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明慧資料  死亡リストの概説

 1999年6月10日、江沢民の意思の下、中国大陸の国家憲法や法律より上に立つ全国的な恐怖の組織「610事務局」を成立した。1999年7月20日以降、江沢民は610事務局に命令し、系統的に数千万の信仰を堅持する法輪功学習者に対して、「名誉を汚し、経済を断ち、肉体を消滅する」、「殺人者も責任を負う必要はない、殺しても自殺にすればいい」、「身元を確認せず、直接火葬せよ」などの集団絶滅の政策を行ってきた。

 また江沢民は世界に対して酷刑を減らすと言い、ヒトラーに倣い、一部の海外のマスコミ記者に労働教養所などの、いわゆる嘘の「文明的な環境」を見学させた。しかし一方、中国の酷刑案件数は増え続けている。特に法輪功に対する迫害には手段を選ばず、使用された酷刑は少なくとも40種類を超え、対象者の中には女性やお年寄りがかなりの割合を占めている。例えば:

 数日間連続して睡眠を奪い、同時に複数の高圧電気棒で長時間電撃する(口の中、胸、脇、乳房、陰部への電撃など)、様々な形の手錠、足枷を色々な方法で縛る、ゴム棒や釘のついた棒で殴打、地下牢や汚水牢への監禁、死人ベッド(酷刑の一種)、固定した姿勢まま長時間静止させるなどである。殴打用の鞭は皮と銅線を編んだものであったり、鉄筋で殴ったり、縄で縛ったり、鉄釘を指に刺したり、爪を抜いたり、強制的に食事を鼻から灌入したり、管から唐辛子や濃い食塩水、糞を口に流したりした。また冬の時、頭から冷水をかけたり、服をぬいて外の寒風にさらせたり、夏の時は太陽の下に長時間さらせたり、大小便を禁じたり、連続半月睡眠をとらせなかったり、強制的に神経を破壊する薬を大量に注射・投与したりなどである。

 不完全な統計によると、1999年7月20日以降の5年間、民間から伝わってきただけで2575名の法輪功学習者が迫害され亡くなった。迫害され亡くなった案例は中国全国に分布している。明慧ネット6月19日までの情報によると、死亡数が高い地区は順に、黒龍江、河北、遼寧、吉林、山東、四川、湖北である。迫害されて死亡者の中で、女性が54.95%、50歳以上の老人が56.7%を占めていた。

 2001年10月末、中国政府内部統計によると、拘禁中に死亡した法輪功学習者の数は1600人を超えた。数年が過ぎ、迫害が続く中、民間から伝わってきた迫害による死亡者数は増えつづけ、全国的に不法に刑を言い渡された法輪功学習者は少なくとも6千人、不法に労働教養された人数は10万人を超えた。数千人が強制的に精神病院に送られ、神経を破壊する薬物を投与され、迫害されている。多くの法輪功学習者は各地の洗脳班に連行され、精神的な迫害を受けている。また多くの人はいわゆる「法律実行人員」からの殴打、体罰、強制をうけている。

 江沢民が中国で国家恐怖主義を作り、押し進める中で、多くの法輪功学習者が死傷し、家庭を崩壊されられ、住まいを失った。また数億の法輪功学習者の家族、友達、仕事の同僚も程度こそ異なるが迫害され、洗脳された。

 また、「法輪功への迫害を追跡調査する国際組織」の2003年3月20日に公開された資料によると、「中国で、国家の経済資源の4分の1を法輪功の迫害に使っており、これらの資金は中国人民の税金や海外からの投資、また法輪功学習者に強制的に課せた不法な罰金によるものである。この巨額な資金で中国法輪功学習者を逮捕し、全国規模で610事務局や監禁用の洗脳基地の建設に使われている。中国がマスコミを動員し、大量の中傷宣伝やデマを流した。さらに海外で法輪功学習者に対するスパイ活動に行った。これら行動の直接な結果として、中国人民の生活と国家経済運用に大きな圧力と悪影響を及ぼした」。 

 以下は迫害によって亡くなった法輪功学習者の地域分布、年齢、死亡時間の統計分布、及び学習者のリストと簡単な紹介である。詳細を知って、証言や直接犯人に関する資料をご提供して頂ければ幸いです。

 今日、遭難している法輪功学習者にたとえ些細な助けや協力であっても、その人はきっと自分の未来にいい福報を招くことになるでしょう。

(中国語:http://library.minghui.org/category/32,94,,1.htm