日本明慧


労働教養所における女性への性虐待は人を激怒させる

 【明慧ネット2005年7月15日】大紀元記者の報道によると、最近、何人かの中共役人が相次いで逃亡し、中共610が法輪功学習者を、残酷に弾圧した大量の内部文書を公表した。例えば『中華人民共和国婦女権益保障法』に明確に言及している:婦女は生理期間・妊娠期間・出産時期・哺乳期間に特別な保護を受ける…しかし労働教養所などからは絶えず、女性学習者が堕胎を強いられ、性虐待を受けた事件が報告された。

 女性の権益、社会的地位の保障及び尊敬されるレベルは、社会或いは国家文明の程度を量るシンボルである。中共の前国家主席江沢民は以前、テレビ局で記者に「8.9の民主化運動における女子大学生強姦には、どのように対応するのか」という質問を受け、口をついて出たのは、「6.4の暴徒は、罪を受けるべきである!」という答えだった。

 『法輪功人権報告』によると、中共の江氏集団が法輪功を弾圧して以来、全国各地の労働教養所の警察官は自由を失った女性を残忍で、賎しく、卑劣に扱っている。『女性に激しく暴力を加える』という部分の描写には、拘留された数十万人の法輪功女性学習者は、服を剥がれてしまう(時に長期で)、生理用ナプキンの使用を許されない、性虐待や強暴な脅し、あるいは胸部や外陰部を殴ったり蹴ったりされることなど、酷刑と侮辱から免れた人はほとんどいない。更に悲惨な事例は、女性学習者が警察官に強姦・輪姦され、腟に電気棒で電撃され、剛毛のブラシを腟に挿入して擦られたり引っ掻かれたりして辱められ、あるいは裸体で男性牢獄に入れられた等などがある。九死に一生を得た法輪功女性学習者の一人は「あそこの邪悪について外界では想像することができない。」と話した。

 全世界に迫害されている法輪功学習者を救援するサイトの資料によると、多くの妊娠中の女性法輪功学習者は堕胎を強要された。蘭州大学暦史学科博士生王紅梅は修煉を堅持したので、2001年6月7日蘭州大学警察局に逮捕されて、その後蘭州市桃樹坪労働教養所に拘禁された。彼女が捕まったとき、すでに妊娠していたが、警察は彼女に流産を強行した。

 最近、明慧ネットの報道によると、遼寧省本渓の女性学習者の譚亜嬌さんは、去年「9.18本渓大逮捕」という行動で拉致され、東明派出所で野蛮に食べ物を押し込まれた。留置場でも、警察官が彼女の手足を鉄環に固定し、食べ物を押し込んだ。食事することを拒絶すると、牢獄の警察官張晋娟は、王という姓の罪人に彼女を猛打することを命じた。 そして、彼女は流産した。(記者は食べ物を入れる管を一週間も挿入したままにする事実を確かめた。挿入した管を再度使用できないので、買わなければならない。)

 「あいつらがまた私を苦しめた。私はトイレに行きたくなったが、足かせを嵌められているので、ただ鉢で受けるしかなかった。その時、二つの血の塊が出た。一つの血の塊は粘くて、もう一つは外輪が赤い。内には小指の爪位の白色のものがあった。二つの血の塊は約0.7、0.8センチメートル。『生理が来たのか』と誰かが聞いた。『そうでなくて、流産した。』と私は言った。王は『早く便所に捨てて』と言った。」と譚亜嬌は話した。

 大紀元記者の周新さんは、去年の9月、河南省淮陽県魯台郷を追跡調査した。妊娠9カ月の法輪功学習者王桂金さんは、610と計画生育委員会が共謀し、分娩促進を強行された(実際は堕胎した)。当時淮陽県計画生育指導委員会(394−2687775)に電話した時、王さんの出産が強行されたことを聞いた。彼らは「確実に同意したに違いない。出産を強行することはできないから。」と言った。「妊娠9カ月になったら、自然に出産できるじゃない。」と記者は聞いた。「これは国家政策で、ほかの考慮もある。」と彼らは答えた。

 法輪功学習者の他にも、中国労働教養所に非人間的な待遇を受けた人もいる。一人っ子政策違反として、一連の迫害を受けた上海女性の毛恒鳳さんも、労働教養所では同様に虐待された。自由アジアラジオ放送局の報道によると、牢獄の警察官は毛恒鳳さんの両手両脚をベルトで各々縛り、それぞれの方向に引っ張った。引っ張りながら、彼女に質問した。「あなたは承諾するのかしないのか、過ちを認めるのか。」このまま三日間続いた。

 今年の3月8日国際婦人デーにおいて、ドイツからの法輪功学習者二人、熊偉さんと陳穎さんは、ストラスブール(仏)のヨーロッパ議会メディアセンターで中国労働教養所が女性の尊厳と権益を剥奪していることを暴露した。ドイツに救援された熊偉さんは北京女子労働教養所にいた経験を述べた。彼女はたとえ生理の来る時でも、相変わらず便所にいくことは許されないし、生理用ナプキンを用いることも許されなかった。暴力を抗議すると、警察官は手錠をかけ、恐喝した。「私がお前の指を1本1本折って、熱湯をかけても、まだ煉功するか。」

 加えてもう一人の19歳の女子大学生にも言及した。彼女は警察が命じた8人の犯人に袋叩きにされ、服をすべて剥がれ、靴下とパンツを口に詰められ、とても堅い靴で下半身を蹴られた。二十数日後に会った時、彼女の精神状態は正常ではなかった。

 陳穎さんは労働教養所で服を剥がれてしゃがまされ、冷水をかけられたことに言及した。警察は5、6人の麻薬常用の罪人と売淫の罪人に彼女を殴ることを命じた。抗議すると、窓に手錠をかけられ、不明の薬物を注射された。薬物が身体に入ると、彼女は心臓と血管が引き裂かれるほどの痛みを感じ、体の左側にひきつけを起こし、記憶力も喪失していた。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/7/15/106225.html