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大慶の悪徳警察は楊玉華さんの遺体の返還を拒み、親族を監視している(写真)

 

 【明慧ネット2005年5月30日】大慶の大法弟子・楊玉華さんは、大慶看守所によって野蛮に鼻から管を差し込まれ、2005年5月12日に死亡した。現在、遺体は大慶油総病院の霊安室に置かれ、警察は遺体を家族に渡すことを拒否したうえ、親族、友人の電話、行方までも監視している。楊玉華さんの遺体は骨だけになり、両目を大きく開けて、口は何かを叫んでいるようで、表情はとても苦しんでいるようにみえる。

                                            楊玉華さん生前ご家族と一緒

 楊玉華さんは50歳の女性で、黒竜江省大慶市第六中学校の教師である。2005年4月16日夜12時、大慶鉄人分局の5、6人の警官が突然楊玉華さんの家に押し入り、楊玉華さんを布団の中から連れ出して強制的に連行し、大法の書籍、コンピューターなどの品物を差し押さえた。警官は、不法に差し押さえたもののリストを作って、犯罪の証拠として楊玉華さんにサインを要求したが、楊玉華さんはサインを拒否し、リストも破った。警官は激しく怒って、彼女を殴打した。17日の夜、彼女が大慶市看守所へ送られたとき、好意で彼女に下着を着替えさせてあげた人は、ひどい傷で、赤や青色に変色した彼女の全身を見ている。

 楊玉華さんは市看守所に監禁され、7日間も鉄の椅子に座らされ、野蛮に鼻から管を押し込まれて、苦しめられていた。看守所では、「警察は人を殴ってるよ!」という彼女の叫び声と悲惨な悲鳴がよく聞こえた。自分の番号を言う時彼女は迫害に抗議したため、部屋の全員が夜中12時までしゃがませられた。楊玉華さんは野蛮に鼻から管を押し込まれ始めたとき、チューブ管を噛み切ったため、3日間鼻から食料を押し込まれなかったが、その後、悪徳警官は、もっと太いチューブ管に換えて、押し込み続け、5月12日楊玉華さんは残酷な迫害で死に至った。

 楊玉華さんの遺体は、大慶油総病院の霊安室に安置されている。遺体を解剖した時には、彼女の顔はもう判別できないほど、顔色が黒く痩せて身体は骨だけになり、両目を大きく開け、目の周りは窪んでいて、口は何かを叫んでいるようで、表情はとても苦しんでいる様子で、見ていられなかった。

 省司法の関係部門は遺体を検査した。家族は現在検査の結果を待っており、楊玉華さんの無実を訴えるつもりだ。警官は楊玉華さんの家の近くに私服の警官を配置し、家族の携帯電話も監視されている。遺体を家族に渡さないため、親族が遺体を見る場合も、彼らの許可を貰わなければならず、警官がそばにいて監視されている状態だった。親族は家へ見舞いに行っても、帰りは必ず私服の警官に行く手を阻まれて取調べられ、その直後、親族の会社、家庭、住所などすべての情報までも調べられた。家族が電話で友人に悲しみを訴えても、電話が終わると、友人はすぐに会社の上司から「法輪功のことに参与するな!」と脅す電話を受けた。
 
 これほど残酷に善良な国民を迫害するのは、人民政府か、ギャング犯の団体かと、人々は問わずにいられない。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/30/102948.html