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雲南省の法輪功学習者・楊蘇紅さんは、迫害により死亡(写真)

 

 【明慧ネット2005年6月23日】雲南省の法輪功学習者・楊蘇紅さんは、2004年11月に昆明市西山区の警官に雲南省女子労働教養所に連行され監禁された。心身ともに苦しめられて、苦難を嘗め尽くした楊蘇紅さんは、2005年6月11日に、冤罪が晴れないまま、わずか24歳でこの世を去った。

                              迫害によりやせこけて息絶え絶えになった楊蘇紅さん

 楊蘇紅さんは、身長が120センチ、体重が23キロの女性の身障者で、昆明市西山区馬街弁事処積善社区に住んでいた。楊さんは、8歳から「結核性腹膜炎」、「白血病」などの病気にかかった。両親は楊さんを連れて、昆明市の病院をほぼくまなく尋ねたが、1998年に、楊さんは、昆明市腫瘤病院で「骨癌末期」と診断され、長くても数ヶ月しか生きられないと告げられた。

 1998年2月、宣告された命のおわりのころ、楊蘇紅さんは幸運にも法輪大法の修煉を始めた。楊さんは、「真善忍」に従い自分を厳しく律し、心身ともに大きな変化が起きた。病気が知らないうちに奇跡のように治った。楊さんは、10数年飲み続けていた薬をやめ、病魔の束縛を振りきり、生活の楽しみを改めて見つけ、生命の真の意味が分かった。楊さんを診断した医師は楊さんを見て「まだ生きている!」と驚いた。

 1999年7月20日の後も、楊蘇紅さんは信仰を堅持し、真理を堅持したが、警官などに数回も家宅捜査され、連行されて尋問を受け、不法監禁された。610オフィス、派出所、身障者連合会の人たちからの脅迫、誘惑に直面し、楊蘇紅さんは、2004年6月26日に明慧ネットへの投稿で、次のように書いた。

 「私は身障者で、不治の病にかかりました。政府と社会の助けを待っていましたが、誰も気にかけてくれませんでした。法輪功を修煉してから、体が健康になり、良い人になるという理も分かりました。家の者に面倒をかけなくなり、両親が高い治療費を負担しなくてもよくなり、社会の重荷にもならなくなりました。私に法輪功の修煉を止めさせるのは、辛い過去に再びもどって、両親におおきな負担をかけ、私の生きる道を絶つことになるのではありませんか!
私は修煉者となりました。李洪志先生は常人の名、利、情を放下して、円満成就しなさいと教えてくださいました。私は、常人の中のものは求めませんが、中国人として正常な生活をするために、信仰の自由を必要としています。私は、良し悪しと善悪を見極めることができるので、良心に背き嘘を言うことはできません。圧力によって信仰を放棄することは出来ません」。

 2004年11月30日に、楊蘇紅さんは、昆明市西山区の警官に連行され、大板橋雲南省女子労働教養所に監禁された。楊さんは、判決書に署名をせず、いわゆる「思想転化」を断固として拒否した。

 労働教養所にいた半年の間、楊蘇紅さんは、身障者にもかかわらず、正常の人と同じきつい労働を強いられた。しかも、法を勉強し煉功することが禁止されたため、楊さんは、やせこけて息絶え絶えになり、2005年5月、やっと家に帰された。しかし、1ヵ月後、端午の節句の午後に、楊さんは、冤罪が晴れないままこの世を去った。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/23/104695.html