日本明慧


法輪功迫害に関する日本での江沢民提訴によせて

 法輪大法は「法輪功」とも呼ばれ、学習者は5式の動作を練習し、更に指導の本、『転法輪』『法輪功』などの本により「真・善・忍」という宇宙の特性に基づいて自己を律し、道徳心を高められる修煉方法であります。1992年に李洪志先生によって中国で伝え出され、その後、口伝えにより急速に広まりました。現在では世界60ヶ国、一億人以上に愛好されています。

 迫害前に中国政府が調査したところ、少なくとも中国国内で7千万人が法輪功を愛好しており、その数は中国共産党員総数を上回っていました。法輪功の規模に妬みあるいは潜在的脅威を感じた江沢民ら一部政府指導者は、1999年7月より、この平和的な気功を迫害し始めたのです。

 江沢民の個人の意志は憲法を超越し、全国家と社会的資源をコントロールし、法輪功に対して「名誉を著しく傷つけ、経済を破綻させ、肉体を消滅させる」という「団体絶滅」の国家テロリズムを行っています。そのため、今日までに、ただ法輪功を愛好しているというだけで少なくとも現在までに1692名(2005年4月8日現在)が死亡し、6千人以上が懲役刑に処せられ、10万人以上が労働矯正所で強制労働を強いられていて、数千人がむりやり精神病院へ送られているのです。100万人以上の人々が迫害により落ち着く場がなくなり、流浪しています。これは21世紀華人社会における最もひどい人権の大惨事とも言えます。しかも、一億人の法輪功学習者の家族、親友、同僚、そして勤務先をも巻き込み、全中国人民に虚言の「洗脳」をしているのです。

 江沢民は欺瞞と恐喝を手段とし、89年の天安門広場での「六四事件」を機に、国家主席という地位にのぼりました。彼は国家と民衆の事を考えず、「国と民に百利あって一害なし」の法輪功への迫害を始めたのです。また、彼は、権力を法律とし、まず罪を定めて後に法律を制定する、というように立法機構を思うがままに扱い、人権を侵害し、審判もなく刑罰を下して、全く人々の生命を軽視しています。党の内部で個人的なクループを結成して党を乱し、人民政府を弾圧の機械に変えてしまったのです。 

 江沢民は弾圧を維持するために、中国大陸で国家憲法と法律を超越した全国的な恐怖・迫害組織「610オフィス」を成立させました。金銭、権力、生存の恐怖を用いて迫害にもともと参与したくない中国人(すなわち、政府官員、政府機構の職員と一般の人々)を脅し、彼らの良心を捨てさせ、善良なる法輪功学習者への迫害を強要したのです。そのため、彼らは自分の良心に、拭っても拭いきれない道義の汚点を残しました。 

 江沢民はその独裁者の地位を利用して、法輪功を迫害するために莫大な資金を使い、全国規模の「610オフィス」を成立させ、洗脳用の監禁施設を建てるとともに、全国のマスコミを使って広範囲に中傷の宣伝と虚言を広めました。また、軍、警察、刑務所などの国家組織および司法、外交、文化、科学技術、教育などの領域に人を配し、中国の法輪功学習者に対して監視と逮捕を行っているのです。この莫大な資金は人々が懸命に働いたお金と違法に没収した税金、海外からのODAなどの投資金、そして法輪功学習者からの不法な罰金などから集められたものです。しかし、この資金は今一億の無実の人々を迫害し、人々の「真善忍」への信仰・尊い生命を滅亡させるために使われています。これは直接、中国人民と国家経済に深刻な打撃を与えただけではなく、経済発展を熱心に行おうとする海外諸国の援助資金を法輪功への残酷な迫害に流用、結果的に彼らをその迫害に巻き込んだ形になっています。

 江沢民は弾圧を維持するために、世界各地の中国大使館、領事館を通じて、海外において全世界の人々に欺瞞による宣伝を行い、人々が法輪功の「真善忍」の教えから離れ、或いはそれを恨むように煽動しています。また、彼は外交、政治、経済と商務の手段により、法輪功の広まりを妨害し、各政府、マスコミ、各団体あるいは個人に法輪功への支持をしないよう圧力をかけているのです。さらに、彼は工作員を大量に派遣して、海外で行う法輪功学習者の活動を妨害させ、法輪功学習者を辱め、迫害の手を海外の民主国家にまで延ばしています。

 日本においても被害者は多数います。金子容子さんをはじめ多くの方が中国で不法に拘束、拷問、暴行の被害に遭い、今尚、後遺障に苦しむ方もいらっしゃいます。

 例えば、中国への入国拒否後、不法に拘留、強制送還された学習者は2002年には28人で累計160回も入国拒否されています。入国後、不法に拘留、強制送還された学習者は1999年から2002年迄に28人、中には日本人が15人も含まれているのです。

 入国後、不法に逮捕、監禁された学習者は20名にのぼり、更に、入国後、不法に強制労働教養所に長期に監禁され迫害を受けた学習者が4人います。また、在日法輪功学習者で中国大使館にパスポートを取り上げられた人は11人、難民申請に至った人は過去、30数名います。また、日本在住の学習者は中国の家族の元に帰りたくても帰ることができず、5年以上も両親や兄弟にも会えない生活が今でも続いています。

 中国大使館のホームページには事実に反した悪質極まりない中傷的な表現が掲載されていましたが、法輪功のイメージを著しくおとしめ、日本法輪大法学会の名誉を大いに傷つけるものでした。

 領事館の前の掲示板に法輪功への捏造された写真や文章を掲載してもいました。

 また、学習者が交流している合宿所に来て、建物の中に無理やり入ろうとする大使館員など、合宿所の近くで法輪功反対の旗を掲げていたりすることなどがありました。

 過去5年間に江沢民は、一億人の法輪功学習者に対して迫害を行ってきました。それは60カ国の地域に及び、何千万人もの健康と幸福を奪ってきたのです。さらに重要なのは、江沢民は法輪功を迫害しただけではなく、法輪功を中傷することによって、全世界の人々を騙し、迫害したことです。それは人類の崇高な道徳の原則を追求することを妨害し、人類の持つべき良知を著しく害しました。江沢民の全人類社会への危害は量り知れないものなのです。 

 「邪悪の首領」である江沢民は、歴史に類を見ない、人類の基本的人権と生命への異常な迫害を起こした罪により、道義、良知の大審判において全面的に裁かれるべきです。全世界の人々とマスコミの皆様方には、道義と良知をもって江沢民に対し正義の審判が下されて、人類がそれぞれに責任を持った健全な社会、明るい未来が保てるよう希望してやみません。 

 日本での江沢民を告訴する案件のすべての、日本人原告、日本法輪大法学会及び個人の原告は、日本の裁判所が中国共産党の独裁政権に屈せず、司法が正義と人権を擁護するといった天に恥じぬ裁きに基づき、日本で提出した当該案件に対し、公正に判断されますよう懇願いたします。

 各国政府、特に日本政府が中国共産党の政治の強権に屈服し、商業利益に誘惑され、反人類的暴行を許すことのないようわたしたちは願っております。邪悪に対する沈黙は善良な人々に対する残忍な行為でもあります。世界各国、特に日本政府が、国際的人権と司法の正義を守るために立ち上がり、中国共産党を厳しく非難し、直ちに迫害を停止することを当局に求めるよう、わたしたちは強く呼びかけます。

 この歴史的な瞬間を皆様はどのように捉えられましたでしょうか?

 日本においては、これらの深刻な人権問題に対し、今までは諸外国のようには報道がなされませんでした。日本のメディアは人権について、司法、立法、行政三権を上回る第四権として位置づけられていますが、その社会的な責任と役割を十分に果たしていただきたく思いますし、日本の国民にこの残酷な迫害を客観的、かつ如実に報道されますよう懇願いたします。


                    2005年4月12日
                    NPO法人 日本法輪大法学会