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メキシコ:反体刑実演は人々の注目を引き寄せた(写真)

 【明慧ネット2005年9月16日】9月12日、胡錦涛のメキシコ訪問が始まった。現地の法輪功学習者たちは、一番にぎわう市街中心部で反体刑実演を行い、人々に法輪功に対する迫害の真相を説明した。今回の活動は、メキシコでは初めてのもので、学習者たちは、広場で同時に動作の実演も行った。人々は、法輪功の穏やかさを感じ取りながら、生々しい迫害の残酷さを目にした。その効果は、とても強烈なものであった。

                   反体刑実演に関心を寄せる人々

 広場を往来する人々は、絶えることがなかった。様々な実演がここで行われ、人々はゆったりと歩きながら、いろいろなものに興味を示した。午後2時ごろ、反体刑実演の準備が終わると、すぐに周りの人々の注目を集め始めた。生々しい残虐な体刑の実演や写真、優雅な煉功動作、そして、学習者たちの簡単な説明などで、人々はすぐに真相を理解した。ある人は、すぐ正面にある教会の前に行って、両手を合わせてお祈りをした。ある人は、写真や学習者たちがやっている煉功動作を見て、大法の穏やかな雰囲気とエネルギー場に引かれて、長い時間見とれてその場を離れようとしなかった。真相資料を配布するとき、人々は真相を知りたいという気持ちがあふれていた。それはとても真剣で切実なものであった。これらの善良で素朴な人々は、この真相説明の資料をどれだけ待ってやっと得たのだろうか?

 ある女の子は、真相資料と折り紙の蓮花を受け取って帰るとき、わざわざ私たちの学習者のところに来て、顔にキスしながら別れを惜しんだ。たとえ言葉が通じなくても、一つの命が真相を分かるようになった時のその喜びは、心から実感できるものだ。ある男性は、わざわざ現地の学習者を通じて私たちに「私は、中国政府が一日も早く目を覚まして、この残虐な弾圧を終わらせることを期待しています。そして、法輪功学習者たちの幸運をお祈りします」と伝えた。台湾から来たある中国人は、積極的に近くの広場に行って現地の華人と触れ合いながら法輪功の真相を説明してもらったという。

 アメリカのある学習者は、やっと話せるぐらいのスペイン語で、周りの人々に手振り身振りを混ぜながら真相資料を配った。人々は、彼の言葉が分からなくても、微笑を浮かべながら彼から資料を受け取り、心からありがとうとお礼を言った。真相資料を拒否する人はほとんどいなかった。人々は、資料を受け取ると、まるでずっと待っていたかのようにその場で立って読んだ。現地の学習者たちは、これらの光景を見て、その後の交流会で「反体刑実演は、真相を知りたがっている人々の心に刺激を与え、真相説明は確実に衆生を救い済度できます。これからも多くの機会を作って真相説明を行って行きたい」と述べた。

 体刑実演の写真や、功法の実演スペースには、人の波が絶えることなく続いた。真相資料は、配布が追いつかないほどのスピードでなくなった。一時間も経たないうちに、2000枚の真相資料を配布した。私たちが後片付けをしているのを見て、人々はやっと離れていった。

 その後、学習者たちは急いでメキシコ議会のビルに駆けつけた。一時間後に、胡錦涛の見学がここで予定されているからだ。私たちはタイミング良く、ちょうど刑具を並べ終えたところに、何人かの記者らが出てきてカメラを回し始めた。警官たちは、私たちを見て、鎖などを解除し、記者らの写真撮影が終わるのを丁寧に待って、その後、私たちに少し場所を移動するよう話した。記者は、集まれば集まるほど多くなり、20社のメディアが来て取材を行った。通行人は、歩道から残虐な体刑の写真を並べているところにやって来て、好奇心を持っていろいろと尋ねた。その中には、政府官吏も含まれていた。ある官吏は、もしこれらの残虐な体刑が本当に中国で発生している事実があれば、その政府はあまりにも卑劣で汚い、と言った。

 P通信とロイター通信の写真報道は、今回の洪法活動及び真相説明が世界各地のメディアに伝わったことを物語っている。

     大陸法輪功学習者が受けている残虐な体刑の実演(撮影:AP通信、ロイター通信)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/16/110531.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/17/65010.html