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青州の大法弟子・馬雲武さんは、冤罪を晴らせずに死亡
妻は労働教養を科せられる

 【明慧ネット2005年8月25日】

                    青州の大法弟子・馬雲武さん

 馬雲武さんは迫害によって死亡

 山東省青州第一中学校の教師である馬雲武さんと妻の董秀雲さんは70歳を超えた老夫婦です。ここ数年、法輪功を修練したのを理由に江氏集団に逮捕され、拘禁、拷問されました。馬雲武さんは2004年に迫害によって亡くなり、董秀雲さんは今も邪悪によって不法な労働教養を受けています。

 馬雲武さんは清華大学を卒業し、長年にわたって青州第一中学校の中核であり、教え子が至る所にいるベテラン教師でした。彼はその豊富な教師経験と、正直さ、善良さ、質素な人格から、学生たちに深く尊敬されていました。

 彼は長年にわたり一生懸命働きましたが、年をとるにつれていろんな病気が現れました。毎年数千元ものお金を医療費に費やさなくてはならず、疾病の苦しみを味わいつくしました。1995年、彼は人の紹介で法輪功の修煉をはじめ、自分で意識して“真、善、忍”にしたがって行動をするようになりました。彼が妻と修煉を始めてまもなく、二人とも体の病気がいつの間にかなくなっていました。馬さんの悪い性格も直り、家族むつまじく、生活は幸福と快楽に満ち溢れていました。

 修煉を通して道徳が向上した老夫婦は師父の教えをしっかりと心に刻み、心を修練して善に向かい、完全にほかの人のことを最優先に考える人になりました。さらに多くの縁のある人を修煉の道に導くために、煉功場ではボランティアでいろんなサービスを提供したり、熱心に隣人を手伝ったり、われを忘れて貧しい学生を助けたりと、彼ら老夫婦は周囲の人誰もがほめそやすいい人でした。

 大法は全国各地に、さらには世界各国に広まり、修煉者はすでに1億人を超えていました。修煉者のこのすさまじい増加の勢いを見て、江沢民は狂うほど嫉妬しました。1999年7月20日、江氏集団は命令を下し、全国各地の指導所所長と一部の指導員を逮捕しました。当時指導員だった馬さんもいきなり公安に逮捕され、秘密裏に湿った汚い小さな部屋に拘禁されました。彼は酷暑の夏には蚊に刺され、悪人たちに各種手段で拷問され、睡眠を許されず、“真、善、忍”を放棄するよう強制されました。それでも70歳を超えたお年よりは数十日の非人間的な拷問を強く耐え抜きました。

 当時、第一中学校校長の学会と書記の張明富は江氏のごろつき集団に協力し、たえずこの老夫婦の邪魔をしていました。かれらは馬さんの給料を止め、地方で働く一人の息子に、実家に帰って老夫婦に信仰を放棄させるように脅迫しました。

 校長の学会と書記の張明富は、なんと馬さんを拘禁するためだけの鉄のかごを作りました。1999年7月20日から不法に労働教養させられる2000年までの間に、馬さんは何回も鉄のかごや暗い部屋に入れられました。多くの言いようのない拷問をされているときでさえ、悪人たちが真相を知らないばかりに悪事をしてあとで償わなくていいように、馬さんは相変わらず修煉者の心で慈悲深く悪人たちに大法の真相を話しました。

 2000年、馬さん夫妻は天安門広場に大法の実証に行き、凶悪な警察に取り押さえられ、それぞれ青州留置所と拘留所に入れられました。一ヵ月後、70歳を超えた馬さんは昌楽労働教養所に入れられ、不法に労働教養させられました。

 昌楽労働教養所では、凶悪な警察官は上司からの転化目標を達成するため、ごろつきの役人たちは大法弟子に対して各種の拷問をしました。馬さんはほとんど一日中セメントの床に足を延ばした状態で座らされ、少し動いただけで殴打されました。夜には睡眠を許されず、寒冷な冬には大きな水がめに入れられて凍えさせられました。

 あるとき、何人かの悪人は馬さんを転化させるために、集中して暴力をし、彼を床に抑えて殴る蹴るの暴行をしました。彼の血圧は260まで上がり、心臓に重大な問題が生じました。労働教養所は死者が出るのを恐れて、やっと彼を服役中重病のためとして一時出所させました。

 馬さんは家に戻った後も胸が長時間にわたって痛み、頭も調子が悪く、体が回復しませんでした。このような状況の下、青州洗脳所の人が何回も玄関に来て怒鳴ったり脅したりし、しまいには妻の董秀雲さんを不法に洗脳所に入れてしまいました。馬さんは迫害によって2004年にこの世を去りました。

 70歳の董秀雲さんは不法に労働教養させられる

 馬さんの妻の董秀雲さんはマッチ工場で働き、数年来大法を固く修練し、邪悪に妥協することはありませんでした。董さんは法輪功を修練したため暗い部屋に長い間入れられ、上京して陳情したため留置所に入れられ、それから給料が一切止まっています。さまざまな圧力を前にしてもなお、彼女は師父と大法に対する信仰をすべての頼りにしてしっかりと法を正す修煉の道を歩んでいます。

 今年の夏、彼女は再び留置所に入れられ、留置所の中で煉功をしたため、彼女とほか数名の大法弟子は、手錠をかけられ、足も動けなくされました。今年7月、70歳を超えた董さんは不法な労働教養を言い渡されました。

 彼女のような年配の人は多くの病を患い、息子娘たちと共に過ごしているのが一般的ですが、彼女は法輪功の修煉によって健康な体を手に入れ、道徳も向上しました。しかし今はそれが理由で牢屋に入れられています。邪悪なやからは70を過ぎた一人のおばあさんも見逃さないのです。

 “広大な時の中には太平の日がおのずとある”善には報酬があり、悪には償いがあるというのは天理です。法輪功を迫害するすべての者に忠告を申し上げます。早く迷いから抜け出して目覚めてください。さもなければあなたたちの将来は永遠に回復できない深淵に直面するでしょう。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/8/25/109121.html