日本明慧


本音

 文/法輪功学習者 

 【明慧ネット2005年2月17日】法輪功の真相を伝える時、「中国の経済は、こんな急速に発展しているし、人民の生活もますます良くなっているのに、あなたたち法輪功は何でいつも政府の顔に泥を塗るの?」と多くの中国人は聞いてきます。

 こう聞かれるたび、泣くに泣けず笑うに笑えなくなります。問題自体がどれほど難しいというわけではなく、問題を認識する方法と着眼点が大幅に違うからです。表から見ると、ここ20年以来、中国は確かに経済が発展し、たくさんの高いビルが建ち、多くの高速道路を建設しました。各種の家電製品は何でも取り揃えてあります……、一部の人は、新しい家、自動車を買いました。共産党の高官たちは、巨万の富を蓄えて、横柄に振舞い、得意満面でいます。江沢民は10億ドルで大統領専用機を買い、また愛人の歓心を買うために、百億以上のドルをかけて、亀の殻の形をしている劇場を建設しました。アメリカの大西洋賭博場、ラスベガスの賭博場、マカオの賭博場、さらには北朝鮮新義州の賭博場は、皆中国大陸の豪快な博徒達に占領されます。彼たちのお金はどこから来たのか?伝え聞く話によると、中国共産党の高官及び地方の高官の家族らが、国外に定住するのは6万人以上います。海外に流出した資金は2千億ドル以上があり、国庫のお金はすでにすっかり盗まれ、銀行は貸倒ればかりになっています。朱鎔基首相は銀行の真相を知った後、意識がなくなるまで泣いたそうです……。

 中国の経済は、現在主に外国の資本に頼っています。外国の資本が停止したり撤回したりすると、中国の経済はすぐ崩壊し、銀行も倒産します……。これが中国経済の現状です。中国経済の発展は、多くの農民の利益を犠牲し、出稼ぎ農民を残酷に搾取し、子孫万世の利益を犠牲にした(自然を略奪的に採掘、破壊し、環境を汚染する……)ことを元に築かれたものです。こういうことに言及すると、すべての良心のある中国人は心を痛めるし、自慢に出来るのは何かあるでしょうか?

 一つの道徳的なアンダーラインもなく、合法性もなく、戦車と拳銃で全く素手である学生を弾圧し、“真善忍”を修煉する学習者を残酷に迫害した政党は、どのように経済を発展させることができるのか?どのように国家を良く建設させるのか?それはすべてたわごとを述べることになります。目の前のほんの少しの物質の利益に目を覆われた皆さん、偽の酒、偽の粉ミルクを飲む時、偽のたばこを吸う時、毒のあるお米を食べる時、毒のあるひまわりの種を食べる時……サーズ、鳥インフルエンザ、流行性脳膜炎、更に恐ろしい伝染病に脅された時、生活がますます良くなると感じることができますか?

 法輪功学習者は、ただ“真相を伝える”だけで、真相を世間の人々に知らせるだけです。真相を理解した人々に、正しい選択ができるようにさせるだけです。騒動を起こしたり、誰かの顔に泥を塗ったりするわけではありません。中国の現状自身は暗すぎるからです。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/2/17/95644.html