日本明慧


間諜的卑劣な手段で法輪功に迫害を加えている共産党を見抜きましょう

 文/方洪

 【明慧ネット2005年6月15日】1999年7月以来、中国共産党江氏集団は、すべての力を使い尽くして様々な手段を使って法輪功に対し迫害を加えている。中には、国内外でのスパイや間諜的な卑劣で下品なやり方が含まれている。最近、元中国駐シドニー領事館政治事務領事の陳用林氏と天津市公安局国内安全防衛局610事務室官吏の?鳳軍氏が、公に立ち上がって法輪功に対する中国共産党の迫害を暴露した。同時に、中国共産党が海外へ大量のスパイを派遣し、法輪功学習者とその他異議のある人たちを迫害した事実を証明した。

 中国共産党が海外でスパイ活動をしているとのことは前から聞いており、国安部門はかつて私をアメリカにスパイとして送り込もうと企んだこともある。大学を卒業してから天津市国家安全局に就職した友達一人がいるが、彼は私が大学院生の勉強をしている時、ある日私のところに尋ねて来た。彼の話によると、今彼が所属している局で適当な人を見つけて、留学生の身分でアメリカに派遣するという。私は、彼が今私を狙っていると分かった。彼は、二週間以内に入学通知、パスポート、査証及び住宅(アメリカ人の家に泊まる)の按配などすべて手配し、一ヶ月もかからず旅立てると言った。彼は、国家安全部は常に外国へ人を派遣しているが、これはとても出国できる良いチャンスだと説明した。

 彼の紹介を聞きながら私は、国家安全部の効率の良さに驚いた。彼は私に具体的な内容は話してくれなかったが、私もあえて聞こうともしなかった。なぜなら、聞くだけで間諜の仕事であるとすぐ分かったからだ。私が明確な態度表明をしなかったため、後にこの件は未解決のまま棚上げになってしまった。

 この事を通じて私は、中国共産党は特に早くから計画を立てて国外にスパイを派遣し、ここ数年の間で既に海外で一つの巨大な間諜ネットが作り上げられたことを知った。陳用林氏は、オーストラリアには一千人を超える中国共産党のスパイがいると言っているが、これこそ一つの証明ではなかろうか。

 ご承知の通り、その他の多くの国家と地区(例えば北米、ヨーロッパ、香港、シンガポール、台湾など)に同様に、多くの中国共産党のスパイがいるということになる。1999年7月20日、中国共産党江氏集団が法輪功に対する迫害を開始してから、海外に潜伏していた中国共産党スパイらは仕事の重点を法輪功学習者に転移した。同時に、不定期的に新しいスパイを海外に追加派遣し、捏造とデマを飛ばして法輪功を中傷し、しかも、法輪功学習者たちを監視しまたは騒乱した……中国共産党のスパイ活動は、すでにその国家のテロリズムになり切って、海外に勢力を伸ばして法輪功を迫害する重要な構成部分となっている。

 カナダ国民である範子愚氏は、かつて天津で仕事していた期間中、法輪功を修練したのが原因で天津公安間諜らから「24時間密着監視」と言った迫害を受けたと述べている。公安のスパイは「実のところ、去年(2000年)の4月にあなたが入国した初日から、私たちはずっとあなたに目をつけていた」と、恥知らずに言いふらした。言うまでもなく、国安スパイの行動は彼に対する前々から企んでいた陰謀にほかならない。

 詳細はこちらをhttp://minghui.org/mh/articles/2003/12/25/63182.html)

 法輪功学習者(台湾人)王秀華さんは、2003年1月2日公務で上海に出張した。飛行機から降りたばかりでまだ上海に着いていないのに、浦東空港で取り押さえられ、上海国家安全局に強制的に連れて行かれて強制的に28日間の非法拘留をさせられた。2003年10月の初め、上海国安の理不尽な恐喝で台湾人である林暁凱氏が20日に渡り監禁された。2003年11月1日には、学問を極めるためにアメリカでの在留期間更新申請の引き続きをしに行った法輪功学習者の李茜さんを強制監禁した。

 さらに、例えば、中国共産党がオーストラリアで法輪功学習者を監視し、しかも、取り調べて得た情報を国内に報告する。代表的な例として、オーストラリアの法輪功学習者の李迎さんが挙げられる。最近、?鳳軍氏は、大紀元の取材を受け入れた時「国内の天津610事務室で働いていた時、オーストラリアでの李迎さんの法輪功活動に関してある程度の情況を見ました。間違いなく、中国のある秘密的な力が李迎さんを監視し抑制し、彼女の情況と動きを天津市公安局610事務室に伝えたと思います……私は、オーストラリアでの彼女の一挙一動がみんな中国政府と中国公安機関、あるいは公安機関の監視または抑制の対象でなかったのかに関し確認したいです」と、述べている。

 2004年6月の末、南アフリカで世界を驚かせるほどの法輪功学習者に対する殺し屋を雇うまでの銃撃事件が発生した。事件の全過程を通じて見抜くことができるように、銃撃されたオーストラリアの法輪功学習者の行動計画とスケジュールすべてが中国共産党に把握されていた。

 当然、法輪功に対する中国国安の迫害は、これだけにとどまることを知らなかった。カリフォルニア州にお住まいのアメリカ国民の李祥春さんは、2003年のお正月に親戚訪問で一時帰国した際に、広州空港で飛行機から降りたとたん、すぐ公安と国安にむりやり連れて行かれた。2002年6月13日、江沢民はアイスランドに対する訪問を始めた。一部のアメリカとカナダの東と西側の法輪功学習者たちは、うわさを聞き、すぐさまアイスランドに行って平和的な抗議を行う予定だったが彼らは、アイスランドへの入国を阻止された。その他50人のヨーロッパからの法輪功学習者たちもアイスランドに着いたが凱夫拉維克国際空港で警察に止められた。実のところ、中国共産党はすでにアイスランド政府に一部のいわゆる世界範囲の「ブラック・リスト」を提供し、リストに載っているものは「恐怖分子(人)」だと誣告し、罪に陥れた。この「ブラック・リスト」に載っている人々は、他でもなく、ヨーロッパ、北米と台湾の法輪功学習者であり、その範囲、正確性と時期から見てすぐわかるように、その背後には中国共産党が海外に潜めた間諜そのものの規模と悪質な陰謀を物語っている。

 これらは、中国共産党が法輪功を迫害するために海外に潜めたスパイ活動であるが、氷山の一角にすぎない。一叶知秋(小さな前兆から将来を予測し得る)と言う諺のように一枚の葉を見て、つまり、天下の秋を知り尽くせるということなのだ。中国共産党は、法輪功を鎮圧し潰すためには人力、物資力を惜しまなかった。各国の軍事情報、経済情報、先端科学技術情報を収集し、必要な情報を得るためには、決してけちることはなかった。特に、中国共産党と経済関係のある国家(たとえば、オーストラリア)、中国共産党と「敵対勢力」(たとえば、アメリカ)、あるいは「敵対勢力」の背景にある国家と地区に対し中国共産党は「油断」を許さなかった。

 巨額な資金とより多くのスパイを育てるために、国民を海外でスパイ活動に従事させ、他国の領土で人権と信仰の自由を踏み躙っている。中国共産党のこのように汚くて、邪悪な行為は、全体の人類社会に危害を及ぼしている。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/6/15/104104.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/6/17/61945.html