日本明慧


絶望に陥った麻薬常用者 大法を得て新生を迎えた

 文/重慶法輪功学習者

 【明慧ネット2005年5月21日】1990年、わずか19歳であった私は、麻薬を吸い始めた。そのため身長1.78mの私は、体重がわずか45キロになった。月2千元しかない父母の給与では足りないため、あちこちから借金をして回っていた。父母と私はともに苦しくてたまらなかった。

 わたしは、麻薬の使用を止めたいと思ってはいたが、しかしそれはなかなかできなかった。麻薬を吸いたくてたまらなかった時の私はまるで別人のようで、そこからどうしても逃れることができなかったのだ。

 私は、あわせて10年ほど麻薬を吸っていた。その間に、私は人生に完全に絶望し、暗闇の中で生きていた。私は、肉体と精神の苦しみを耐え忍ぶのみならず、警察から逮捕される事を何時も気にしなければならなかった。

 2002年、私はまたも警察に捕まり、重慶北碚看守所に監禁された。そこで、私は法輪功を修練することで逮捕された西南師範大学のある教授と知り合った。私は、彼が語った大法の話を非常に興味を持ちつつ聞いた。それで、2002年の年末、私はようやく『転法輪』に接し、またこの本を戴いて大法を本気で学び始めた。お隣の法輪功学習者も私に法輪功の動作を教えてくれた。暇さえあれば、私は本を捧げて読み、本に語られている内容が非常に道理に合っていると思った。だんだん、体も回復し体重も60キロまで増えた。錬功中、私は精神的な不安や負担などは何もなく、非常に快適で充実感を覚えた。麻薬常用者が私を誘っても、私は以前のようにすぐ乗らず、その誘惑に負けなかった。そして、2005年の旧正月まで、私はずっと麻薬に手を出さなかった。

 しかし、旧正月を過ぎてから、自己管理が緩んだため、特に麻薬を吸うことが許されない十悪の一つだという本の内容を読んで、自分が救われることができないだろうと思い、自暴自棄になってしまった。それは自分が師父の話の内実を理解することができなかったためだったのだが。それで、私はまた麻薬を吸い始めた。麻薬の使用があまり多かったため、一週間経たないうちに、体重が45キロまで減り、体力もだいぶ落ちてきた。

 病院で、医者が点滴を行おうとしたが、血管が見つからないため点滴を受けられず仕方なく、私はうちに帰った。隣の法輪功学習者は私を見舞いに来て、大法を学び正しい道に歩むことこそ問題解決の唯一の方策だと助言した。それで、私はまた『転法輪』を持ち出した。麻薬を吸いたくてたまらなくなると、私は正念を発しつつ師父に助けを請い、また『洪吟』を読み続けていた。そして毎回、一時間ほど私をコントロールしようとするその麻薬の誘惑と戦っていた。

 大法を学ぶ前は、鎮痛するためには薬の使用が必要不可欠で、麻薬の量をだんだん減らすことによってしか止めようがなかった。そうしなければ、私はどうしても止めることができなかったのだ。しかし、大法を読み、正念を発することで、ある種の言い表せない力を感じ、十数日後、私は麻薬を止めることに成功した。

 2002年末から2003年にかけて、私は麻薬の使用を繰り返えした。警察の逮捕から逃れるために、私はかつて二回ほど髭剃りの刃を飲み込んだ。しかし、二回とも無事だった。手術前にレントゲン検査を受けたら、その刃物がすでに十二指腸を通り過ぎたので、手術をする必要はもうなくなったのだ。これは本当に奇跡だ。これは、私が大法の本を読んだことがあり、大法が私を守ってくれたに違いないと思った。私の二人の友達は、私と同じように麻薬を使用して警察からの逮捕を逃れるために髭剃りの刃を飲んだが、二人とも刃に十二指腸を突き破られ死んだ。

 今、私は体が回復してきた。私の変化によって、大法の力を感じ、大法の奇跡を見ることができた両親も、修練の道を歩んできた。

 私は、私に命を与えてくださった大法に対し心から感謝し、大法が本当に常識を超えていると痛切に感じ、自分が最後まで歩んでいけるよう願っている。また、麻薬に苦しめられている人たちに一言助言したい。麻薬から遠く離れ、新しい生活を始めよう。皆さんに『転法輪』を読んでみて欲しい。この本は皆さんに限りない受益を与えてくれるに違いない。私自身の経験から十分証明できるように、法輪大法は素晴らしい!法輪大法は本当に正道正法だ!

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/21/102317.html )