日本明慧


小弟子の体験—ある試練

 【明慧ネット2005年11月3日】私は小さな弟子で、今年12歳、中学生です。いま家にいられなくて故郷を離れています。1999年、私とママは法を護るために北京に行きました。その後、地元の邪悪はママを探して捕まえようとしたため、私は半年近く学校に行けなくて、流浪の生活を始めました。ママと一緒に法を勉強して煉功しました。当時私は小学校一年生でした。

 その後、師父の安排で、私はまた学校に通うことができました。法を勉強して煉功する時間が少なくなり、だんだん怠けてきました。

 2005年前半、故郷から数名の同修が来て、ママは彼女たちを家に迎えて弟子達と一緒に交流し、私も嬉しかったです。

 翌日の午後、学校が終わって家に帰ったら誰もいなくて、ママの携帯も置きざりになっていました。夜11時ぐらいになっても、ママと他の修煉者はまだ帰って来ませんでした。このときある同修から電話がかかってきて、ママと他の同修たちは家に着いたかと聞かれました。何かあったのかと聞いたら、彼女がママと他の同修たちを自分のうちに誘い、悪人の告発で、警察は彼らみんなを派出所に連れて行き、ママが先に釈放されたそうです。

 このことを聞いて、突然なことで涙が出ました。電話を置いたら、冷静になって「師父は隣で私を見守っているから、心配する必要はない」と考えました。師父の法像の前に来て、合掌してお礼をして、そして足を組んで正念を発しました。終わったとたん、電話が鳴りました。ママが派出所から電話をかけてきたのです。ママの声を聞いたら、私はまた涙が出てきました。しかし私が困難に乗り越える心態でそれに対面すると、涙が止みました。電話を置いてから、私はそれほど心配しませんでした、師父がいるからです!

 その夜、ママが私をおばさんのうちに泊まらせるようにしたので行きました。翌日、普通どおりで、悲しみや心配はありませんでした。私は自分がママを心配していると思いましたが、心配しなかったのです! 私とママはきっとこの難を乗り越えると信じています。ママは無事に帰るはずです。午後学校が終わって、ママが迎えに来ました!私は本当に嬉しかったです。

 後になって振り返ってみると、これはきっと私に対する試練で、私が大法を信じているかをテストし、私の人間の「情」の心を取り除くためのものだと思いました。師父はこうおっしゃいました。「実は、皆さんは常人の中にある名、利、情が傷つき苦悩を感じるとき、すでに常人の執着心が放下できていないのである。」(『法輪佛法(精進要旨)』・『真修』)「執着を放棄すれば舟は軽くなり快く進む、人の心が重ければ海洋を渡ることは難しい」(法輪佛法(精進要旨)(二)・『心自明』)

 私はさらに法を信じてきました。よくママと一緒に真相資料を配りに出かけています。これからがんばって師父が要求された三つのことを一生懸命にやって、精進して確実に修煉し、必ず円満して本当のうちに帰りましょう。

 (第2回大陸大法弟子の書面による修煉体験交流大会の交流稿)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/3/113646.html