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引き裂かれた家族〜幼い娘の涙(写真)

 文/黒龍江省双城市の法輪功学習者

 【明慧ネット2005年2月21日】2001年正月28日の夜10時過ぎ、黒龍江省双城市新興郷新勝村に住む3人の幼い女の子が、「お父さん、お母さんを連れて行かれたら、わたしたちは、どう生きていくの!」と泣きながら叫んでいた。一番下の2才に満たない子の「お母さん!お母さん!」との泣き叫ぶ声が響いていた。それは女の子たちの両親——付文慶さんと楊敏さんが、警察に不法逮捕された場面であった。その後、付文慶さんには不当な刑罰が下され、呼蘭刑務所に拘禁された。楊敏さんは黒龍江省の女子刑務所に拘禁され、現在に至っている。

    付文慶さんと楊敏さんの二人の子供     付文慶さんと楊敏さん

 このような幸福な家庭が、610オフィスに迫害され、一家が分裂されてしまい、子供たちの面倒を見る人もいない。当地の共産党支部書記は「煉功をする者がいれば、皆連れて行くぞ!」と喚いていた。当時、付文慶さんと楊敏さんの長女である楊楊さんは、未だ中学校3年生の15才であったが、お祖父さんとお祖母さんを手伝い、5才と2才の妹の面倒を見るため、学校を辞めざるを得なかった。

 68才のお祖父さんが腕を骨折し、あいにく64才のお祖母さんも、股関節を骨折してしまった。現在、二人は寝たきりとなり、自力で生活することができなくなっている。一番下の子は、警察を見ると直ぐ逃げ出すようになり、かなり精神的なダメージを受けている様子である。17才の長女は、お年寄り二人と幼い妹、両方の面倒を見なければならなくなった。

 付文慶さんの次女に当たる下の娘、縁縁ちゃんの頭部には生まれつき瘤があった。病院で検査を受けると、手術しなければならないと言われ、費用は約1、2万元とのことであった。ところが、夫婦が法輪功を修煉したところ、縁縁ちゃんの瘤は、治療すること無く治った。付文慶さんは修煉する前、頑固な頭痛があり、一旦発病したならば、死ぬほどの痛みであった。毎年何千元もの治療費を掛けたが完治しなかった。1997年、付文慶さんは修煉を始め、“真・善・忍”の法理により己を律し、より良い人間になるよういつも努力していた。間もなくして、以前の病気も治療すること無く治った。

 1999年7月20日後、中国共産党江沢民政権は、一方的に法輪大法及び大法の学習者に対し迫害を始めた。付文慶さんは、4回も非法に拘禁されたが、その都度体罰と罰金を被っていた。2001年1月12日に、付文慶さんは、再び双城第二看守所に連行され、数々の迫害を被り、肋骨が1本折れた。その後、長林子労働矯正所に1年間拘禁され、全身疥癬だらけとなり、酷く爛れた。それでようやく解放された。

 2002年2月9日夜10時過ぎ、新興郷と双城市の警察が、付文慶さんの自宅を訪れ、直ぐに返すと欺き、事情を尋ねるという理由で、付文慶さん夫婦を連行していったが、未だに戻ってはいない。実際は、付文慶さんと楊敏さんは、双城市第二看守所に拘禁され、体罰などで苦しめられた後、二人共4年間の刑罰を不法に判決された。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/2/21/95889.html