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孫継宏さんの遺児は、今なお父の惨死を知らない(写真)

 【明慧ネット2005年6月29日】黒竜江省樺南林業局の大法弟子・孫継宏さんと袁和珍さん夫妻は2002年と、2003年に相次いで迫害により死亡した。邪悪な党の赤い恐怖の下で、孫継宏さんの娘さんの孫玉博さんは、今年16歳の高校1年生になり、お父さんの惨死を知らされないまま 黒竜江省樺南林業局を退職したお婆さんの蘇風賢さんに育てられている。

かつて円満な一家の写真

当時派出所所長と娘の孫玉博さん

 孫玉博さんのお父さんの孫継宏さんは40歳で、黒竜江省樺南林業局公安派出所の元所長であった。固く真善忍を信じたため、何回も不法に逮捕され、監禁された。2002年9月25日に孫継宏さんは再び連行され、不法に北京の豊台区玉泉営の立体交差橋に監禁され、4日後の2002年9月29日、酷刑により死亡した。

 その死に顔は極めて痛ましく、眉間に一つ、顔の両側には穴が二つあり、全身は、まともな皮膚がないほど打たれていた。

打ち殺された数日前、孫継紅さんは北京一写真館で撮った写真

 孫玉博さんのお母さんの袁和珍さんは、黒竜江省樺南県工商銀行樺南林業局貯蓄所の貯金主任で、大法を修煉したため、何回も連行された。2002年5月、袁和珍さんは北京で不法に逮捕され、留置所で殴打され、両手を後ろ手にされ、鼻から食料を押し込まれるなど残酷に苦しめられたが、その後正念で脱出した。しかし、拘留されている間に体を深刻に傷つけられたため、健康状況はだんだん悪くなり、ついに2003年7月に不幸にもこの世を去った。

 数年たっても、孫玉博さんはいつも両親の死因を知りたがっている。しかし、邪悪な党の赤い恐怖の下で、お祖父さん、お祖母さんと他の親族は、彼女にお父さんの惨死を教える勇気がない。お父さんは悪徳警察に打ち殺され、悲惨で見ていられない死に方をした真相を、孫玉博さんは今なお知らされないままだ。
 
 “お父さんは一体どのようにして死んだの?なぜ私に教えてくれないの?”孫玉博さんはこのことを聞く時、いつも目が赤くなった。

 [編者注:妨害を減らすため、子供を育てる家庭の連絡情報は既にファイルに保存し、公共情報として発表しない]

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/29/105116.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/7/9/62707.html