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趙致真事件が開廷 原告は弾圧のための世論形成に責任を負うことを要求

 【明慧ネット2005年9月23日】(記者・王英)9月22日、法輪功学習者が武漢テレビ局長・趙致真を告訴した件で、米国ハートフォード(Hartford)市連邦法廷で審議が開始された。趙致真は原告の法輪功学習者に、「中国の法輪功修煉者に対する拷問と集団虐殺の犯罪行為を企み、扇動し、加担した」ことで告訴された。原告弁護士のテリー・マーシュ(Terri Marsh)女史は、趙致真は中国国営テレビ局及びインターネット上の法輪功を根絶する番組制作に責任を負うべきだと指摘した。

 AP通信9月22日の報道によると、武漢テレビ局長・趙致真は、215年に制定された、外国人権利侵害行為法(Alien Tort Statute)に基づいて告訴された。これは、外国人によって世界のいかなる所で発生した人権侵害でも米国で告訴することができるものだ。

 去年、趙致真はコネチカット州でエール大学での娘の卒業式典に参加した時に、法廷の召喚状を受け取った。その後に彼は中国へ帰った。

 法輪功学習者の弁護士テリー・マーシュ女史は、趙致真をナチスの布教者ジョゼフ・ゲッベルスに例えた。マーシュ弁護士は、「趙致真は彼が中国国営テレビ局及びインターネット上の法輪功を根絶する番組制作に責任を負うべきだ」と話した。

 マーシュ弁護士は、「中国国営テレビは、法輪功学習者を殺人犯に仕立て上げる番組を放送し、中国人に見せた。趙致真はまた、ウェブサイトを作り、中国人を扇動して法輪功学習者の銃殺に加担した。そして、“ネズミを追うようにして彼らを殴った”」と話した。

 マーシュ弁護士は、「私たちはこの事件の中で言論を非難するのではなく、私達はこれらの迫害を扇動する運動、拷問に相関する言論を非難している」と示した。

 木曜日、250人以上が法廷の観客席を埋め尽くした。彼らの中の大部分は、法輪功学習者とその支持者である。

 法廷の外で、原告・陳剛さん(34歳)は、「趙致真が作成した番組は、私が拘禁されていた労働教養所の中で放送された。私は法輪功学習者であるため2000年にその労働教養所に拘禁された。そのような宣伝によって、殴打やその他の酷刑に至った」と言った。

 陳剛さんは、「弾圧が始まる前、メディアは、彼らは悪い人だと宣伝しており、彼らに口実を与えた。これらの犯罪行為は隠されている。もしナイフを人に渡してから、その人が悪い人だと伝えると、その結果はもっと恐ろしくなる」と話した。

 マーシュ弁護士は、「法輪功は、金銭的な損害賠償に興味はない。しかし、中共の官吏は法輪功が受けた苦難に対して責任を負うことを望む」。「私達の本当の目的は、これらの虐待を制止することだ」と述べた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/23/111051.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/23/65234.html