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湖南省法輪功学習者・程志明さんは国家安全局に謀殺された

 文/湖南省湘潭法輪功学習者

 【明慧ネット2005年2月10日】湖南省湘潭法輪功学習者・程志明さんは2004年10月14日、湘潭610(法輪功対策本部)と国家安全局の策謀した交通事故で重体となり、湘潭市民病院に運ばれて「頭蓋内出血」と診断された。一週間後、程さんの病状が安定するようになった。同月24日に当地の610の指令によって、国家安全局は程さんに24時間監視を行い始め、同月25日に程さんは突然死亡した。

 程志明さん(55歳男性)は、運搬会社の職員であった。1997年から法輪功を修煉し始め、2000年数回にわたって法輪功のために北京へ大法の真相を伝えに行き、その後地元の湘潭市および周りの農村部に真相資料配布して、人々を済度していた。

 程さんはかつて8回にわたって拉致され、拷問を受け、肋骨が折れるまで殴打された。その後、当地610は他の法輪功学習者の情報を提供するようと彼を丸め込もうとしたが、彼に断られた。逆に彼は限られていた条件を利用してほかの法輪功学習者と真相資料を守ることができた。このため、当地の610はずっと彼を目の敵と見ていた。しかし彼を捕まえる証拠を見つけていなかったので、交通事故を装って彼を謀殺することにした。

 2004年10月14日午後9時頃、程さんは一人の法輪功学習者の家から自宅に戻る途中に田さん(田さん夫婦はかつて法輪功を修煉していた。その後修煉を放棄して、610に買収され、ほかの学習者の情報を610に提供している)のレストランに少し休んで、そこに長くいてはいけないと思って自転車で店を後にした。平和小学校の正門を通ったところで、一台の三輪バイクが後ろから疾駆してやってきた。そのとき、彼は危険に気がついて自転車のハンドルを切って歩道に入ったが、その三輪バイクも歩道まで追いかけてきて彼をはねた。力があまりにも強かったため、三輪バイクの脇の座席に座っていた女の人は投げだされた。女の人が慌てて脇の座席に這いこんでから三輪バイクは疾駆して逃げた。その後程さんは湘潭市民病院に運ばれたが、三本の肋骨を折り、頭蓋内出血と診断され、簡単な手当てを受けてから家に戻された。翌日、程さんは耳から出血し、しかも意識不明となり、家族はまた彼を市民病院まで運び、緊急処置をした。

 病院で治療している時、610関係の国家公安局のスパイ(身長170センチメートルくらい、四角い顔で、太っていた)がずっと追跡・尾行しており、見舞いに来た学習者を記録したり、程さんのベッドの周りをうろついたり、同室の患者が話しかけても応えず、奇怪な印象だった。

 一週間後、程さんの病状が安定し、救急病室から普通病室まで移された。先生たちは皆「彼の病状は非常に安定しており、まったく奇跡だ」と言った。

 24日、国家安全局の男性がきて、彼に24時間監視を行うことにした。25日になると、程さんの病状は急に悪化し、まもなく死亡した。医師は「これはありえない」と家族に言った。25日午後、警察は遺体を凍らせ、家族に接近させないようにした。家族は追悼会を開いてから火葬すると要求したが、運搬会社に断られた。理由は610の意思に従ってやらなければならない。11月14日に追悼会を開かずに彼の遺体を火葬した。
 
 調べによると、程さんをはねた三輪バイクは湘南市雨湖公安局が管轄した平政路派出所のものであり、事故の数日前に湘潭市国家安全局に借りられたという。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/10/95209.html