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中国大陸での迫害物的証拠 610オフィスの所謂「思想転向検査標準」(写真)

 【明慧ネット2005年1月7日】(明慧評論員古安如)中共江氏を初めとする集団が1999年6月10日に610オフィスという部門を造り出して、専門的に法輪功を迫害して来た。この部門は全国各地、各級の役所に設置されており、国民が汗水たらして稼いだお金を使って、中国の最も善良な民衆を迫害している。迫害手段はいろいろであるが、その中に重要な手段は全国各地で「思想転向班」というものを行い、法輪功学習者を強制的に連行して「思想転向班」に参加させて洗脳し、残虐な手段を取って法輪功学習者に強迫して「真、善、忍」の信念を放棄させることである。

 明慧ネットに「洗脳班」、労働教養所など法輪功学習者を迫害する場所がたくさん報道されているが、法輪功学習者の思想を転向するために使ったすべての手段は非常に残虐で、陰険、偽善、邪悪である。報道によると、各地では「上級」から下達して来た「思想転向」の目標があるので、目標に達した人には奨励を与え、目標に達してない人は官職を下げるとか給料を下げるなどで、名誉と利益に損害を与える。従って「思想転向」の成功率は各地の官僚や手先が追及する目標となった。610テロ組織がどうやって「思想転向された」と判定し、その転向率を統一的に評価するのだろうか。明慧ネットの「物的証拠収集委員会」が収集した中国大陸広東省広州市の文字物的証拠は、610オフィスが規定した法輪功学習者の所謂「思想転向検査標準」を提供してくれた。

* 610オフィスは法輪功を堅く修煉する人を強迫して不本意の妥協を狙う

 この文字物的証拠には、広州市政府労働教養管理委員会が発表した法輪功学習者武揚珍に対する労働教養判決書、労働教養のお知らせ、広州市槎頭労働教養所が発表した労働教養解除証明書及び省局に直属の機関党委、省計量科学研究院、武揚珍の家族など三者が2000年12月1日に署名した「思想転向計画及び目標」などがある。

 これらの文字物的証拠から、広東省計量科学研究院の法輪功学習者武揚珍氏は、法輪大法を修煉するため、2000年8月10日広州市政府労働教養管理委員会に所謂「社会秩序の撹乱」という罪で、広州市槎頭労働教養所で一年の労働教養を受け、2002年2月6日労働教養期限を半年過ぎてから、初めて労働教養が解除されたということを証明している。

 所謂「思想転向計画及び目標」には、文章の最初に、省610オフィスの「新しい教育転向検査標準の実行の知らせ」と省直属の610オフィスの「省直属機関2003年から2005年未転向の法輪功人員についての教育転向の実施意見」により、三者の責任者は会議を開き、武揚珍が転向されない原因を詳しく分析し、研究してからこの目標を提出すると書いている。その意味は、一年半の労働教養は武揚珍に「真、善、忍」の信念を変えさせられなく、労働教養が解除されてから一年十ヶ月の間に、如何なる洗脳、監視、圧力、恐怖の下でも、彼女は法輪大法を修煉する信念を放棄してない。そこで、彼女は「未転向者」として「思想転向」の重点人物になった。

 610オフィスの検査標準の圧力で、省局、省計量院と家庭は「思想転向」の責任者とされ、省直属機関の党委、党委主任、計量院の院長、党委主任から武揚珍の娘、妹まで、皆強迫されて「思想転向」に参与され、会議を開いて「専門に検討する」だけではなく、彼女の「思想転向」の問題について、具体的に実施し、「思想転向」を監督する責任者になっている。

* 迫害を家庭まで伸びている

 勤務先と親戚が署名した所謂「計画目標」の第3条に、家庭を組織として監視する計画を詳しく書いており、「この仕事は家庭の責任者が主な責任者である」と明らかに書いてある。武揚珍の妹は毎日武揚珍の身を監視するよう強迫され、武揚珍の娘は強迫されて家庭「思想転向」を実施する責任者になった。610オフィスが「思想転向」の責任を家庭までに実施している方法は、更に多くの人に真相を知らないうちに迫害に参与させるだけでなく、家庭にトラブルを造らせ、親戚にやらせて人を苦しめる方法などで家庭を破壊し、迫害を社会の最小単位である家庭にまで伸ばしている。

 1999年7.20の中共江氏を初めとする集団が法輪功を迫害する前、数え切れない家庭が法輪功を修煉しているため利益を受け、夫婦関係や姑と嫁の間の関係が良くなり、家族の人の間でも睦まじくなり、家庭生活も和気藹々としていることが数え切れなかった。迫害が発生してから、嘘で人を騙し、洗脳、恨みを植え付けるなど、迫害を家庭にまで伸ばして来た。武揚珍の例はその一つであり、娘にお母さんの思想を転向させ、妹にお姉さんを監視させるなど、このような家庭関係を610オフィスは主張している。迫害の中で、中共江氏を初めとする集団は絶えず嘘を造り出して、世人を騙し、法輪功を恨むよう人を煽動している。その一例は、法輪功学習者は肉親同士の情けがなく、家庭のことを無視すると嘘をついていた。武揚珍の例から、いったい誰が肉親同士の情けを無視しており、家庭を破壊しており、「真、善、忍」を修煉しているため「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる」家庭を修煉者を軟禁する場所とし、だれが親戚を610オフィスの雇用人としているのかが分かるだろう。

* 人権を厳重に侵害する監視、閉鎖した「思想転向」方式

 この「思想転向の計画」に、勤務先と家庭の責任を規定している。勤務先と責任者は被転向者の動きを常に把握し、了解することと規定しており、「省局、省計量院の指導者と責任者は定期的に、或いは不定期に被転向者を訪問し、祭日には慰問の形式で訪問する」方法で騒乱するよう規定している。しかも家庭を軟禁場所とし、親戚を610オフィスの私服人員として使い、武揚珍を24時間監視し、他人との連絡を禁止し、毎日付き添って武揚珍を絶対的に監視し、閉鎖された状態にいることを確保し、他の法輪功学習者と連絡できなく、憲法に与えられた権利を実施されなく、人心自由が失われた状態を確保するよう規定している。

 各地の洗脳班や労働教養所で、法輪功学習者に対する監視制度、手先や犯人にやらせて24時間監視し、法輪功学習者を強制的に分離させ、法輪功学習者の言論や行動を監視し、孤独、恐怖など精神的圧力を加える方法などで「思想転向」の目的に達しようとする。労働教養が解除された法輪功学習者及び日常生活中で法輪功を堅く修煉している人には、610オフィスは勤務先と家庭にやらせて監視する制度を実施して、法輪功学習者を厳しく監視し、更に多くの人を迫害に参与させている。

*610オフィスの検査標準:「思想転向」イコール「思想を悪くさせる」

 この「思想転向の計画」にはっきり書いているが、武揚珍の「思想転向」は省610オフィスの「思想転向検査標準」に達しなければならない。五つの「思想転向検査標準」は、あくまでも「思想転向」と通じて人を卑劣な人に変えさせようとしている。

 「思想転向検査標準」の第一条は、様々な邪悪な手段を取って精神的、肉親的に苦しめて、本意でなくても「書面あるいは口頭だけでも法輪功の修煉を放棄させる」目的である。これは中共江氏を初めとするごろつき集団が法輪功を迫害する最も邪悪な目的であり、努力して修煉することを「非法活動」とし、絶滅的な迫害を通じて法輪功学習者の法輪大法に対する信念を破壊し、「真、善、忍」の崇高な精神境地に対する追求を破壊しようとする目的である。しかし、五年半の事実が証明しているように、正信は圧力で破壊されるものではなく、「真、善、忍」は破壊されないだけではなく、全世界に広がる一方である。一部の人は精神的、肉親的圧力に耐えられなく本意に逆らって妥協したが、邪悪な環境から抜け出ると、邪悪の迫害の下での言論と行為はすべて無効であると厳正に声明し、再び大法修煉を続ける。

 610オフィスは「思想転向」の成功率を保障し、妥協した法輪功学習者が声明して再び修煉を始め、大法の消息が広がるのを防止するために、いろんな邪悪な手段を取って「すべての大法の本や資料、煉功に使う物などを引き渡す」よう攻め、更に多くの法輪功学習者を迫害し、資料制作点を破壊するために、610オフィスは「出所を説明する」方法を取っている。これは第2条の検査標準である。しかし、5年半以来、法輪大法の消息は封鎖されないだけでなく、様々なミニ資料制作点が全国に広がっている一方であり、資料出所を破壊しようとするのは無駄なことになっている。

 邪悪な610オフィスの目には、徹底的「思想転向」はただ個人信念を放棄することにすぎず、その上公に人を罵り、法輪功と師父を攻撃しなければならない。「公に批判し、告訴する」ことが第3条の検査標準になっている。610オフィスの「検査標準」は世人に「思想転向」ということは「思想を悪くさせる」ようにすることであり、人に信念を放棄させ、良心を裏切って邪悪な人になるよう教育することを明らかに教えている。

 610オフィスの目的は、「思想転向された」人に人の悪口を言わせることだけではなく、他の修煉者を裏切る反逆者、ユダになって、「活動方式や連絡者及び連絡方法」などを言いつげ、他の法輪功学習者を告白することである。このように「思想転向に協力する」のが第4条、第5条の「検査標準」である。610オフィスの目的は、「思想転向された」人に山ほど大きい罪を犯させ、悪人を助け悪事を働く過程で自己壊滅させ、修煉の道に戻ってくる機会を徹底的に失わせることである。五つの「検査標準」は、610オフィスと中共江氏を初めとするごろつき集団の邪悪をすっかり公にした。

 迫害の物的証拠の収集と披露は、更に多い真相を世人に知らせ、迫害者達が恐れている審判を促進させるだろう。すべての善良な人が協力して邪悪な迫害を制止し、現在の善良な選択は、未来の永遠な美しい生活を招くだろう。これは天理であろう。

                      所謂「計画目標」

   「労働教養決定書」    「労働教養のお知らせ」    「労働教養解除証明書」


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/1/7/92955.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/1/27/56951.html