日本明慧


“党文化”の毒素が民衆に注ぎ込まれた(写真)

 文/秋凉

 【明慧ネット2005年6月17日】中国人は黄河に対して特別な感情を持っています。子供のころに黄河に関する物語をたくさん聞いた覚えがあります。その中で最も印象深いのが黄河中流の河段陝西の晋峡谷中龍門伝説で、「コイが龍の門を跳ぶ」という物語です。物語によると龍の門は、大禹が治水し切り開いた1本の狭い入り口で、禹門の口とも呼ばれています。中国数千年の文明歴史の中で、黄河は自然の地理的な意義を表しており、生きている大河であり、人類文明の歴史を持っている大河であり、又民族文化の起源でもあります。

 私達は成長と共に、多くの伝説や物語を読んできました。例えば、八人の神仙が海を渡る、盤古が天地を開く、嫦娥が月に飛んでいく、七夕の由来、八神仙の橋、大禹が治水する等があります。これらの不思議な物語を読む時、私はいつもこれらのことが事実であって欲しいと思っていました。なぜなら、これらと私達の人間性の根源は極めて深いからです。

 しかし、共産党の教育と文化が私達に注ぎ込んだのは、これらの伝説と物語は全て想像で作られたもので、迷信であるということでした。(私達の見た多くの歴史的な物語はとっくに共産党の都合の良いようにその真実と内包を抜き取ってあります。)

 『共産党についての九つの論評』の人と自然に対する透徹した論述を読んだ後次のことが分りました。自分の母にたとえてきた共産党が数十年来「党の文化」で中国人を洗脳し、中国人は「神」の存在を信じなくなり、「良し悪しには報いがある」ことも信じず、天理があることも信じなくなりました。さらに、因果応報も信じなくなり、自らの観念や行為、立ち居振る舞いの変異の度合い及び招かれた結果についてさえ認識出来なくなっています。

 最も悲しいことは、中国共産党が6年間に渡って「真善忍」を信仰する修煉者を迫害する中で、多くの中国人は簡単に中国共産党の嘘とデタラメを信じたことです。これは、長期に渡る「党文化」によって注ぎ込まれた必然的な結果です。この過程の中で、もしあなたに中国共産党の善良な人々への迫害を認める観念や考え、行為があるならば、それは今回の迫害を助けることになるということについて認識しなければなりません。

 人は何故この世に生まれ、生きているのかをあなたは考えたことがありますか。千万年の歴史の中、多くの人がその答えを探求してきました。そして、今日法輪大法が導いている返本帰真の道こそ、まさに人々が探し続けた答えなのです。

 共産党の邪悪な本質は、全ての生命の未来の希望を壊滅することです。彼らは党の運命と5千年の文明歴史を持っている中国古代を一緒に縛ろうと図っており、中国人を危険な境地に推しやっています。今日、神は計れない慈悲で、もう一度生命に選択の機会を与えており、今があなたの人生で最も肝心な時です。

 早くこの邪党から退出し、心から「党文化」の毒素を一掃して、生命の機縁を掴むべきではないでしょうか。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/6/17/104269.html