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朝陽労働教養院で迫害されて 杜衛峰は精神異常になった(写真)

 【明慧ネット2004年12月9日】遼寧凌源市の大法弟子杜衛峰は、不当に4回拘置されて2回労働教養を受け、職場から2回除名されて、朝陽労働教養院で迫害され精神異常になった。しかし、公安局は反対に彼は法輪功を修煉したため精神が異常になったといっている。杜衛峰の母何桂華は、家族がずっと迫害されたため、2002年悲憤のうちに死亡した。

迫害される前の杜衛峰の写真 精神病院に入院後三日目の杜衛峰の写真

 27歳の杜衛峰は、凌源鋼鉄会社の下請けの火力発電工場の従業員で、凌源鋼鉄実業会社の社員だった。1999年4.25、7.20及び2000年10月中旬に三回北京に陳情に行った。最後のときは自転車に乗って北京に行ったが、戻ってくると不当に拘置され、期限を一ヶ月超過して凌源第二留置所に監禁された後、二年間労働教養され、遼寧省朝陽市西大営子労働教養院に監禁された。彼は第三大隊、大二大隊に迫害されて強制労働を受けた。長期の体罰、電気棒の電撃、強制転向、精神と肉体の虐待は、杜衛峰の心身に大きな損傷を与えた。

 2002年杜衛峰は凌河大街に貼ってある法輪功を誹謗するスローガンを取り外したため、凌源公安に不当に拘束され、電気棒で電撃され、野蛮に殴られ、三千元(訳者注:約4万円、中国一般労働者の4ヶ月分の給料)をゆすられた。

 2003年7月1日(訳者注:共産党建党記念日)直前、杜衛峰は「法輪大法は素晴らしい」と書かれたカードを封筒にいれて郵送したため、凌源河公安分局金指導員に連行され、二週間拘束後密かに朝陽教養院に送られて、三年間他の数十名の大法弟子と一緒に電撃、体罰、強制的洗脳などの重い労働教養をうけた。

 2004年2月23日、労働教養所の副所長金玉成は大法弟子を一層迫害し、強制転向させるよう指示した。第4大隊長の戚永順は中隊長の田樹山に杜衛峰をターゲットにして、電撃、強制転向させるよう指示した。残忍非道の田樹山は杜衛峰を独房に拘束して、午後4時間連続的に電撃した。それからまた深夜12時まで体罰を加えた後、彼を再び独房に連れて来て電撃した。杜衛峰の苦しい叫び声は人々を熟睡から目覚めさせた。

 翌日朝食の時、杜衛峰は涙を流してご飯を食べられなかった。中隊長田樹山は杜衛峰を強制的に立たせ、食堂で皆の前で彼の頭を殴り、「お前は食うか食わないか、食わなくても良い」と言いながら彼を侮辱した。それからまた一日迫害したので、迫害に耐えられなくなった杜衛峰の精神は崩れた。翌日朝食の時、彼は労働教養所の4階ビルの屋根に上って、飛び降り自殺をすることで抗議しようとしたが、警察官に阻まれてロープで縛って下ろされた。労働教養所は彼を保護するという理由を付けて、更に酷く迫害を加え、彼を特別室に閉じ込めた。頭には重い鉄かぶとを被らせ、手足には手錠と足かせをかけて、地面に水平に倒して動けないようにしてこの状態を一ヶ月以上続けた。3月15日は親戚が見舞いに来る日であったが、杜衛峰の両親は5分間しかない面会時間に、杜衛峰が受けている残虐な拷問を自らの目で見た。

 杜衛峰は精神と肉体への迫害により、非常に激しい損傷を受け、酷い精神病状態(精神分裂症)になった。杜衛峰が朝陽労働教養所で迫害されヒステリックに大騒ぎしていることは労働教養所を震撼させた。

 2004年3月29日午前、労働教養所の張幹事ら4人の警察官は、責任を逃れるために、杜衛峰が精神病になったので家に戻すといって杜衛峰を家に送った。

 杜衛峰は長期間酷く迫害されて、精神的に怖くてしようがない状態になったので、家に帰っても迫害による傷害から逃れることができず、恐怖の状態に陥って、病状は悪化し、裸のまま外へ出たり、家具を打ち壊したりした。大法弟子たちは自分たちでお金を千元集めて、彼を精神病院に入院させた。

 杜衛峰の家族三人は、皆、李先生が1994年2月凌鋼で行った講習会に参加して、身体が健康になり、病気がない感覚を自ら体験した。1999年4月.25日、家族全員はそろって北京へ陳情しに行った。1999年7月.20日以降、杜衛峰の父杜法名は2000年に自転車に乗って河北青龍を通って、回り道をして北京へ陳情に行き、その後2回計4年労働教養された。(それぞれ紅山派出所の馬日明と凌河公安分局の金指導員が手続きをした)。朝陽教養院(副院長金玉成)と阜新教養院(副院長辛紅順)で残虐な拷問と体罰を受け、電気棒の電撃、重労働、洗脳転向などで苦しめられた。杜衛峰の母何桂華は、主人と息子が二人とも不当に拘置され、労働教養されたのに、正規の見舞いまで禁止されたため、悲憤のあまり病気になり、病院へ行こうにも金もなく、冤罪が晴れないまま二年前に死亡した。

 杜衛峰の家族は迫害により離散し、家がなくなり、財産の損失は5万元を越えた。しかも、このような迫害は他の家族にも威嚇の影響が及んでいる。江氏集団の暴行は猛獣より酷く、罪は山ほど大きい。善良な人々の正義の行いでもって、残虐な迫害を止めさせよう。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/9/90999.html