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街に貼り出された脱党声明(写真)

 文/インドネシア大法弟子

 【明慧ネット2005年3月16日】(明慧記者の中国からの報道)大紀元新聞に発表された『九評共産党』というシリーズ文章は、様々なルートを通じて民間に広く知られるようになり、共産党を脱党する波を巻き起こした。明慧ネットに「当面ウェブサイトに脱党声明を発表するルートが無ければ公共の場所に貼り出してもよい——中国大陸の皆さんへ」という文章が発表されてから、吉林省農安県の街角に脱党声明が貼り出され公開された。 

吉林省農安県政府と県の党委員会オフィスビル
県共産党委員会があるオフィスビル近くの掲示板に貼りだされた脱党声明

 3月15日、吉林省農安県政府と県の党委員会のオフィスビル近くの掲示板に脱党声明が貼り出され、そこを通る人々は立ち止って読んでいた。声明の署名者は劉蓮?である。幅60cm、長さ約90cmの深紅の紙に次のような内容が書かれている。

 私は30年余りの党歴がある共産党党員である。自ら “土地改革”、“反革命の鎮圧”、“三反五反”、“反右派”、“文化大革命”、“六四天安門学生運動”、及び最近の法輪功迫害運動を経験したが、共産党の邪悪な本質をなかなかはっきり認識できず、また共産党に希望を抱いていた。

 大紀元新聞に発表された『九評共産党』シリーズを読んでから、共産邪教の末日がもうすぐやってくることが分かった。早くこの邪教を離れなければ、自分の生命に対して無責任なことだと思い、ここに共産党及びその関連組織から脱退することを厳粛に声明する。

路を通る人々が立ち止って脱党声明を読んでいる

 この声明を読んだ人々は、様々な議論を重ねている、「共産党はもう終わりだ!」、「脱党することは賢明な選択だ。わしは随分前から党費を納めていない!」。だが、『九評共産党』を知っている人は、まだ多くないようである。 

住宅ビルに貼り出された共産主義青年団員の脱退声明

 住宅ビルに貼り出された共産主義青年団員の脱退声明も見つけた。農安県住民の李智清と署名されたこの声明書には次のように書かれている。

 私は学生時代に先生から一枚の用紙を渡されて「関連項目に記入しなさい」と言われた。言われた通りに記入して出すと、後日先生は「あなたは共産主義青年団組織に新しいメンバーとして受け入れられたよ」と私に告げた。当時、非常に光栄なことと思っていた。

 最近、大紀元新聞に発表された『九評共産党』シリーズを読んでから、自分が長い間に共産党に騙されていたことが初めて分かった。学校の教科書に書かれている共産党が如何に“偉大で、輝かしく、正確”であるかという言葉は、真赤な嘘だった。所謂“抗日の主力”、“多党協力”、“人民民主”ということは全部作り話で、真実な情況は、共産党が創立した日から、人民の敵、社会の敵で、自然の敵という方針を決めていた。“天と闘い、地と闘い、人と闘う”というスローガンから、江西省での“AB団”撲殺運動、陝北での思想粛正運動、三反運動、五反運動、反革命鎮圧運動、文化大革命運動、六四天安門事件の弾圧、及び最近の法輪功迫害運動などの様々な歴史的事件は、すべて共産党の残酷さを記録しており、これらの事件によって殺された中国人の数は、歴史上のすべての戦争による死亡者総数を上回っている。 

 共産党が万悪の源であると言っても、言い過ぎではない。この政党の看板を掲げている共産邪教が、一日存続すれば、一日止むことなく、人類に危害を及ぼす悪行が続くことだろう。今になって、自分が若い時に、人民の血で赤く染まった共産党の旗の下に宣誓したことを思い出すと、本当に自分の人格に対する最大の侮辱だと感じる。 

 ここで、私は厳粛に以下のことを声明する“若い頃に参加した少年先鋒隊と共産主義青年団組織から脱退し、共産邪教との関係をすべて粛正する”。 

 以上の声明から見れば、『九評共産党』は、すでにこの地域で一定の影響をもたらしている。現地にかなりの影響力を持つある共産党の幹部は『九評共産党』を読んだ後、「共産党は確かにその通りです」と言って、すぐ脱党声明を書き、そして彼の息子にも少年先鋒隊と共産主義青年団の脱退声明を、また彼の公用車の運転手一家にも声明を書かせ、知人に頼んでこれらの声明文を一緒に大紀元のウェブサイトに発表した。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/3/16/97451.html