日本明慧


海外学習者たちが相次いで妨害される事例から感じたこと

 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2005年2月21日】明慧ネットの報道によると、最近海外の学習者たちにもたされた妨害が非常に大きいことがわかる。本来であれば、海外での形勢は非常に良いもので、時には些かの妨害はあるものの、全体的は非常によくできているといえよう。しかし今回の妨害はまさに空前絶後で、北アメリカにとどまらず、ヨーロッパの小さな都市の学習者たちも邪悪からの電話による妨害を受けている。これは、ここ数年法を正す中でも、初めてのことであろう。

 実は私たちもはっきりと分っているように、この邪悪な政党は一部の贖罪の羊を殺すことで、その悪なる首領を保全する方法を通して、既存の統治を固めた。続けてその偉大で、光栄ある正確なイメージを通して世の人々を欺くやりくちが暴露された後、特に『共産党についての評論』が刊行された後、この人類の中でも最も悪質な邪教の本性は徹底的に暴かれることとなった。最も表の層の空間では最もヒステリックに表現されている。このように表現されればされるほど、この悪党はより早く消滅されることになる。しかし一時期の間に、私たちには少し複雑な表れが感じられたのかもしれない。

 逆に私たち自身を見てみよう。特に大陸で直接迫害される環境の中に身を置き、法を正すこと及び真相を伝えることが大変忙しい中、法をしっかり学び、そして生計をたてるために気持ちを集中できない等々の日々が続いている。このまま長く続くと、私たちは海外の学習者たちからの幇助をごく自然なものとして感じ、何かあるとすぐに海外の学習者の支援を期待し、そして海外の学習者たちが法を正すプロジェクトも自分たちとは関係のないことと感じるようになってしまう。心から、正念を以って彼らを助けたことはあるだろうか?自分の心に問いかけてみよう。私たちは心から学習者の立場に身を置いて学習者のことを考えていない。正念を以って海外の法を正すプロジェクトのことを考えていないのである。えてしていつも私たちは海外の学習者に対して“要求”しているのであり、彼らがどのようにして私たちを助けるのかを期待しているのである。確かに海外の環境はゆったりとしている。しかし海外にも海外の難しいところがある。外国でアルバイトをしたことのある人なら知っているように、時間でも、体力の消耗でも非常に大変である。たとえ自分が会社を営んでいる場合でも、時間的には非常に厳しい。それに西洋社会では、物価が非常に高く、言語の障碍及び文化上のギャップなどのために、学習者たちが大法を実証するときに、思わぬ妨害に遭遇するものである。それに江沢民政権がこの中国で起きた前代未聞の迫害を海外にまで及ぼそうとしている。彼らは中国の在外領事館を通して、そして海外の新聞、テレビ局及びスパイを利用して大法弟子に対して妨害及び迫害を行っている。ゆえに海外の学習者たちの立場もそんなに良いわけではない。されど国内及び国外の環境は違うものの、私たちの目的は同じであり、それはできるだけ早くこの空前絶後の迫害を終了させ、法を正す修煉の中で円満成就の境地に達することである。それならなぜ私たちが心から海外の学習者たちのプロジェクトを自分たちのものとみなすことができないだろうか?確かに私たちは直接に参与することができない。しかし私たちの心が一つであれば、私たちの正念も一つである。もし私たちに本当にこのことができたならば、いかなる邪悪な黒い手、いかなる卑しい鬼などによる妨害も、私たちの全体の強大な力の前ではとっくに無に帰しているのではなかろうか!?

 個人の考えであり、参考される際に、不足のところがあれば、ぜひ指摘してください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/21/95894.html