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世界人権デーに国連に集結、法輪功迫害への即時停止を呼びかける(写真)

 【明慧ネット2004年12月12日】(明慧記者黄凱莉によるニューヨークからの報道)
2004年12月10日、世界人権デー当日に、ニューヨークでは大風が吹き、しとしとと霧雨が降っていた。法輪功学習者および多くのNGO組織が国連ビル前で記者会見を開き、国連に対し、依然として中国で発生している“江沢民等による法輪功学習者への基本的人権にかかわる迫害”を公開調査し、併せてこの“迫害の停止を幇助する”よう提起した。


法輪功学習者代表であるケティ(Kati)氏が記者会見を司会した。

* 国連人権NGO組織代表:『世界人権宣言』に違反すれば、必ず追及される。


国連人権NGO組織代表であるリチャード・クック氏

 ユニテリアン・ユニヴァーサリスト国連人権大会( Unitarian Universalist United Nations Office Conference on Human Rights)の理事長であり、ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会(Unitarian Universalist Association of churches)の委員でもあるリチャード・クック(Richard Cook)氏は中国政府の法輪功に対する迫害は直接に『世界人権宣言』に違反したものであるため、必ず追及されなければならないと述べた。

 クック氏は記者会見で「今日法輪功学習者が国連前で集結することは、国連に中国共産党当局が依然として続ける法輪功迫害に対して注意をうながしているのです。この集権専制国家は政治的高圧手段を用いて残酷刑、監禁、労働教養などの方法で法輪功学習者を迫害している。彼らの罪業は反人類的なものです」と言った。

 クック氏は『世界人権宣言』の中の一部の条文を列挙した。

第九条:何人も、ほしいままに逮捕、拘禁、または追放されることはない。

第十条:すべての人は、自己の権利及び義務並びに自己に対する刑事責任が決定されるにあたって、独立の公平な裁判所による公正な公開の審理を受けることについて完全な平等の権利を有する。

第十二条:何人も、自己の私事、家族、家庭若しくは通信に対して、ほしいままに干渉され、又は名誉及び信用に対して攻撃を受けることはない。人はすべて、このような干渉又は攻撃に対して法の保護を受ける権利を有する。

第十八条:すべての人は、思想、良心及び宗教の自由に対する権利を有する。この権利は、宗教又は信念を変更する自由並びに単独で又はほかのものと共同して、公的に又は私的に、布教、行事、礼拝及び儀式によって宗教又は信念を表明する自由を含む

第十九条:すべての人は、意見および表現の自由に対する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見を持つ自由並びにあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受け、及び伝える自由を含む。

クック氏はまた、中国共産党は『国連宣言』に調印した以上、法輪功学習者は上述した権利を享有するはずである。中国共産党が法輪功学習者に対して行った迫害は直接に『国連宣言』に違反するものであり、必ず追及を受けなければならないと述べた。

* 全世界で江沢民を審判する弁護士団体の代表:国際人権の精神を擁護すべき国連が、経済および政治上の利益を図ってはならない。


全世界で江沢民を審判する弁護士代表の朱婉琪氏

 全世界で江沢民を審判する弁護士団体の代表である朱婉琪さんは記者会見で、「今日空から降ってきたのは水でありますが、法輪功学習者の家族の目から落ちたのは涙です」と述べた。
 朱婉琪さんはまた、過去五年間、江沢民が法輪功学習者に対して発動した迫害は全く非合法であり、また『国連宣言』の条例にも違反している。現在、江沢民は依然としてその他の中国共産党の共犯者と一緒に法輪功を迫害し続けている。中国大陸では迫害されて死亡する法輪功学習者の人数が毎日増加していると指摘した。
 朱婉琪さんは、「今日に至って、江沢民はすでにいくつもの国家、地区で起訴されています。起訴された罪名は第二次世界大戦以降で最も重大な国際刑法の犯罪行為であり、大量虐殺罪、残酷刑罪および反人類罪を含んでいます。この三つの犯罪行為は世界中でも最も厳しい譴責を受けるべき行為と認定されています。しかし江沢民という殺人魔は世界人権デーに中国で法の網を逃れてのうのうとしています。それ故に私達は国連前に集結し、世界中全ての文明社会の政府は経済および政治上の利益を図ってはならないし、さらに江沢民の真善忍を信仰する素晴らしい人たちへの迫害継続を許すわけにはいけないと指摘しています」と言った。

朱婉琪さんはまた、「私は全世界で江沢民を審判する弁護士団体のすべての弁護士を代表して、ここで国連に厳正な声明を伝えたい。国連の各国の政府が事実を無視し、経済および政治上の利益を図り、世界人権デーを顧みず、国際人権を擁護する精神を踏み躙ることがないように望んでいます」と言った。

* 法輪功学習者:世界各国で一斉に迫害即時停止という正義の声を上げよう。

ニューヨークシティ学院商学系の教授である法輪功学習者のコウ克然さんは、「中国外交部のスポークスマンである章啓月は数日前に外部に対して“中国の人権問題における進展は誰の目にもはっきりとしている”と言ったが、まさに誰もが目の当たりにした!。五年来、一億の真善忍を修練する法輪功学習者たちは中国で迫害され、また法輪功学習者の親戚、友人にも累が及んだことは、すでに一億人だけの問題ではない。これほど多くの人たちが連座され迫害される中、千人以上が迫害により死亡し、数千人が強制的に
精神病院に送られ中枢神経を破壊する薬物による迫害を受け、不法に労働教養された人数は10万を超え、無数の家庭が精神的迫害を受けたり恐喝されたのである。これが江沢民の言う“中国人権の最高の時期”である」と述べた。
 
コウ克然さんはまた、中国共産党は国力の四分の一を使って、法輪功に対して五年間の迫害を続けてきた。この期間中に、法輪功学習者および各界の人々が絶えず各種の呼びかけをする活動を行ってきた。中国大陸の法輪功学習者はさらに命の危険を冒し、さまざまな方面からの巨大な圧力の下で平和的な方法で抗争していると述べた。
 
コウ克然さんは、「現在、法輪功への迫害は依然として続けられています。私たちは全世界各国が一斉に正義の声を上げ、共にこの迫害継続の停止に協力するように呼びかけます」 と言った。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/12/91229.html