日本明慧


法輪功をわずか5日間修煉していた四川省の女性が警官に迫害され死亡

 四川省内江市威遠県のある女性は、法輪功をわずか5日間修煉していたが、悪警官に不法に捜査され、《転法輪》という本を所持することは見つけられたため、迫害され死亡した。”

 女性は李恵さんと言い、42歳で、元は威遠県高石鎮小湾村11社の住民で、今は威遠県龍会鎮楊柳に住んでいる。

 李恵さんは家が貧しいので、他の省へ出稼ぎしている(訳者:省は中国の行政区画の最上級の単位で、日本の県に相当)。母親が病気になったため、2005年4月29日に実家へ見舞いに帰った。実家に着いた当日の午後、李恵さんは、帰りの途中にもらった一枚のVCDを再生してみた。それではじめて、このVCDは法輪功の煉功を教えるVCDだったことを知った。李恵さんはVCDに従い、動作を真似てみたら、体が軽くなり気持ちが良くなった。「こんなすばらしい功法は、私もやりたい。大法の本を読みたい。師父の弟子になりたい。」と父親に言った。それで李恵さんは修煉を始めた。それからの五日間で李恵さんは、自分を厳しく律し、いつも満面に笑みをたたえていた。また、出稼ぎ先の友達のために一冊の《転法輪》を用意してあげた。

 李恵さんは5月4日に出稼ぎ先に帰る途中に、成都市駅で検査を受け、一冊の《転法輪》、師父の写真、二本の煉功の音楽のテープを警察に見つけられた。直ちに、警官に威遠県龍会鎮派出所に連行された。そこで残酷な拷問を受け、苦しめられた。

 5月5日、龍会鎮派出所から通知を受け取った高石鎮派出所は、李恵さんの実家——高石鎮小湾村11社を尋ねてきた。

 李恵さんの実家は突然に、高石鎮派出所の警官に不法に家宅捜査された。しかも父李映茂さんは高石鎮派出所に連行され、尋問を受けた。尋問の内容から、李映茂さんは、娘の李恵さんはすでに迫害され死亡したことが分かった。(詳しい状況は後で調べて確認する)

 龍会鎮派出所の悪警官は、5月5日に李恵さんを迫害死した後、責任を逃れるため、二人の私服警官がトラックで李恵さんの遺体を彼女の実家より10キロも離れた黄山橋の道端にある溝まで運んだ。その溝は鉄パイプの水漏れにより形成し、深さが5寸ぐらいで、雑草が生えていた(寸:長さの単位で、一寸は約3.3センチ)。そこで李恵さんの遺体の頭を溝に押し込み、李恵さんの服を頭まで覆わせ、背中を濡らし、溺死の現場を作ってから、その二人の警官は逃げた。

 その後、警官は火葬場と連絡し、李恵さんの遺体を運んできて、写真も取った。家族にも知らせずに、鑑識医に解剖検査を実施させ、他殺ではなく溺死である偽証をさせた。

 5月8日、李恵さんが死んで三日目になると、高石鎮派出所が火葬場に行くように李映茂さんに通知した。派出所の悪警官龍仁品は李恵さんの遺体の写真を李映茂さんに見せ、識別してもらい、李映茂さんは娘であることを確認した。鑑識医は「娘さんは、他殺ではない。お腹を切開したが、異常がなしで、たぶん頭に何らかの障害があるのではないか。それは切開してから分かりますが。」と言った。父の李映茂さんは、「娘を解剖する時、なんで私に通知しない?人が死んだのに、頭を切開する必要があるのか?」と言った。李恵さんの家族は、これ以上遺体を切開するのは忍びないため、しかたなく、解剖費用、火葬費用など合計1730元を支払い、やっと李恵さんの骨箱を手に入った。

関連電話:
内江市威遠県龍会鎮派出所電話:(0832)8422009
内江市威遠県龍会鎮派出所長 電話:(0832)8442289
内江市威遠県高石鎮派出所 電話:(0832)8122007

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/31/103062.html