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北京の学習者林樹森さんは5月に拉致され現在生死が不明である

【明慧ネット2005年5月29日】2005年5月の初め頃、北京西城区の法輪功学習者林樹森さんは、突然行方不明になった。家族が彼と連絡が取れなくなってすでに1ヶ月近くが過ぎた。遠くにいる黒龍江の親族は、とても焦って、苦しんでいて、常に涙で顔を洗っている。近日いろいろと尋ねた結果、林さんは北京で悪警察官に不法に逮捕され、現在生死が不明だと知った。具体的な情況はまだ調査中である。

 林樹森さんは32歳の男性で、北京西城区に居住していた。原籍は黒竜江省慶安県で北京針灸接骨学校を卒業している。善良で、優秀な青年だと広範な人々にあまねく評価されている。 林さんの拉致事件は黒龍江省の故郷でも大いに注目されている。この事件は、北京の悪警察官が法輪功学習者を迫害する卑劣な行為とこれを極力覆い隠す姑息な手段を暴露したものであり、中国共産党の江氏集団とその一味が憲法と国家の法律に違反した本当の犯人であることをも暴露している。

 林さんは1996年に法を得た。1999年以来、法輪大法を堅持したため、2001年に北京市公安局第一所に逮捕され、北京市朝陽区裁判所から不法に3年の刑罰を科された。2001年1月17日に天津茶淀の前進刑務所(現在の北京清河監督管理支局前進刑務所)に拘禁された。刑務所の中で、法輪功への信念を放棄させるため、警察官は彼に対して各種の残虐な体刑を行った:「死人のベッド」(注:ベッドに縛り、ナイロンの縄で全身を固く縛って、呼吸を抑制し意識をなくす刑罰道具)、電撃、疲れさせる、睡眠をさせない、背中で手錠を掛ける、強制洗脳など、肉体と精神を共に苦しめた。様々な手段が失敗した後、総電圧が数十万ボルトに達する11本の電気棒で林さんを同時に電撃した結果、彼は前進刑務所で6ヶ月以上にわたって心神喪失状態になった。

 林さんの家族は全世界の善良で正義感のある人々に、正義の手を差し伸べて歴史上最も邪悪な法輪功に対する迫害を制止させるように、呼びかけている。

 私達は、林さんの情況を引き続き関心を持って調査することにする。

 かつて林さんを迫害した人員の名簿:
北京清河監督管理支局前進刑務所第6監獄区の刑務所の役人:劉伯全、徐乾警、蔡分監区長

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/5/29/102918.html