日本明慧


黒龍江省方正県の法輪功学習者・張祥富さんが、長林子労働強制所で迫害され死亡

 【明慧ネット2005年10月25日】黒龍江省方正県の法輪功学習者・張祥富さん(男性、33歳)は、数回にわたって拉致されて迫害され、2002年方正県の「610」(法輪功取締本部)および当地の公安局に不法にも労働教養を言い渡された。ハルビン長林子労働強制所に閉じ込められていた期間中に20数種の拷問を受け、7本の肋骨をへし折られ、頭蓋骨を打たれて一箇所へこみ、手の甲に深いやけどを負った。また看守らは彼を裸にして、ダーツの標的として投げ矢を投げたりしていた。このようにして張祥富さんは苦しめられて息もたえだえになり、2005年10月15日にこの世を去った。

 張祥富さんは、黒龍江省方正県炭鉱会社の職員で、1998年から法輪功を修煉して以来、心身ともに受益した。1999年7.20以降、五回にわたって方正県警察および当地の「610」に拉致された。方正県公安分局の丑永生は1999年10月18日夜、張祥富さんの家に飛び込んで彼を拉致し、不法にも方正県拘置所に一年半閉じ込めた。そこで張祥富さんは数回にわたって断食で迫害に抗議したが、看守らに口をこじ開けられ、太いパイプを胃袋まで押し込まれて食べ物を流し込まれた。そのため、口が大怪我をした。

 2001年、張祥富さんは法輪功の真相を政府へ伝えるために上京したが、7月1日に天安門広場で警官に滅多打ちにされた。警官らは彼を打ち倒して警棒で彼の頭を殴打し、足で彼の頭を踏みつけ、布を彼の口に押し込み、結局、頭が変形してしまった。天安門派出所に送られた後もひどく殴打され、その後燕山公安局に送られたが、そこでも4〜5人の警官に頭をつかまれて壁にぶつけられたりした。このように48時間も苦しみを受けた後、燕山公安局第2看守所に送られたが、そこで手枷で窓に全身を吊るされ、内臓が破裂したかのように苦しんだ。

 2002年6月、張祥富さんは、方正県公安分局の丑永生および天安門派出所の警察に拉致された後、方正県第2看守所に3ヶ月もの間監禁されていた。その後不法にも三年の労働教養を言い渡され、9月12日に万家労働教養所に閉じ込められ、5日後、長林子労働教養所に送られた。専ら法輪功学習者を迫害する第5大隊で、二人の刑事犯が彼を個室に閉じ込め、そこで「蹴る、踏みつける、捻る、折る」などの手段で彼を苦しめていた。結局、肩や足の関節は極度に挫傷した。その後、彼は別の部屋に移され、そこで手を背中に縛られ15センチ×30センチの煉瓦の上に立たされ、ちょっとでも動くとすぐに滅多打ちされた。

 張祥富さんは労働教養所で20数種の拷問を受け、7本の肋骨をへし折られ、頭蓋骨を打たれて一箇所へこみ、手の甲に深いやけどを負った。また、警察は電気棒や警棒などで彼を電撃したり、殴打したりした。顔は電撃されて皮膚が破れたため、血や水が出ていた。さらに警官に耳から血が出るまで蹴られた。

 張祥富さんは長林子労働教養所第5大隊で苦しめられて、数回にわたって危篤状態に陥って病院まで運ばれた。にもかかわらず労働教養所は彼を釈放せず、2005年6月20日の期間満了になってから、はじめて釈放した。家に戻されたときには、もう息もたえだえになり、数ヶ所の病院で治療を受けたがまったく効果はなく、2005年10月15日にこの世を去った。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/10/25/113096.html
(English Translation: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/10/28/66298.html)