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全国オリンピックで特等賞を受賞した瞿延来さんの母親は息子のために提訴(一)

 【明慧ネット2004年8月16日】法輪功学習者瞿延来さんは、男性、28歳、黒竜江省呼蘭県生まれ、全国オリンピックの化学特等賞、数学一等賞を受賞したことがある。上海交通大学でエネルギー工学部を卒業した。法輪大法の修煉を堅持したため、2002年9月30日深夜、上海市桃浦派出所に連行され、不法にも5年の刑罰を言い渡され、上海市提藍橋刑務所に拘置された。もともと身長180㎝、体重70㎏だったたくましい若者は、迫害によりベッドに寝たきりになり、時に車椅子に座るしかできず、生活もまったく自立できなくなった。迫害に抗議するため、瞿延来さんは690日にわたり断食してきた。2004年5月20日、父親に説得された後、ようやく食事を摂り始めた。

 以下は瞿延来さんの母親・趙栄傑さんの訴状である。「瞿延来さんを無罪放免し、公に瞿延来さんの名誉を回復し、法律に基づき経済的な損失を弁償し、そして、関連した部門と責任者の法的責任を追及する」よう求めた。

 訴状

 申立人:趙栄傑(瞿延来の母親)、1948年2月黒竜江省呼蘭県生まれ、大慶市石油化学工場の退職幹部である。住所:黒竜江省大慶市竜鳳区廠前D4#−3−502。

 申立人・趙栄傑は「上海市普陀区人民裁判所(2003)普刑初字第324号」の判決に対し申立を提出する。

 申立事項:

1、法律に基づき、「上海市普陀区人民裁判所(2003)普刑初字第324号」の判決を撤回し、瞿延来を無罪放免する。
2、公に瞿延来の名誉を回復し、法律に従い経済的な損失を弁償する。
3、法律に基づき、関連した部門と責任者の法的責任を追及する。

 事実と理由:

 瞿延来、男性、28歳、黒竜江省呼蘭県生まれ。2000年上海交通大学(エネルギー工学部)を卒業した。幼い頃から聡明で勉強好きで、学問、品行ともに優れ、全国オリンピックの化学特等賞、数学一等賞を受賞したことがある。1999年7月20日より後に、瞿延来は法輪功の修煉を始め、「真・善・忍」という宇宙の特性に従い、道徳心の高い人になるよう、いつも自分に厳しく要求した。大学時代、寮の清掃を自ら全部引き受け、いつでも何処でも他人のためを考え、無償で学友のために献血したり、自分の生活を切り詰めて貯めた4千元のお金や、その他衣服、布団などを貧しい学友に与えたりしていた。彼の高尚な人柄は学友から称賛され、卒業の時、「あなたのような良い人は世界でも本当にめったにいない!」と学友からこんなコメントを書かれていた。彼はどこにいても、身の回りの人は皆彼が今の社会ではめったにいない良い人だと褒めたたえた! 常に至る所で、たとえ一つの小さな事でも、他人のためを考えていた。瞿延来から「真・善・忍」が社会にもたらした安寧で、平和であることの素晴らしさを十分に感じるとることができる。このような天の寵児、国の有名大学が育成した優秀な人材が「真・善・忍」を修煉したためすべての人権を剥奪された。今なお上海市提藍橋刑務所に拘置され、抗議のため断食を堅持してすでに2年も経った。その間、非人道的な虐待と苦難をさんざん受け、家族が面会に行けない情況の下、両親の書いた手紙が警官に無断で没収されたこともあった。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/8/16/81892.html