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「凍りつけ」と称される2000年の残虐な体刑は、かつて多くの人を死に至らせた

 【明慧ネット2005年8月25日】今年70歳の孫さんは、山東省煙台に住んでいる。97年孫さんは奥さんと一緒に法輪大法修煉を始めた。老夫婦が法輪功を修練しはじめたのは、病気治療が目的でなければ、他の目的もなかった。ただ、ご夫婦の話を借りれば、「真、善、忍を学びたくて大法を得ました」。

 2000年12月27日孫さんと奥さんは、北京へ陳情に行ったが、不法に捕まえられて、孫さんは他の大法弟子たちと一緒に車に押し込まれて、名前も知らない派出所に監禁された。

 警察の不法逮捕に抗議して、彼らは氏名と住所の報告を拒否した。邪悪な警察は、強制的に身分を報告させるために、彼らに対して残忍悲道な刑罰を使い、その中の最も典型的なのは「凍りつけ」である。

 まず、大法弟子の上着を脱がせて、一枚のシャツだけを残す。それから外の雪の中に立たせたり、座らせたりして凍らせる。しばらくしても大法弟子が屈服しないと邪悪な警官は、残り一枚のシャツを脱がせて体に水をかける。絶えることなく水をかけて、徹底的に「凍りつける」のである。

 孫さんは70歳の高齢にもかかわらず、人間性のない残忍な迫害を免れることができなかった。水が凍る酷寒の師走に残虐な警察は、孫さんに一枚のシャツしか着させずに、外に立たせた。それがなんと午前9時から正午の12時まで続くという。午後から、邪悪らはまた、彼のシャツを脱がせ、何人かが交替に水をかけ続ける。間もなくすると孫さんは頭から足の指先まで凍りつきカチカチになり、気を失ってしまった。人間性を失った凶悪な警官らは、彼が目を覚ますのを待って、引き続き水をかけた。ある日、孫さんはなんと8、9回の気絶を繰り返した。夜中の12時になって、やっと彼は部屋に戻った。孫さんの体に付いている最後の氷の塊を取りはずす時、若い警官一人が孫さんに「実は、私たちもこのようなことはしたくないよ。みんな江沢民のやったことだよ」と、恥ずかしげに言ったという。

 その後、警官らは孫さんの帽子から手がかりを見つけて、とうとう彼の身分を調べ出した。

 北京を離れる時、邪悪な警官は「凍死してもただであり、死んだら捨てちゃう。誰も関係はしないさ。前も何人かが死んだけどそのまま捨てちゃっているよ」と、言った。

 孫さんは、地元に戻ったが、その後も迫害は続き、留置所や留置場及び共産党学校など相次いで3ヶ月を拘禁して合わせて1万元あまりの金をゆすり取られてやっと家に戻った。

 それ以来、孫さんの年金は不法に会社の書記に取り押さえられて、彼の年金手帳から2年に渡って金が引き落とされている。いまなお、孫さんは取り戻していない。



(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/8/25/109112.html