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胡錦涛ニューヨークを去り、バンクーバーに到着;法輪功学習者は迫害停止を呼び続ける(写真)


 【明慧ネット2005年9月17日】(バンクーバー明慧ネット記者王英とニューヨーク明慧ネット記者采菊)2005年9月16日午後、中国共産党主席胡錦涛は、彼の北米における最後の地点であるカナダのバンクーバーに到着した。法輪功学習者たちは、彼の宿舎であるウエスティン・ホテルの近辺で、迫害停止を呼びかけた。彼らは、“江沢明、羅干、劉京、周永康を法の下に罰せよ”、“法輪功を迫害する悪警その他を法の下に罰せよ”と書いたバナーを広げていた。

      法輪功学習者たちが胡錦涛の宿舎であるウエスティン・ホテル近辺で請願

 胡錦涛の車の列が、法輪功学習者たちのバナーの横を通り過ぎた

 胡を歓迎するために、CCP(中国共産党)は多くの中国人留学生を雇い、法輪功のバナーが胡の目に入らないようにしようとした。しかしながら、法輪功学習者たちはホテルの周りにバナーを持って立っていた。午後3時過ぎに胡の車の列は、ホテルの正門の近くに居た法輪功学習者を避けるために、裏門から入った。一部の法輪功学習者は裏門の近くで待機していて、バナーを広げた。

 通行人は法輪功を支持し、迫害に反対する

 一人の通行人は法輪功学習者が請願しているのを見てやってきて、歩道でポスターを持つのを手伝った。彼は法輪功の原則の真善忍に賛成すると、記者に言った。彼は言った、「中国における迫害は、間違っていると思います。それは世界をダメジしています。私は迫害や鎮圧に反対します。不正を見れば私は立ち上がります」。

 ある通行人は、学習者に言った、「あなた方は勝利を得ます。あなた方が勝利を得ます。CCPは世界的テロの根源です」。

 親中共の者が問題を起こそうとして、法輪功学習者のバナーを引き裂く

     “法輪功迫害停止”と書かれたバナーが、親CCPの者によって引き裂かれた

 胡が滞在するホテルの前で、親CCPの者たちが学習者のバナーを引き裂いた。

 法輪功学習者Feiさんは言った、「誰でも自分の意見を表現することができます。けれどこれら親CCPの人たちは、私が“法輪功迫害停止”と書いたバナーを広げているのを見て、掴み取りました。後で彼らはそのバナーを引き裂きました。彼らは自己制御を失い、理性がないように見えました。私は言いました、『あなた方はあなた方の意見を表現し、私は私の意見を表現します。私たちはカナダに居るのです。皆表現の自由があります』。彼らは聞かず、ただ私のバナーを掴み取りました」。

 カナダ人は言った、「ここはカナダです。皆表現の自由があります」

 法輪功学習者の正当を保護するカナダ人の紳士が言った、「その女性は、彼女の意見を表現する権利があると思います。赤旗を持っていたこれら親CCPの者たちは、旗で彼女を突き、彼女のバナーを引き裂きました。ここはカナダです。自分の意見を表現したために攻撃されることは許されません」。

 バンクーバーのフランクという学習者が、この事件について意見を述べた、「法輪功学習者が一人、“法輪功迫害停止”と書かれたバナーを持っていました。多くの中国人たちは赤旗を持っており、旗でバナーが見えないようにし、旗で彼女を打ちました。数人は彼女を引きずりました。カナダ人の通行人が事件を見て、攻撃されている女性とバナーを保護しようと、進み出ました。多くの親CCPの者はバナーを掴み、引き裂き、地面に投げ捨てました。彼らはその学習者を虐待しさえしました。そのカナダ人は、法輪功を支持して自分の意見を言いました。私は親CCPの者たちに言いました、『あなたたちが今日やった事は、中国のイメージを壊すだけですよ』」。

 警察の責任者は言った:親CCPの者たちは問題を起こし、法輪功に濡れ衣を着せようとした

 バンクーバー警察の責任者は、その事件全体を見ており、誰が悪いのか分かっていると言った。親CCPの者たちが問題を起こして、法輪功に濡れ衣を着せようとした。彼は法輪功学習者たちが巻き込まれないようにと、望んでいた。

 法輪功代表者は言った:胡がやがて目覚めて迫害を停止するよう望みます

 法輪功代表者李桜さんは言った、「今日私たちは主に胡錦涛に、迫害の主要犯罪者である、江沢民、羅干、劉京そして周永康を、裁きにかけるよう呼びかけるために来ました。私たちは又、悪警やその他の迫害者を裁きにかけるよう望みます。第三に胡錦涛に言いたいのは、神と人民が彼に与える時間には制限がある、ということです。迫害は江沢民が始めましたが、まだ続いています」。「私たちは胡錦涛がやがて目覚めて迫害を停止するよう望みます。ですから彼にバナーや平和な誓願を通じて、私たちのメッセージを見せ、聞かせたいのです。明日も私たちは平和な請願を続けます」。

 ニューヨークにおける胡錦涛:法輪功学習者たちは、何度も近距離にて胡にメッセージを送った

 明慧ネットの記者采菊のニューヨークからの報道−胡がニューヨークに到着した9月13日から彼が去った16日まで、法輪功学習者たちは何度も近距離にて、胡にメッセージを送ることができた。

 胡がホテルに到着

                 ホテルの前の歩道で請願する学習者たち

 胡がニューヨークに到着した日、パーク・アベニューで中国人歓迎グループが雇われていたにもかかわらず、請願している法輪功学習者を避けて、胡の車の行列はホテルの北口から入った。入る前に、中国大陸からの随従者の数人が、胡を歓迎して中国の国旗を振るよう按配されていた。法輪功学習者たちも何人かそこに居り、車の行列に向かって大声で言った、「法輪大法はすばらしい!」、「胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある」、「法輪功の迫害を停止せよ」。

 ホテルからの出入り

 9月14日午前8時半、胡錦涛はホテルを出て国連に向かった。彼の車の行列は法輪功学習者たちに出逢った。当時そこに居た学習者の王さんは言った、「ある学習者がまず、“胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある”と書かれたバナーを高く持ち上げました。それからもう二つのバナーも持ち上げられました。殆ど同時に胡の車の行列がこれらのバナーの前を、通って行きました。“法輪大法はすばらしい”という大声があらゆる処で響いていました。この情景はまるで按配されていたかのように、一、二分のうちに発生したのです」。

          9月14日夕刻マンハッタンのミッドタウンで挙行された大パレード

 夕方になって学習者たちが大パレードの後、三番街を国連からパーク・アベニューへと歩いていると、胡の車の行列がホテルに戻るのに出逢わした。学習者たちは車に向かって大声で言った、「法輪大法はすばらしい!」、「胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある」、「法輪功迫害を停止せよ」。

 9月15日の朝、胡錦涛は二人の護衛を両側に、ホテルから出て車の方へ歩いて行った。その瞬間リサという名の学習者が、“法輪功はすばらしい”と書かれたバナーをもってホテルの裏口を歩いていた。彼女は記者に言った、「見上げたとき、見覚えのある男が見えました。そしてそれが胡錦涛であることに気づきました。私はすぐに彼の目を見て、大声で言いました、『胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある』。近辺に居た学習者たちはすぐにやって来た。私たちは車の行列が去るまで、大声で何度も言いました、『法輪大法はすばらしい』、『胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある』、『法輪功の迫害を停止せよ』。彼の車の窓はその時開いていました」。

 午後には、胡の車の列は、交差点に立っていたもっと多くの法輪功学習者たちに出逢った。

 ニューヨークを去る

        ウォルドフ・アストリア・ホテルの前で24時間請願する法輪功学習者たち

 午前9時過ぎに、中国人たちの車が12台ほどホテルから出て来た。ある者は、胡錦涛がその行列と共に去ったと言った。しかし過去数日間ニューヨークで請願し続けてきた学習者たちは、去らなかった。10時40分に幾人かの学習者が、胡錦涛が数人の中国人と握手して車に乗るのを見た。車の列はまもなく去って行った。学習者たちはホテルの正門の方に居る学習者たちに知らせた。車の列がホテルの前を通った時、学習者たちはあらゆる方向から急いでやって来た。数十人の学習者たちがバナーを広げて、車の列の横の歩道に立った。彼らは大声で言った、「法輪大法はすばらしい」、「胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある」、「法輪功の迫害を停止せよ」。すると車の前方の窓がゆっくりと閉まった。

 車の列は法輪功学習者たちに会うのを避けるために、49丁目から50丁目へ行くと思われた。一部の学習者たちはすばやく48丁目から50丁目の交差点へと移動し、大きなバナーを広げた。彼らは再び大声で言った、「法輪大法はすばらしい」、「法輪功の迫害を停止せよ」、「江沢明、羅干、劉京、周永康を法の下に罰せよ」、「悪警とその他の法輪功を迫害する者たちを、法の下に罰せよ」、「胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある」。一部の学習者たちは、パーク・アベニューでバナーを広げ、車の列を待った。車の列はホテルの前に5分ほど留まり、それから学習者たちの大声の中を去って行った。

 空港で胡に会う

                  空港への道沿いでバナーを広げる

 法輪功学習者たちは、高速道路から空港への入り口の近くで朝から待機していた。彼らはバスの停留所の近くで十数のバナーを広げた、「法輪大法はすばらしい」、「法輪功の迫害を停止せよ」、「江沢明、羅干、劉京、周永康を法の下に罰せよ」、「悪警とその他の法輪功を迫害するものたちを、法の下に罰せよ」、「胡錦涛、天と人民が与える時間には制限がある」。

 午前11時過ぎに胡の車の列がやって来て、学習者たちのバナーと大声での請願の前を通り過ぎた。バナーは車からたった数歩の距離であった。

 この活動の組織者は言った、「法輪功学習者たちのたゆまぬ努力は、胡錦涛に法輪功の真実を知らせ、彼に賢い選択をさせ、迫害を停止し、彼自身と中国人民に明るい未来を選ばせることを意図しました」。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/17/110616.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/18/65026.html