日本明慧


大連市の街頭にも脱党声明が現われた(写真)

 【【明慧ネット2005年3月30日】『大紀元』が発表した社説『共産党についての九つの評論』が中国で広く伝えられるにつれて、最近、大連市の街頭にも脱党声明が現われるようになった。声明の一枚は駐車場の展示板に(下図)、もう一枚は李家通りの広告板に貼られていた(下図)。大陸では脱党声明を見たことのない人々は最初面白がって足を運んできたが、読んでいくうちに真剣な顔となり、それぞれが思考を巡らすようになった。

 少し前に筆者の友人から別の場所にも声明が張ってあると告げられたが、駆けつけた時、声明はすでに破られていた。中共が人々に声明を見られるのを戦々恐々としている様子がうかがわれる。

 公開された脱党声明はまだ少ないにせよ、それは新しい時代の始まりを予見していることは疑いようのない事実である。やがて脱党声明は人々の話題となることで、相互に伝え合うと同時に、より多くの声明が出現することとなり、中国大陸での脱党声明は順調に進み、そのため中共の滅亡をもたらす日はもう遠くないに違いない。


 

李家通りの広告板の声明を読む人々

隊・団からの脱退声明:

 大連市政府の指導者である古い友人は、毎日、共産党党員の先進性を保持するための教育のことで大変忙しい。昔からこのような教育など聞いたこともなかった。それは国外で『共産党についての九つの評論』が共産党の罪状を暴き出したことで、全世界でセンセーションを引き起こしたためらしい。メディアでの報道を禁じてきた中共も、民間ではすでに『評論』が広がったため、最後の悪あがきとしての教育活動を余儀なくされるようになった。

 直ちにその著作を読んでみると、目から鱗が落ちる思いで、中国人は生来にして騙され続けてきたとは、信じられないほどの驚きだ。

 無産階級だという共産党は、いまや党員のすべてが資本家へと変わってしまった! 人民のために奉仕するという党に対して、実際献身しているのは人民の方である。常に正しいと主張する党の下で、長年にわたって運動が続く中、弾圧と名誉回復の繰り返しである。党員のすべてが模範的人物というが、汚職腐敗の大事件はすべて党員で占められている・・・。『共産党についての九つの評論』を読んでから、私もようやくこの党に騙されたと気づくようになった。でなければなぜ国外のサイトを見させないように封鎖するのか? 友人の言葉を借りるならば、「党は自分自身も共産主義の実現を信じなくなったため、一般大衆を玩ぶようになった!」のである。

 私は共産党員ではないが、少なくとも共産主義青年団及び少年先鋒隊に加入したことがある。これらも共産党の関連組織である。ここに私は脱退を声明する!私は悪いことはしていない。しかしナチスの党員が審判されたとき、人の良し悪しに関係なく有罪とされたことくらいは分かっている。もうこの党の贖罪の羊にはなりたくない。いまや共産党の上層部の指導者ですらも党の滅亡を語っている。自分の将来のために早く脱党しよう。

李新明


駐車場付近の『共産党幹部の脱党声明』

共産党幹部の脱党声明

 私は県レベルのある機関の幹部を務めている。昔の中国の状勢の下で、生存するために余儀なく入党した。常に政府部門で仕事をしているため、この共産党の腐敗の程度は十分分かっている。幹部は汚職腐敗し、個人の権力及び利益のために、手段を選ばずに悪事を働く。人々は生存するため、コネや顔を利用して職業を買うしかない。指導者も法律に代わって権力で思うままに行い、表面と裏面でやっていることとは裏腹である。長年共産党の暴政の下で暮らしてきたため、私も冷酷となり、善悪を判断する基準すら失い、その言いなりとなり、人としてのもっとも基本的な善良な本性を失ったのである。

 『大紀元』が社説『共産党についての九つの評論』を発表したことで、共産党の邪教組織から脱退する選択こそが先見の明であると分かってきた。ここで、私は共産党及びその他の一切の共産党関係の組織から脱退することを声明する。私の息子や妻の共産主義青年団からの脱退声明も添付する。

呉田 妻:程麗 息子:呉量
2005/03/21


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/3/30/98467.html