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北京延慶の大法弟子・紀書賢さんが迫害され死亡

 文/北京大法弟子

 【明慧ネット2005年10月29日】北京市延慶県の大法弟子・紀書賢さんは2001年、家を離れ転々としていたときに不法に北京団河労働教養所へ連行され、心身ともにひどい迫害を受けた末、精神異常になり、歩行困難に陥った。2005年9月22日にこの世を去った。

 紀書賢さん(男性、66歳)は北京市延慶県の畜牧局を定年退職し、千家店鎮上奶山村に住んでいた。1998年から大法を修煉し、半年の内に関節炎、腰痛、足の痛みなど多くの持病が治り、心身ともに恩恵を受けた。紀さんの左足は筋肉萎縮のため、両足の長さは5センチも違い、歩行困難の上、ひどい痛みを伴っていた。多くの病院に通っても治らなかったが、大法を学んでから完治した。隣人は紀さんの元気な姿を見て、大法の威力を口々に賞賛した。

 1999年7月20日に大法が弾圧され始めてから、紀さんは3度にわたり上京して陳情を行った。そして、2度の不法拘留および罰金を受けた。2001年5月17日、前千家店派出所所長・王友良が率いる公安局、畜牧局、610オフィス、派出所などの18人の役人らは、紀さんを連行しようと彼の自宅に突入したが、未遂に終わった。紀さんはそのため、家を離れざるを得なかった。悪徳の警察官らは紀さんを指名手配にし、大量の顔写真を配布した。紀さんの河北省、広東省、広西省の親族達まで何度も嫌がらせにあった。

 紀さんは2001年12月13日、悪徳な警察官・王友良に不法に逮捕され、38日後、1年6ヶ月の強制労働の刑を言い渡された。北京団河労働教養所での収監中、睡眠を奪われ、長時間に亘る直立不動、スタンガンによる電撃、往復ビンタ、食事の量を減らされる(毎食、饅頭を1つと塩付け菜っ葉を一枚)など、残酷な迫害を受けた。紀さんはそのため、血圧が210にまで上昇し、両足はひどい浮腫により歩行不能になった。さらに強制的に不明の薬物を注射された。

 2003年6月13日、強制労働の刑期が終了して、紀さんが自宅に戻されたとき、すでに精神に異常をきたしており、顔もやつれて歩行困難に陥っていた。それにも拘らず、千家店610オフィスおよび派出所の悪徳な警察官・崔慧喜らは紀さんに対して圧力をかけた。絶え間ない尋問の末、その1ヵ月後には紀さんに脳血栓の症状があらわれ、話すこともできなくなり、右手も動かせなくなった。2005年9月22日、紀さんはこの世を去った。

千家店610オフィス警察官:
趙漢武(悪徳で悪事を働き続け、学習者を恐喝し不法に連行)
千家店派出所の悪徳警察官:
崔慧喜(大法弟子を度々誘惑し騙し、また殴打し悪事を働く)
     現在は延慶県旧県派出所)
焦振桐(延慶県千家店鎮排子嶺の出身。学習者を恐喝し、悪事を働く)


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/10/29/113391.html