日本明慧


「病業再現」の現象から大法に対する認識の偏りを考える

 文/青海省大法弟子

 【明慧ネット2005年9月27日】最近、一部の学習者に「病業再現」の現象が現れ、周囲に悪い影響を与えている。この現象は複数の種類があるが、ここで当地区に現れた数例の「病業再現」の現象について私達の考え方を述べてみたい。

 いわゆる「病業再現」の現象は、これらの学習者の真相説明方式および大法に対する認識に関係している問題だと思っている。これらの学習者は真相を説明する時に、いつも自分自身の、特に修煉前後の健康状況の変化を中心にして真相を伝えている。この方法は、法輪功が迫害される前には、確かに真相を伝え、大法を実証する作用を果たしていた。

 しかし彼らは、大法に対する認識が法を正す進展に追いつかず、あるいは大法に対する体得が感性的認識に留まり、真相説明の内容を自分の身体の変化に限っていて、「大法が素晴らしいと唱えれば健康になれる、悪運が避けられる」という求める心に執着して、大法の素晴らしさや自身の修煉によって得た純正のエネルギー場を世人に示すことができなかった。

 同じ資料を使っても、大法の真相をしっかり伝えれば、世人が大法に対して正念を持つことになり、危難の時に大法を思い出すことができる。一部の学習者は、ただ修煉後の健康状態にこだわるだけで、法に対する認識が長期にわたり停滞して、邪悪に隙に乗じられた。

 ここ数年来、これらの学習者は、「病業再現」の現象が現れて、彼らから真相説明を受けた常人は、彼らの様子を見て大法に対して疑惑が生じるようになった。そして、これらの学習者は、師父にお願いして自分の「病業」を早く取ってくれるように強く求めた。

 これらの学習者は、邪悪に迫害され、人心が強められている中で、師父と大法に不満を示し、家族の勧めに従って病院に駆け込んでしまった。退院した後も、健康の回復に大法の力か、薬物の力か、他の学習者の正念の助けによるか、家族の情によるものか、依然迷っている状態に陥っている。

 これらの学習者は、「病気の苦痛」に耐えがたいとき、邪悪の妨害によって師父と大法のことさえ思い出せなくなっており、たまに思い出しても、ただ師父にお願いして早く苦痛を消してもらいたいだけで、「弟子は正念が強ければ、師父は回天の力がある」ということを完全に忘れている。彼らは、邪悪の攻撃と自分の放下できない人心および正念の不足を認識できず、身体の苦痛を病気と思い、法に対する信念も弱まり、病院から帰った後、自己の修煉状態に対してあまり反省もせず、逆に外に向けてその原因を探してしまう。

 一方、「病業」の現象によく対応できた実例もある。ある学習者は、ある大法の仕事をする前に、かつてなかった邪悪の黒い手の攻撃を受けて、常人のような重病現象が現れた。苦痛の中で、黒い手はこの学習者の大法に対する認識や周りの学習者との繋がりを閉鎖し、しきりに彼の頭の中に病気と病気の治療などのことを送り込んでいた。この学習者は、これは大法の仕事をさせないための邪悪の黒い手による干渉であると認識して、やらせないことこそ重要な仕事だと思った。はじめは、彼は心の中で師父の助けを求めていたが、症状が変わらなかった。この求める心は私心であると認識した彼は、正念を強めるように努力して、ついに「弟子は正念が強ければ、師父は回天の力がある」ということを思い出した。彼は、苦痛の思いを抑えて、正念を発して、そして痛みを我慢して煉功し始めた。こうして、徐々に痛みが軽くなり、さらに煉功した後、師父の講法録音を聞いているうちに「病気」の症状が完全に消えた。この過程は前後4時間だけであった。

 「病業再現」の現象に惑わされて、大法に対して懐疑、動揺している学習者は、純正で漏れがない正念はどんなものかを真剣に考えてほしい。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/27/111184.html