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世界法輪大法デーを祝う〜名古屋市(写真)

 
 文/名古屋の学習者

 【明慧ネット2005年5月17日】2005年5月14日と15日の両日、各地の学習者らが名古屋市に集まり、法輪大法伝出13周年と第六回法輪大法の日を祝賀する活動を行なった。折しも2005年の万国博覧会が名古屋市で開催され、毎日日本国内および世界各地から多くの観光客が訪れている。名古屋市の法輪功学習者は、今年3月万国博覧会が開催されてから、法輪大法の真相の資料を配り続けており、人々に法輪大法が中国で受けた迫害の真相を伝えてきている。この記念すべき日に、学習者達は、祝賀パレードと法輪大法音楽会を行い、法輪大法が世界での広く伝わっている状況を伝え、法輪大法の素晴らしさを表した。

法輪大法伝出13周年を祝う音楽会・名古屋市青少年文化センター

 5月14日の朝、夜行バスなどで名古屋市に訪れた学習者は、続々と名古屋市の中心——栄久屋広場に集まってきた。そこで、「世界法輪大法デーを祝う」、「師父こんにちは」、「真・善・忍」、「世界で江沢民を提訴」などの横断幕を揚げ、法輪功の功法を演じた。

名古屋市街における祝賀パレード


 14日の12時30分、記者会見を行い、名古屋市の各界およびマスコミなどに向けて、法輪大法を紹介した。法輪大法は、1992年5月13日より、法輪功の創始者である李洪志先生によって伝出され、13年を迎えた。病気治療、健康保持における高い効果および、「真・善・忍」の提唱により、人から人へ、心から心へと伝わり、修煉者が増え続けている。中国政府によると、中国大陸だけで、1998年までの法輪功を修煉する人数は、すでに1億人を超えていた。

 しかし、1999年7月より、江沢民政権は各種の残酷な手段によって、法輪功への迫害を始めた。ここ数年間、民間より伝えられてきている迫害による死亡者数は、日に日に増えつつあり、現在、2,234人もの法輪功学習者が死亡している。全国で、不法に刑罰を下された学習者は、少なくとも6,000人になり、不法に労働教養された人数は、10万人を超えている。また、数千人が健康にもかかわらず、精神病院へと送り込まれ、強制的に中枢神経を破壊する薬物を注入されている。

 中国大陸では、法輪功は残虐な迫害を受けている一方、海外では法輪功は78ヶ国に広く伝わっている。日本の法輪功修煉者は、この二日間の祝賀活動を通じて、中国および世界各地から愛知万博を訪れる観光客に、法輪大法の素晴らしさを伝えたいと思う。

多くの人が足を止め、パレードを見る
道行く人に真相を伝える

 皆で正念を発した後、名古屋市の中心街で約2時間の祝賀パレードを行なった。パレードの隊列は、「世界法輪大法デーを祝う」、「師父こんにちは」、「法輪大法が好い」、「真・善・忍」、「世界で江沢民を提訴」「江沢民提訴は、最大の国際的人権訴訟案件である」、「信仰自由は最も基本的な人権である」、「法輪功への迫害を直ちに停止」などの横断幕を揚げ、リボンを持ちしなやかに美しく踊っている仙女チーム、柔らかく美しい唐装(訳者注:唐代宮殿の女官の着用する衣装)チーム、勇ましい舞旗隊、威風堂々とした腰鼓隊などからなっていた。

 ゆっくりと行進を行い、穏やかな法輪功のパレードは、注目を集め、人々は足を止め、パレードを見ていた。多くの人が資料を受け取り、読んでいた。法輪功学習者が紹介した中国大陸で受けた迫害の真相に、耳を傾ける人もいた。女性学習者の美しい踊りの姿を見て、「まるで仙女が降りてきたようだ」と称賛し続けた。パレードが終わり、学習者一同が一緒に写真を撮り、声を揃えて「師父、ご誕生日おめでとうございます」と祝福の言葉を述べた。

パレード終了後の記念撮影

 5月15日の午前中、学習者は、名古屋市の中心街で真相のチラシを配ったり、功法を演じたりした。道行人は、チラシを受け取り、学習者の煉功を見ていた。その中に、足をけがし、痛みで歩くことに苦労している一人の男性が、学習者の動作を真似て煉功をしていた。一人の学習者は、丁寧に動作を教え、法輪功について紹介をした。その男性は、まじめに第一式の功法をやった後、自然に歩けるようになった。皆は、法輪大法の素晴らしさを改めて感じた。しかし、このようなエピソードは、法輪大法修煉者の中では、数えきれないほど多くある。

 今回の活動の準備と連絡を担当した名古屋の学習者である神谷修さんは、記者に法輪功を修煉して身に起きた変化を紹介した。神谷さんは修煉する前、狭心症、椎間板ヘルニアを患っていた。法輪功を修煉して一年も経たないうちに完治し、医師を驚嘆させた。今年62歳になる神谷さんは、名古屋大学の教授であり、周囲の人からは、いつも血色が良く、元気に満ち溢れていると言われている。時には病気になった同僚のために、授業を代講してあげ、一日8時間の授業をしても疲れを感じない。法輪大法を修煉するによって、人生の意義が分かり、人間がいったい何のため生きているのかが分かってきた。今神谷さんの家族5人も大法を修煉している。

 5月15日午後3時、名古屋青少年文化センターで法輪大法伝出13周年祝賀音楽会を行った。法輪功学習者は、歌、踊り、寸劇、楽器演奏、詩吟、独唱、合唱など多彩なプログラムで、豊富なレパートリーを出演した。穏やかな唐装踊り“万古天門開(永き時を経て天の門が開く)”、子供の学習者による愛らしい踊り“采蓮花(蓮の花を摘む)”、雄壮で優美な踊り“彩旗舞”などは、会場の喝采を博した。
 
 中国大陸で法輪功に対する残酷な迫害を暴露する反酷刑展覧も、舞台に上った。人々に迫害が今なお続いていることを伝えた。天安門広場の一幕を再現し、法輪大法弟子が修煉の権利を剥奪され、天安門広場に陳情に行く時、迫害を受けた場面を再現した。3時間の演出中、会場には拍手が鳴りやまなかった。出演の最後に、出演者と観衆は一同に、“法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)”の歌を斉唱し、音楽会は最高潮に達した。

 記者が音楽会の現場で、数人の観客に取材を行っていた。4ヶ月前から修煉を始めたという日本人の中年男性は、肺がんを患っているが、友人の紹介で修煉を始め、とても素晴らしいと感じている。「こういう音楽会を見るのは初めてであり、とても驚いている。とても素晴らしい」と述べた。イスラエル出身の女性は、「今日の音楽会はとても良く、心を込めて演出されているという印象を強く感じる」と述べた。彼女の日本人であるご主人は、「来年もこのような法輪大法学習者が主催した祝賀会を見たい」と述べた。

 また、記者は、来日したばかりの中国大陸法輪功学習者にも取材を行った。彼は、涙を流しながら演出を最後まで見ており、「素晴らしい演出、特に大法弟子が受けた迫害の暴露に感動を覚えた。二日間の祝賀活動に参加し、海外と大陸との差を実感した。中国共産党の警官は、気が狂ったように良い人を迫害し続けている。ところが、日本の警官は、大法弟子のパレードの先導を勤めている。また、海外の大法弟子が心の声を表し、法輪大法の素晴らしさを展示する機会があることに、強く感銘した」と述べた。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/17/102048.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/5/22/61072.html