日本明慧


大法は佛教居士を救い済度する

 大陸の大法弟子

 【明慧ネット2005年1月20日】世間の人々に真相を伝えていたこの数年間で、私はかつてある佛教の在家居士に大法の真相を伝えたことがある。この事は本来とても普通なことであるが、私は最近一部分の昔の同修が邪に悟って、他の法門を変えて修するようになったことを目にした。そこでこの事を書き出して、これらの同修が大法修煉の中に戻ることができるよう望んでいる。

 私のある学友の家には多くの仏像を祀っており、多くの経書もある。この学友のおじいさんは佛教の在家居士である。十何歳で佛教に入り、一生結婚していない。戒律を守って経書を読み、年を取ってからも弟子によって養われているので、飲食の心配をする必要はない。聞くところによると文化大革命の時に依然として佛を信じたため刑務所に入れられ、一、二年間監禁されたことがあったが、自分の信念を変えなかったそうだ。

 98年の時に私はこの老居士の事をいくつか耳にした。私の学友の両親は、写真に写った彼の頭の後に光があって、時にはさらに何らかのものが見えると言った。私の学友達の家にある仏像は皆彼が自ら開眼したことがある。その時他の気功を煉る人がとても彼をうらやましがって、天国世界の名簿の中にすでに彼の名前があったと言った。その時私はすでに大法を得ていたので、これらを聞いてとても不思議だと思った。でも考えればとんでもない事である。たとえ天国世界の中に彼の名前があったとしても衆生であるにすぎない!

 江氏グループが大法を迫害する前に、私はこの老居士に大法を伝えたことがあった。その時、自分は大法を得たばかりであり、また相手の名声が高かったので、最後はやめにした。2003年の時、私はこの老居士の弟子が多いので、もし彼に真相が分かれば、彼によってどれだけの人が受益できるだろうかと思い付いた。そこで私はこの学友を見つけて、彼に私を連れて行かせるように頼んだ。学友は彼のおじいさんがあまりにも年を取っているし、体もよくないので、更に私が彼と再び論争をし始めると、おじいさんの体は耐えられないと思った。その後私の何度かの願いを聞き入れて、最後に私を連れて行ってくれた。

 私達二人は長時間車に乗ってやっと着いた。そして果物を買って、老居士の家に入った。彼の弟子は多くて、交替で彼の世話をしていた。私は自分の身分を説明してから、自分も佛を修めていて、いくつかの問題をよく検討する為に来たと言った。私はまた「あなたの外孫は私があなたと論争をし始めると、あなたの体に影響するのではないかと恐れています!」と言った。すると老居士は「そんなことはあり得ません。経書の中で『争いなし涅槃する」という話があるのではないでしょうか。』とおっしゃった。私の話は本題に入った。「あなたは佛教の中で修煉していらっしゃいます。佛教は善を修め、道家は真を修めていることを私は知っていますが、私達の法門は「真善忍」を共に修めます。法輪功をお聞きになったことがありますか?」と聞くと、老居士は「数年前私はこの街のあちらこちら至る所で煉功する人があったのを目にしました。人はとても多かったです。」とおっしゃった。私は彼に続いて、法輪功は佛を修めるためのもので、よい人になるように教え、「真善忍」に従って修め、最後の目的も円満成就の境地に達成することであると説明した。殺生せず、この点は佛教と同じ厳格な決まりがある。私はまた彼に大法に対する見方を聞いた。彼は「私はテレビで自殺や殺人などがあると報道されたのを見た時、なかなか理解できませんでした。歴史上いかなる正教も殺生を許さないと思っていたから。」とおっしゃった。私は彼にこれらはすべて人をだます宣伝だと教えた。それから私が宣伝ビラを取り出して彼に見せた。老居士がとても真剣に、長時間それを読んだ。読み終わった後に私に対して:「孔子は列国を周遊した当時、彼の理が大きすぎて、世間の人は受け入れられず、法を伝えるのにとても苦しかったとおっしゃったことがある。あなた達のこの大法も、理があまりに大きいため、世間の人は受け入れられないし、理解することができない……」とおっしゃった。私は彼の真相が分かって大法を受け入れたのを聞いて、とてもうれしく思った。出家人はでたらめな話をしないから、彼がおっしゃったのはすべて本音であると私には分かった。私はこの宣伝ビラを残して、彼の弟子達に見せて貰いたいと思ったが、彼が恐れる様子を表したので、残したくなかった。私は彼が文革の時に迫害されて恐がっているかもしれないと思い、彼の恐れる心を見抜いた。私は又彼に「今メディアはこのように大法を歪曲し中傷していて、多くの世間の人々は騙されている。もしあなたの弟子達がこれらの事情を議論するならば、あなたが彼らに自分の認識を少し説明されることを望む。」と話した。今回彼はとても誠意を持って答えて下さいました。

 老居士の弟子は百人余りいるが、真に修している者はほとんどいない。多くの弟子は自分が一人の仏さんを世話しているから、平安を求めることができ、もしかしたら天国に行くことができると思っている。去年この老居士が涅槃したと耳にした。彼は、涅槃する前に彼のご飯のお世話をしている弟子に、あなたは、ここに立たないでどけて下さい、金剛佛が私を迎えに来て下さるから、あなたはちょうど佛をさえぎることになるとおっしゃった。その弟子が出て行って、しばらく経って再び見に来ると、老居士はすでに涅槃していた。その後彼を火葬した時多くの舎利の粒、舎利の花が出てきた。何種類もの色があって、金属の光沢があり、重さはほとんど感じられなかった。(この学友のお父さんの話による)。私は、舎利の花は丹が爆発した時に崩れたものだろうと思っている。

 この老居士は佛教の中でよく修することができたと言える。しかし本当に彼を天国に行かせたのは大法の真相が分かったからである。私が彼に真相を伝える時、修煉のいくつかの問題について、私達も探求してみた。老居士は大法の法理に対してとても賛同した。彼と話し合う過程の中で、明らかに自分が高いところに立っていることを感じていて、老居士のいくつかの執着心に気づいた。しかし結局同修ではないため、相手が真相を分かることができれば、行った甲斐があると思って、彼の執着心を指摘しなかった。このことによって、私は戒律を守って経書を読むだけでは、やはり漏れるところがあって、修煉者のすべての執着を取り除くわけにはいかないと分かった。しかし大法修煉は人心をまっすぐに指して、矛盾の中で執着を取り除くので、修するのはとても速い。

 すでに他の法門に変えて修している昔の同修に聞きたいが、もし文化大革命が再現したら、あなたは今の修している佛教法門に意志を固めることができるのか?迫害の中で自分の信仰を堅持することができるのか?もしできなければ、それは自分が根本的に円満成就する境地まで達することができないことを示している。皆さんの修煉の目的は何であろうか?その老居士の多くの弟子のように、ただ平安だけを求め、心の中の拠り所を探して、甚だしきに至っては苦を舐めず苦に遭わないで極楽世界に行こうとしているのか?もしそうではないならば、どうして大法を中傷する和尚を師にすることができるのか?その和尚はあなた達に何をしてあげられるのか?今の廟はすでにこのように乱されてしまったので、上で言及したような老居士は、全国に何人いるのだろうか?修煉というこんなに厳粛な事に対して、自らを欺いて人を騙さないでください。それらの大法修煉を放棄した人達よ、早く戻ってきてください。残された時間はもう多くありません。師父のおっしゃった言葉を覚えておきなさい。「もし私があなたを済度することができなければ、誰もあなたを済度することができません。」(《転法輪》)より。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/1/20/93832.html