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マレーシアの公園での拷問実演

 
 【明慧ネット2005年4月22日】マレーシアのセランゴール州カレング(Klang)市の市民公園は、この地区の法輪功学習者が週一回の煉功と真相を伝える場所となっている。学習者はすでに5年近く、ここで煉功している。2000年、中国共産党・江氏集団の法輪功への弾圧開始間もなく、中国共産党の圧力や江氏集団の嘘の宣伝の影響で、その時の修煉環境は非常に厳しかった。現在では、法輪功学習者が真相を伝えるにつれ、反迫害の努力で、人々は次第に真実が分かってきたが、形勢は非常にゆっくりとしている。
 
 この公園は人出が多いため、学習者は煉功の後、真相の看板を掲げ、真相資料を並べて、市民たちに法輪功の真相を理解させている。知らず知らずのうちに、法輪功学習者はすでにこういう形で法を伝え、真相を伝えて、5年間歩んできた。この公園に運動しに来ている市民たちのほとんどは、真相資料を渡されたことがある。

 ある日、何回か拷問展に参加したことのある学習者が、煉功点で拷問展を開催しようと提案した。それは、中国での迫害の酷さを視覚的に直接伝えることができる。そこで、お互いに協力し、真相資料、看板、拷問実演の道具を準備し、また遠方からの学習者は、化粧して拷問の役割を演じるためにやって来た。

公園の正面入り口: 拷問実演の現場

拷問実演は2005年4月17日、煉功点で行われた。学習者は朝早めに来て煉功し、正念を発し、拷問実演の準備をした。7時には、空はだんだん明るくなってきた。運動のためにやって来た市民たちは、公園の大門に真相の看板が掲げられていることに気がついた。彼らが最も驚いたのは拷問役を演じる二人にであった。最初、多くの人々はただ驚いていたが、だんだん勇気を出して近づき、一体これは何なのかを見に来た。ある人は「これは本当ですか? 今も続いているんですか?」と聞かれた。学習者は市民たちに真相を伝え、新聞と真相CDを配った。 

市民たちはサインしている


 今度の拷問実演は多くの人々の心に触れた。ある男性は「家の中の恥を外では言わないほうがいい」と最初はそう思い、学習者たちに「煉功するだけでよく、ここで中国の面目をつぶすのは恥ずかしくないのか」と言った。学習者は彼に「もし人に知られたくないならば、むしろやらないほうがいいですよ。中国では多くの学習者が迫害により死亡しており、何故、人々に隠すことがあるのでしょうか? 逆に中国共産党の行動の方が本当に恥ずかしい。それに中国共産党は中国そのものではありません」と答えた。彼はすぐに冷静になり、学習者が説明した迫害による死亡の事実を認めた。

真相を了解してくる市民達


 現在、多くの善良な市民たちは、老若男女であろうが、種族、民族に関係なく、中には華僑、マレーシア人、インド人たちも、真相が分かってから署名し、国会議員に中国での法輪功に対する迫害を停止させるよう呼びかけている。ある二人の市民は真相を知ってから、正義に味方し、また他の市民たちに真相を伝えることを手伝ってくれた。

 顔さん(女性)は市民たちに、本当に勇気を持ってこの迫害を停止させるべきだと言った。


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2005/4/22/100232.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/4/23/59983.html