日本明慧


中国語が分からなかったが 法を得てより「転法輪」が読めるようになった(写真)

 

 文/タイの大法弟子・李妮芬口述、同修記述

 【明慧ネット2005年5月26日】私は李妮芬といい55歳です。1996年11月12日、主人はタイで幸いにも大法を得、その一週間後、私も同様に大法を得ました。

 私は小さい時から、わずかタイ語の四学年の小学校教育しか受けたことがなく、漢字も分からず、中国語を聞いても分かりませんでした。大法を得てから、私は同修について中国語の大法書籍を読み始めました。しかし、意味が分からず、しかも単語も正確に発音できませんでした。

 聞くところによると、中国大陸のあるおばあさんは、元々漢字が読めませんでしたが、大法を得てから、大変不思議なことに「転法輪」と師父の著作が読めるようになったそうです。それを聞いた時、「大したことではないね。彼女は中国人であり、中国語が分かるのだから、「転法輪」を勉強するのは勿論難しいことではない。しかし、私はタイ人だから、難しいのは当然である」と思っていました。

 ある日、公園に集まって皆で大法を勉強していた時、同修らの朗々たる読み声がとても美しいと感じました。そこで、私は一念発起して自分で中国語版の「転法輪」を勉強しようと決意し、「転法輪」を一冊買いました。初めのうち、文字の発音も意味も分からず、また書くこともできなかったため、私は一つ一つの文字を一点一画ずつなぞりました。最初は、手がだるく、頭や腰も痛くなり、眠くてなかなか続けられませんでした。私は我慢して、毎日時間をさいては書き続けてきました。私は自分の仕事を持っています。仕事の合間に、「転法輪」を書き写し、また時々翌日の早朝3、4時まで、結局は夜明けの直前まで書き続けたこともありました。最初の段階で妨害されたり、倦み疲れたりしました。それを克服し、書き写しは段々と順調になり、精神状態もますますよくなり、眠気も無くなりました。6ヶ月かけて、「転法輪」を写し終えましたが、本には何を説いてあるのかは分かりませんでした。

 一回目の書き写しが終わってから、主人は自分の後について私に読ませようとしましたが、私は読み始めると、非常に眠くなり、結局、二日間連続して本を読むことができませんでした。三日目に、主人はもう一度私に本を読ませましたが、最初はまた眠くなり、頭も痛くなりました。これは魔の妨害で、あなたは本を読み続けることができるはずだと、主人に言われ、私は痛みに耐え、睡魔と闘って、ひたすら読み続けました。三十分後、頭痛や眠気が無くなり、気持ちが非常にすっきりとしてきました。

 その時から、私は毎日本を読み、一つ一つの文字と言葉の意味を理解できるように固い決意で頑張ってきました。二回目の「転法輪」の書き写しを始めて、第三講まできた時、すべての言葉が分かるようになったと感じました。そこで、私は時間をさいては、本を読んだり、時々書き写したりしていました。このように、読みながら書きながら「転法輪」を二年余りで写し終えました。

 中国語教育を受けたことのなかったタイ人である私が、今では、毎日華人のように『転法輪』と師父の経文が読めるようになりました。しかし、大法以外の中国語の新聞、書籍や雑誌は読めないし、恥ずかしいことですが、今でも自分の名前を漢字では書けません。

 現在、私は毎日法の勉強、煉功、真相説明および発正念をきちんと行い、師父が教えて下さった三つの事をしっかり行うように努力しています。幸いに法を得たこと、また、漢字がまったく読めなかった私が、「転法輪」と師父の経文を比較的よどみなく読めるようになったのは、師父の私への無上の慈悲と浩大な佛恩によるものと思います。私は師父の慈悲に深く感謝し、師父のお教えに従い、三つの事をしっかり行い、基準に達する真の大法弟子になるように頑張ります。

 再び、師父の無上の慈悲と浩大な佛恩に感謝いたします。

李妮芬さんが第一回目書き写した第一ページの原稿 李妮芬さんが第二回目書き写した原稿

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/26/102641.html