日本明慧


労働教養所から110元で買わされた掛け布団(写真)

 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2005年3月3日】2000年初め、大陸某学院の葉教授は戸外で煉功したため留置場に拘禁され、警察は強制的に彼の家族に110元で綿入れの掛け布団を買わせた(図1)。この綿入れの掛け布団は非常に薄くて、開けてみると政府中央テレビ局『焦点訪談』で暴露された黒心綿入りの掛け布団だった。この綿の繊維はごみの中から拾ったか、病院の廃棄物で、簡単に処理して作ってある。

              図1           図2

 この黒心の綿の作成は、政府でさえ法に照らして規制しなければならないのに、逆に警察が強制的に拘禁された人に販売して暴利を貪っている。このような黒心綿入りの掛け布団は、市場では20元もしないのに、市場で10元くらいの生活用品を加えて、110元で買わせている。

 8層に折った綿入れの掛け布団は、普通のスリッパの高さと同じくらいで、その保温性は言わずと知れている(図1)。大雪が降りしきる酷寒の夜、葉教授はコンクリートの上の木板に、あちこち風を通す綿入れの掛け布団を掛けて横になった。コンクリートは湿っぽくて寒く,体は縮まり60すぎの老人を眠らせなかった。ここで、老人は何回も吊るされて殴られ(手を手錠で窓に吊るす、ただ足先は地面に届く)数時間も立たされ、死刑囚を拘禁する鉄のかごに入れられた。(この鉄のかごは人よりも低く、半平方メートルの大きさである)。一人用のスペースに二人も拘禁され、まっすぐに立てず、しゃがむこともできない、数時間も立つと、命が奪われるのである。

 この綿入れの掛け布団は、60過ぎの老教授が「真善忍」を信奉したため、政府のいうところの「歴史上人権の最もよい時期」に、刑務所で残忍悲道な迫害を受けたことを証明するものである。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/3/3/96560.html