉じ込められた。1週間後、人に担われてそこから出てきた時の彼女は、手足が動かなくなり、ズボンの中は糞便で汚れていた。しかし10日間過ぎると、また地下室に入れられ両手を後にしたまま手錠をはめて吊るされ、担われて出てきたときはすでに気息奄々で死のふちを彷徨っていた。しかしちょっと回復すると、また3度目の迫害が彼女を待っていた……他にも魏周香さん、劉婉秋さんなども何度も禁足室に入れられた。…… 悪人警官たちは70歳を超えた老人の張菊秀さんも見逃さないで、同様の残虐な手口で両手に手錠をはめさせて吊るし、1週間後にやっとおろしたのである。おろされたとき彼女はすでに動けなくなっており、精神が朦朧としており、背中には赤い筋状の傷跡が数多く残っていた。古今東西歴代の各朝各代、どこにこのように人権を踏みにじることがあっただろうか?しかも彼らは真・善・忍の基準で自分自身を厳しく律する善良な人たちではないか?凶悪な輩はあらゆる手を尽くして大法弟子を“転向”させようとするが、一体どこに転向させようとしているのか?

  中華人民共和国《憲法》の第36条には“信仰は自由である”と書いてある。しかしなぜ“真・善・忍”を信仰する自由はないのだろうか。これはまたどのように解釈するべきなのか。省委員会の書記としての蘇栄は《憲法》さえ守らないで、ほかに何を守るというのか?自分の部下の深刻な違法行為を知らないと彼は言えるのか?その部下も上官の指示で命令を実行したのではないのか?これらの事実は省委員会書記の指示がなくてはできるものだろうか。この簡単な理屈はみなよく分かっており、言い逃れることができるとも言えるのか?

  三、労動教養所は人権を踏みにじって、大法弟子を迫害する不法施設である

  労働による再教育制度は国際社会ではすでに廃止されているが、中国では労働教養所は廃止されるどころかますます増える一方である。蘭州地区にはもともと労動教養所は1つしかなかったのに、現在はすでに3つに増え、その中のひとつは女子労動教養所である。労動教養所では収監者に対し、特に罪のない法輪功学習者にはその手口がますます残忍になり、いまや労動教養所は公然と大法弟子を迫害して苦しめる不法な場所となっている。労動教養所に送られた法輪功学習者みな何の法的手続もないまま収監されている。看守所が一報さえすれば上部は1年、2年あるいは3年の再教育の判決を下すことができるのである。法輪功学習者は一旦労動教養所に入るとすべての自由を剥奪され、眠ることを許されない、刑具をつけさせられる、人格を侮辱され体罰を受ける、吊るされて殴打される、小部屋に入れられ更なる仕打ちを受ける、地下室に入れられる、さらには食を制限される、水を制限される、トイレも制限されるといった迫害を受けなければならない。凶悪な警官たちは様々な残忍悲道かつ卑劣な手口で大法弟子の「真・善・忍」に対する信念を強制的に放棄させようとする。しかし大法弟子は師父を堅く信じ、大法への堅い修錬意思を貫いているのである。

  様々な残虐な拷問の結果、労働教養所の中では多くの大法弟子が死亡し、あるいは重度の障害者になった例がたくさんある。たとえば、宋延昭さんは殴打され肋骨が5本も折れ、最終的に迫害によって死亡した。特級教師である侯有芳さんは殴打され体内に大量出血を引き起こし、数箇所も骨折し、実に無残にも苦しめられて死亡した;張昭さんは迫害によって精神異常になった。司永前さんは迫害され精神異常になる寸前までいった;馬躍芳(男性)さんは平安台労働教養所の凶悪な警官に脚の骨を折られ、麻酔もしないまま鋼板で骨を固定する手術を受けさせられ、、わざと肉体の我慢しにくい痛みで苦しめられる迫害を覆った;陳剛さんは無残に打たれて行動もできなくなった;崔永麟さんは十字型の吊るしの刑を受けている際、ステンレスの手錠が切れるまで引っ張られ、その肉体の苦痛はどれだけのものが十分想像できるものであろう。白祥貴さん、柴強さんは両足を広げ、さらにその間に正方形の椅子を挟んだまま長時間立たされる刑を受けた……労動教養所ではこのように凶悪な警官たちが最も邪悪で、最も残酷で、最もひどい卑劣な手口を尽くして大法弟子を迫害しているのである。ここでは自由が制限され、人権が踏みにじられ、さらには最も基本的な生存権さえも保障が得られないのである。これがまさか江××の吹聴する“人権の最もよい時期”なのか?甘粛省のトップ責任者としてこのようで重大な責任を逃れることができるだろうか?

  四、留置場と刑務所は更なる“人間地獄”である

  すべて不法に逮捕され留置場と刑務所に入れられた大法弟子はみな人間地獄に入れられたのと同じだ。蘭州市の大法弟子である張振敏さんは華林山留置場で大法への修錬を貫いたため“後穿刺”と呼ばれる残酷な体刑を与えられた。凶悪な警官は彼女に足かせを付けて、両手は背後で手錠をはめられ、更に長さ約40センチメートルの鉄のワイヤーで、足かせと手錠を固定するのである。このような残虐な体刑は立ち上がることができなければしゃがむこともできず、ひざまずくしかない。しかも昼夜このままで動くことすらできない。両手は背後できつく手錠をはめられ、全身が腫れ上がり、 手錠は手首の肉に食い込まれる。張振敏さんはこの刑で40数日間も苦しめられた。手錠をはずされたときは数日間も腰をまっすぐ起こすことができず、腕と脚は動けなくなり、動かそうとすると我慢できない激痛で苦しめられた。李秋香さんは40日間、韓玉萍は30数日間この刑を受けられ、足かせをはずしても3日間腰をまっすぐ起こすことができず、しゃがんだまま歩くしかなく、腕の筋肉は木のように硬直していた;蘭州市の大法弟子である楊学貴さんは西果園留置場から蘭州大砂坪刑務所に送られたとき、凶悪な警官たちは彼の服を剥ぎ取りめった打ちをした。その結果彼は何日間も動けず、病院で家族が面会に行ったときは直立することもできなかった。まだ回復もしていないまままた数百キロ離れた臨夏刑務所へ送られ、7カ月も冷たいセメント床の上にそのまま寝かされた;定西刑務所では所長の指示のもとで大法弟子の王鵬さんに対して数本の電撃棒で長時間にわたって電気ショックを与えた;大法弟子の蒋春斌さん、金吉林さん、文維龍さんは不法に定西刑務所に拘禁され、凶悪な警官たちは彼らといかなる人の接触を禁じ、歩くことも制限され、睡眠を剥奪され、いかなる娯楽にも参加してはならず、家族の面会も禁止され、更に法を学んで功を錬ることも禁止された。つまりあらゆる卑劣な手段をとって大法弟子の “肉体を消滅させる”ことをたくらんでいるわけだ。

  まだ32歳の若さで大法弟子の張暁東さんは2003年10月24日、西果園留置場にて凶悪な警官に苦しめられ無残にもこの世を去った;大法弟子の趙旭東さん、34歳で元甘粛省蘭州化学工業会社の従業員である。蘭州市華林山第2留置場で不法に拘禁されていた期間はわずか2ヶ月間だったが、2004年2月7日に無残にも苦しめられて帰らぬ人となった。目撃者の話によると、趙旭東さんが死亡した時髪の毛は半分近く白くなっており、首、腰部にははっきりと傷跡が残っていたという;ある唐氏女性大法弟子は今年7月しかたなく蘭州女子刑務所の建物から墜落し死亡した;2004年9月3日昼ごろ、定西刑務所の凶悪な警官は服役中の犯人に大法弟子の畢文明さんをめった打ちにするよう指図した。他の人に聞こえたのは彼を殴打している音と彼の「法輪大法はよい!」という叫び声だけだった。めった打ちした後凶悪な警官はまた電撃棒で彼に電気ショックを与え、その場で死亡させたのである ……このような生々しい事実はすべて蘇栄が甘粛省で政務を執る期間中江氏の邪悪集団に追随して大法弟子を迫害した犯罪の証拠であり、確かで動かすことができないものである!

  蘇栄の両手には吉林省、青海省の2つの省の大法弟子の鮮血が付いているだけでなく、同様に甘粛省の大法弟子の鮮血もいっぱいついている。蘇栄の血の負債は計り知れないほどであり、その罪は許し難きものである。甘粛省の大法弟子は拷問罪、集団虐殺罪、反人類罪で蘇栄を告訴する。このような迫害者について、どんなに時間がかかろうとも、法輪功学習者は必ず最後まで追及し続ける。蘇栄は絶対に法によって制裁され、そして永遠に歴史の恥辱の柱に打たれるに違いない。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/26/90089.html

英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/12/2/55171.html