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アイスランド国家テレビ局はイギリス法輪功学習者を取材(写真)

 文/イギリス法輪功学習者

 【明慧ネット2005年7月12日】2005年7月4日、イギリス法輪功学習者はエジンバラ中国領事館前で平和な請願を行い、中共の法輪功学習者に対する迫害を止めさせるように呼びかた。同時に、残酷な手段で法輪功学習者・高蓉蓉さんを迫害死に至らせた、中共の悪質な行為に抗議した。当日、エジンバラで8国トップ会議を取材していた、アイスランド国家テレビ局の記者が、偶然に法輪功に出会い、法輪功学習者を取材した。

エジンバラ中国領事館前で平和な請願を行い、迫害停止を呼びかけているイギリス法輪功学習者

 更に面白かったのは、このアイスランド国家テレビ局の記者は、2002年6月、江沢民がアイスランドを訪問した時、現地で警察に勤めていたことである。彼はその時、初めて法輪功について聞いた。その時、アイスランド政府は法輪功に対して理解できてなかったため、中共のデマによる中傷宣伝と圧力の影響を受けて、一度、世界各地からやってきた法輪功学習者の入国を拒否した。この事件はアイスランド国民の大規模な抗議を招き、アイスランドのマスコミは第1面に、法輪功学習者に対するアイスランド国民のごめんなさい文を掲載した。学習者らはアイスランド政府に対して、法輪功の真相と、中共の系統的かつ残酷的に法輪功を迫害していた事実をはっきり説明した。その後、法輪功学習者らは正々堂々とアイスランドに入国した。この記者は今回、8国トップ会議取材のためにイギリスに来た。再度法輪功学習者が中国領事館前で平和な請願を行っている場面に逢い、法輪功学習者を取材した。

真面目に取材しているアイスランドの記者

 アイスランドの記者の取材を受けたのは、かつて中国大陸で過酷な迫害を受けたことがあり、現在イギリスに住んでいる法輪功学習者・李和平先生である。李和平先生は彼の一人娘が誕生して、まもなく捕えられ、二日間拘禁された。娘の1歳の誕生日の際に、再び捕えられて、不法に2年の労働教養を言い渡された。彼は他の10人の労働教養犯と一緒に狭い監房に拘禁され、連続数ヶ月も過酷な労働を強要され、毎日の労働時間は10時間に達した。拘禁された22ヶ月の間、李和平先生は5回しか家族に会えなかった。

 現在彼の父親もまた、中共当局に不法に逮捕されている。今年の3月、61歳のこの老人はただ法輪功の書籍を一冊持っていたことが理由で、不法に1年の労働教養を課された。それから、何の情報もない。李先生は父親がもしかして酷刑により虐待され、さらには虐殺されてないか心配している。

 李先生とイギリスの法輪功学習者らはまた、未だに中共により不法に監禁されている、元イギリスの法輪功学習者・楊峰さんの安否に非常に関心を持っていると表した。楊峰さんは2005年3月に北京で警官に強制的に連行され、2005年4月に不法に2年の労働教養を言い渡され、現在大興女子労働教養所に拘禁されている。

 学習者らは、またアイスランド記者に法輪功学習者・高蓉蓉さんが虐殺された例をも伝えた。高蓉蓉さんは生前、遼寧省瀋陽市魯迅美術学院の財務所に勤めていた。法輪功を修煉したため、2003年7月に不法メンバーらに龍山労働教養院へ連行された。2004年5月7日、龍山労働教養院の第2大隊の副大隊長・唐玉宝、隊長・姜兆華などは連続7時間に渡り、高蓉蓉さんを電撃した。高蓉蓉さんの顔はメチャクチャに傷つけられ、顔全体が泡だらけになった。焦げた皮膚と髪の毛は血膿とくっついていっしょになり、顔は腫れて、目はただ1本のすきまだけとなり、口はおおきく腫れて変形した。高蓉蓉さんの境遇と傷つけられた写真は国内外で広く伝播された。法輪功学習者は世界各国政府と人権機関に彼女の迫害真相を伝えた。2004年10月5日、数名の法輪功学習者は高蓉蓉さんの救出に成功した。中共はその後、狂ったような復讐を行った。高蓉蓉さんは2005年3月6日に再度連行され、ずっと密かに馬三家労働教養院に拘禁され、2005年6月16日に迫害により死亡した。

 学習者らはアイスランドの記者に高蓉蓉さんの救出に参加した数名の法輪功学習者の安否に注目していることを伝えた。これらの学習者は連行され、酷い迫害を受けた。法輪功学習者・馮剛さんは張士洗脳クラスに拘禁されている。入手した情報によると、馮剛さんは13日間断食したため、馬三家監視・管理病院に移されたと言う。救出に参加したもう一人の学習者・孫士友さんも邪悪な輩により、消防用の雲梯を使って、5階から連行された。瀋陽市公安局鉄西刑事警官大隊は孫さんを殴打し、彼の陰部を電撃した。邪悪な警官はこうわめきたてた「他のところを電撃すると見える(高蓉蓉さんの顔が傷つけられたことを指す)から、今回は見えないところを電撃するぞ!」しかも残忍悲道に大きな針を孫さんの指の爪に刺しこんだ。法輪功学習者・董敬哲さんは迫害により、生命が危篤の状態に至っている。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/7/12/105985.html