日本明慧


自分の思想の中の良くない考えはどこから来たのか

 文/大陸の大法弟子 道博

 【明慧ネット2005年2月1日】最近《中国共産党を評論する(九回連載)》〔以下《九評》〕を読んだが、感銘は多かった。去年、私は邪悪によって、洗脳クラスへと連行された時、いつも一種の悪念が噴き出した:一番悪い人と共倒れになると思った。その時、このような暴力をもって暴力を制止する考えは、良くないと意識し、闘争心であることが分かったが、どうしてもこの念を捨て去ることができず、洗脳クラスから出てきてからも、この考えはまだ時々噴き出してきた。これには、とても納得することができなかった。こんなに長年修めてきたのに、なぜ闘争心は未だこのように強いのであろうか? 

 《九評》を読み終わってはっと悟った。数十年来、すべての中国大陸に生活する人は、皆中国共産党という邪な魂に、多くの邪悪な物質を注ぎ込まれたからではなかろうか。人々は幼いころから、この邪悪が覆う場の中に生活してきた為、自分の思想の中の邪悪な物質を意識することはできない。大法弟子達の多くも意識してはいないであろうが、《転法輪》第7講の中に説かれているように、黒い気は病気に罹る根本的な原因ではなく、根本的な原因は深層の空間の良くない霊体である。

 同様な道理で、私達にいつも噴き出させる、いくつかの極めてよくない考えの根本的な原因は、暴露された心だけではなくて、更に深い原因は中国共産党の邪な魂が、私達の思想の中に注ぎ込んだ邪悪な物質である。すでに赤い竜は斬られたにもかかわらず、中国共産党の邪な魂は、幾ばくもない余命を繋ぎ、どうして未だに大法弟子を迫害しているのであろうか?

 それは大法弟子達の思想の中に、あれらの邪な魂が注ぎ込み続けた邪悪な物質(これが少なくとも原因の1つである)が、未だに存在しているからであると思う。思想の中の邪悪な物質を一掃しなければ、それを承認しているのに等しく、それにより中国共産党の邪な魂は、引き続き悪事を働くことができる。従って私達は自分の良くない心が、暴露される時、その心を生む根源を少しずつ掘らなければならない。中国大陸で成長する人に対して、多くの情況は党の文化の注ぎ込みや汚染に直接関連がある。 

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/2/1/94229.html