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胡錦濤主席のドイツ訪問前日 法輪功学習者がベルリンで請願(写真)

 【明慧ネット2005年11月9日】(記者・呉思静)
驚く人々
半年前にドイツから中国へ帰った姜仁政さん一家を救出するよう呼びかける 姜さんは現在労働教養中、重病のため服役中に一時出所

2005年11月5,6日、胡錦濤国家主席のベルリン訪問前日、ドイツ各地からやってきた法輪功学習者は週末の時間を利用して、ベルリン・ブランデンブルク門の前のパリ広場と市中心に位置するブライトシャイト広場で、法輪功学習者らが中国共産党に迫害されていることを酷刑実演で知らせ、署名を集めた。集めた署名は近日ドイツ政府に提供し、ドイツ政府官員らが胡錦濤氏と会談する際に、法輪功に対する迫害を即時停止、法輪功学習者を迫害した責任者の懲罰、半年前にドイツから中国に帰り現在も労働教養を強いられている姜仁政さん一家のドイツ帰還を要求するよう呼びかける予定だ。
穏やかな煉功は反酷刑実演と際立った対照をなす
大衆の憤怒を起こす「悪警官」役−ミュンヘンのエンジニア・ダニエルさん
人日とに法輪功が受けている迫害の真相を伝える

 西洋の観光客は反酷刑実演により示された現在の中国の現象について想像がつかなかった。署名テーブル前で署名にやってきた人々の質問などに応対しているサビーヌ(Sabine)さんはこう言った。「人々がよく言う一言は『世界で今このような事がまだ発生しているとは想像できない!』です」。またサビーヌ(Sabine)さんの注意を起こしたもう一つの現象は、年寄りに比べてあまり人権問題に関心がなかった若者達も署名し始めていることだった。
ベルリン・ブランデンブルク門の前で法輪功に対する迫害に反対して署名する人々

 ドイツ人の法輪功に対する理解はドイツ一般民衆の日増しに浸透する反迫害の支持だけでなく、政治家も法輪功学習者に対して益々多く対応するようになった。ドイツ大選挙後、最大の与党のキリスト民主同盟・国会代表団人権委任会会長、国会議員グレー氏は法輪功学習者への返信で次のように書いた。「私達は中国国家主席が間もなくドイツを訪問する際に、中華人民共和国の厄介な人権問題を提出する。私達は中国の死刑判決と執行が世界の首位に位置すること、中国政府の登録していないカトリック教に対する鎮圧、チベットの情勢および法輪功学修者に対する長期懲役と労働教養所での拘禁について不安を感じる」。彼はまたキリスト民主同盟は「引き続き基本的自由と権利が最終的に中国で承認され、保障されるために力を尽くす」と承諾した。ドイツの最大野党の自由民主党も返信の中で、「中国を促して、中国国家主席がドイツを訪問する期間に、即改善すべき(人権)現状について公に批判する」と示した。
世界で今このような事がまだ発生しているのか?!
車椅子からの支持

 ドイツ政府が胡錦濤氏に対して公に人権問題を提出するか、それとも以前と同じく、閉鎖された会議の中で話すかは、胡錦濤氏のドイツ訪問開始後に明らかになる。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/9/114190.html